一般質問 2019年(平成31年)3月定例会議 3月12日
2026/04/19
相模原市 平成31年 3月定例会議 03月12日-05号 ※相模原市議会議事録
順位 5 質問者 31番 阿部善博(自民党相模原) (一問一答)
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通告内容
1 相模大野駅周辺のまちづくりについて
(1) 伊勢丹相模原店閉店後のまちづくりについて
ア 現状と今後について
イ 市の考えについて
ウ 市民との関わりについて
(2) 相模原南警察署移転について
ア 現状と今後について
イ 市の役割について
ウ 警察との連携について
2 まちづくりの担い手不足の状況と地域に根差した産業支援について
(1) 自治会・民生委員児童委員・消防団等のまちづくりの担い手不足の現状と今後について
(2) 地域に根差した産業の現状と市の支援について
3 スポーツのまちづくりについて
(1) 市民を中心としたスポーツへの取り組みについて
(2) 産業としてのスポーツ振興について
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○米山定克副議長 31番阿部善博議員。
〔31番議員登壇 拍手〕
◆31番(阿部善博議員) 自由民主党相模原市議団の一員として、通告に従い、一問一答方式にて一般質問を行います。御清聴、よろしくお願いいたします。
初めに、相模大野駅周辺のまちづくりについてです。
伊勢丹相模原店閉店後のまちづくりについては、本市南部地域だけでなく、市全体にわたる多くの市民から心配の声を聞いております。閉店後は何になるのか、取り壊しや改修工事は行われるのか、グリーンホールやデッキなど使えなくなってしまうのではないかなど、周辺施設への影響とあわせ、今後の相模大野のまちがどうなってしまうのか、現状と今後について見解をお伺いします。
次に、伊勢丹は民間企業とはいえ、本市にとりましてその影響は大きく、市長の強いリーダーシップに市民は期待しています。社会構造が大きく変化している現在、市民が安心できるような方向性をしっかりと示すべきときが来ております。市は、今後の相模原発展のために大きく資するような誘致ができるよう、市の意向や姿勢を広く示し、伊勢丹にも土地や建物の売却に当たっては、本市市民が納得し、喜ばれるような進展が見られるよう、より積極的な働きかけが必要と考えます。お考えを伺います。
また、この問題につきましては、大変市民の関心も高く、いても立ってもいられない市民から、市とともに考えたい、行動したいという多くの声が寄せられています。市のリードにより、市民とともにまちづくりを行っていくことは市の責務でもあると考えます。見解をお伺いいたします。
次に、相模原南警察署移転についてです。県議会の質問において、知事より、相模原南警察署を県高相合同庁舎に移設の方向性であるとの答弁がありました。多くの市民から、利便性が高まり、生活の安全、安心につながると歓迎の声が上がっています。具体的な内容やスケジュールについて、現状と今後、移転の利点や課題、まちづくりへの影響等もあわせ、お伺いいたします。
また、相模原南警察署は県の施設ではありますが、まちづくりの中において、その位置づけや役割は大きく、市としても大いにかかわっていくところと考えます。移転に当たり本市が果たすべき役割について、どのように考えているのかお伺いいたします。
次に、警察との連携についてです。振り込め詐欺対策、安全な自転車運転や盗難対策、渋滞対策、子供たちも毎日の通学等で使っている横断歩道や信号機の設置、運用などなど、警察と市民の生活は非常に密着しております。市は、警察と風通しのよい関係を築き、市民生活の安全を守っていかなければなりません。市と警察との連携の状況についてお伺いいたします。
また、とりわけ通学路の問題につきましては、見守り隊などの地域の方々、PTA、学校、教育委員会、市、警察署、県警本部、県と関係する組織が非常に多く、話が途中で滞ったり、迅速で的確な問題解決ができないのではないかと危惧する声もあります。通学路の安全対策における市と警察との連携状況について、あわせてお伺いいたします。
○米山定克副議長 市長。
〔市長登壇〕
◎加山俊夫市長 阿部議員の御質問にお答え申し上げたいと思います。
初めに、伊勢丹相模原店閉店後の相模大野のまちづくりについてでございます。閉店後の対応につきましては、三越伊勢丹ホールディングスにおきまして、現在、検討中と伺っております。本市といたしましては、これまでのまちづくりの考え方を承継していただくとともに、相模女子大学グリーンホールを初めとしました周辺施設などへの影響に十分配慮し、今後の対応について検討していただくよう要望しているところでございます。今後も、引き続き商業、文化の核として、まちの広がりと回遊性が確保される三核構造のまちづくりに取り組んでまいりたいと考えております。
次に、伊勢丹に対する働きかけ等についてでございますが、伊勢丹相模原店は、相模大野のまちづくりにおける商業の核として地域経済を牽引する一方で、店舗の通路や敷地の一部は隣接する文化施設等の利用者や地域住民の方など、多くの皆様に長年、利用されてきましたことから、地域に根差した百貨店として親しまれてまいりました。こうしたことから、閉店後のまちづくりにおきましては、地域の皆様のさまざまな御意見や御要望をお伺いし、三越伊勢丹ホールディングスに要望していくとともに、本市といたしましても、引き続き魅力あるまちの形成を進めてまいりたいと考えております。
次に、市民の皆様とのかかわりについてでございます。本市では、個性と魅力ある商業地の計画的な整備を図るため、商業者を初めとする地域団体と行政が手を携え、まちづくりを推進しております。このため、閉店後のまちづくりにおきましても、地域の皆様や地元商業者と駅周辺のにぎわい創出に取り組むとともに、まちづくり会議等で地域の皆様と一体となって検討してまいりたいと考えております。
次に、相模原南警察署の移転についてでございます。
神奈川県では、本年2月の県議会におきまして、高相合同庁舎の敷地に相模原南警察署を移転し、同一敷地内に集約して再整備する方向で、現在、施設配置など移転に向けた諸課題について関係機関と協議を重ねておりまして、協議が整い次第、着手する旨の見解が示されたところと承知しております。相模原南警察署が移転することで、南区役所や南消防署など市の機関と近接することによりまして、これまで以上に密接な連携が図られ、安全、安心なまちづくりの推進や、市民サービスの一層の向上が図られるものと考えております。
次に、市の役割についてでございますが、相模原南警察署の移転につきましては、地域からの要望を踏まえまして、南区における効果的な交通、防犯対策の推進を図るため、平成22年度から継続的に神奈川県に対しまして要望を行ってきたところでございまして、現在、県により、高相合同庁舎敷地への移転、建てかえに向け、具体的な検討が進められております。地域の交通安全や防犯のみならず、災害時などに警察の果たす役割は大きく、その連携は重要でありますことから、市といたしましては、早期に移転整備が完了できるよう引き続き協力してまいりたいと考えております。
次に、警察との連携についてでございますが、市では、横断歩道などの路面標示の設置などにつきまして協議いたします路面標示等連絡調整会議を設置いたしまして、警察署との定期的な意見交換などを行っているほか、警察や地域、関係団体などで組織される相模原市安全・安心まちづくり推進協議会におきまして、交通安全や防犯などに関しまして情報交換を行っているところでございます。また、地域に身近な区役所におきまして、適切な役割分担のもと、横断歩道や信号機の設置要望などを広く受け付け、警察につなげるとともに、警察からの依頼に基づきまして、安全・安心メールや、ひばり放送によります振り込め詐欺や、不審者情報の提供や、交通安全、防犯キャンペーンなど連携して取り組んでいるところでございます。引き続き、警察や地域関係団体などと連携し、地域の交通安全や防犯に取り組んでまいりたいと考えております。
教育委員会に対します御質問は、教育委員会からお答え申し上げます。
私からは以上でございます。
○米山定克副議長 教育長。
◎野村謙一教育長 教育委員会からお答えいたします。
警察との連携による通学路の安全対策についてでございます。本市では、通学路交通安全プログラムに基づき、PTAや地域の皆様の御協力のもと、通学路を点検し、警察を初めとした関係機関とともに、信号機や横断歩道の設置等の交通安全対策を推進しております。また、市内各警察署、及び小中学校等の関係機関で構成する学校警察連絡協議会を通じて、緊急時の連絡体制を整え、不審者等の情報を共有するなど、防犯対策に取り組んでいるところでございます。引き続き、警察と緊密な連携を図り、子供たちの安全確保に努めてまいりたいと考えております。
以上、お答えいたしました。
○米山定克副議長 阿部議員。
◆31番(阿部善博議員) 再質問を行います。
bonoから伊勢丹へとつなぐデッキの建設、既に伊勢丹前の歩道の拡幅は終了している状態であります。建設が中止になるのではないかと危ぶむ声も聞かれているところでありますが、今後の予定をお伺いします。
○米山定克副議長 道路部長。
◎佐久間和彦道路部長 相模大野駅北口デッキの延伸工事につきましては、伊勢丹との公共歩廊などの協議の状況を踏まえながら、課題の整理と必要な検討を行いまして、事業の進捗を図ってまいりたいと考えております。
以上でございます。
○米山定克副議長 阿部議員。
◆31番(阿部善博議員) 建設中止になると、広がった歩道など本当に大変なことだと思います。こうした事業をしっかりと進められるような状態になるように、市の取り組みを求めたいと思います。
また、9月30日の閉店、結構迫ってきていると思います。すぐ先に見えてきました。売却先決定の見通しがどうなっているのか、現状についてお伺いいたします。
○米山定克副議長 経済部長。
◎岩本晃経済部長 閉店後の店舗の取り扱いにつきましては、三越伊勢丹ホールディングスからは、現在、検討中であると伺っております。
以上でございます。
○米山定克副議長 阿部議員。
◆31番(阿部善博議員) 検討しているとは思いますけれども、閉店後の売却先がなかなか決まらない場合、9月30日を迎えてしまったとか、その場合、市としてはどういうような対応をしていくのか。ずっと傍観していくのか、いろいろあると思いますが、現在の見解をお伺いいたします。
○米山定克副議長 経済部長。
◎岩本晃経済部長 三越伊勢丹ホールディングスにおきましては、閉店後の店舗の取り扱い、先ほどのスケジュールにつきましても、今、検討中ということで伺っているところでございます。仮に、売却の場合、売却の決定ですとか、売却先の選定など、こういったものにつきましては、民間企業では一般的に取締役会等での決定後であるとか、売却の契約締結後に情報提供するということで承知しているところでございますが、市といたしましては、それよりできる限り早い段階で情報をもらえるように要望しているところでございまして、閉店後の店舗の利活用の決定時期、これが市民の皆様の生活に大きな影響を与えないよう、必要な要望をしているところでございます。
以上でございます。
○米山定克副議長 阿部議員。
◆31番(阿部善博議員) 1問目でも触れたんですけれども、閉店後、どういうようになってほしい、そうした希望も含め、今、すぐにも伊勢丹に自分たちの気持ちを伝えたい、聞いてもらいたい、そんな市民の方も結構たくさんおられるわけです。市としては、そうした声、耳に入っているところと思いますが、どう対応するのか、お考えをお伺いします。
○米山定克副議長 経済部長。
◎岩本晃経済部長 閉店発表以降に、市民の皆様からは、市民の声システムですとか、まちづくり懇談会の場、こういったものを通じまして、閉店後の店舗や、まちづくりに関するさまざまな御意見や御要望をいただいているところでございます。市といたしましても、御意見を強く受けとめまして、引き続き三越伊勢丹ホールディングスに対しまして要望してまいりたいと考えております。
以上でございます。
○米山定克副議長 阿部議員。
◆31番(阿部善博議員) 市のほうで市民の声をしっかりと受けとめて、伝えてもらうことを求めておきます。
また、伊勢丹は民間企業であります。営業活動、営利活動を行う民間の企業に対して、市は公なわけですけれども、地域住民は顧客という立場で、一民間企業に対してどのようにかかわっていくかという課題もあると思います。きちんと整理しておく必要があると思いますが、現在の市の見解についてお伺いいたします。
○米山定克副議長 経済部長。
◎岩本晃経済部長 同様の回答にはなってしまいますが、伊勢丹相模原店の土地や建物は伊勢丹の所有物件でありますので、本市といたしましては、これからも要望は続けていくわけでございますが、これまで進めてきたまちづくりの考え方や、まちづくり会議等の場で伺っております皆様の意見、こういったものは市全体の意見としてまとめて、三越伊勢丹ホールディングスに対しまして必要な要望を今後も行っていきたいと考えております。
以上でございます。
○米山定克副議長 阿部議員。
◆31番(阿部善博議員) 民間の企業ということで、なかなか踏み込めない部分とか、いろいろと難しさもあるし、制約もあると思いますけれども、当然、民間の企業であっても社会的な責務は大きいわけですから、しっかりと本市としても対応していっていただきたいというように述べておきます。
具体的な話に戻ります。閉店後に、ショッピングモールのような個店の集まりですとか、アミューズメント施設が入るような場合が仮にあったとして、それだけで現在のように全ての階が埋まることはないのではないかというような市民の声もあります。市がワンフロアを借り上げて、コミュニティ施設にするとか、区役所ですとか、本庁の一部機能を移転させて市民の利便性を図りつつ、まちのにぎわいをつくっていくような意見も出ているわけですけれども、そうした声に対して、市の見解はどのようなものなのかお伺いいたします。
○米山定克副議長 経済部長。
◎岩本晃経済部長 閉店後のフロア借り上げによる公共施設の一部機能の移転等につきましては、具体的な計画はございませんが、閉店後の店舗等の取り扱いにつきましては、これまでどおり駅前周辺における商業や市民の生活環境への影響、こういったものに十分配慮して、今後の対応について検討していただくように、三越伊勢丹ホールディングスに対して要望してまいりたいと考えております。
以上でございます。
○米山定克副議長 阿部議員。
◆31番(阿部善博議員) 市民から、この9月30日で取り壊しが始まってしまうのではないか、売却先が決まらないまま通路機能だけ残して、グリーンホールに行けるだけのゴーストタウンになってしまうのではないか、商業、産業の核となる機能ではなくて、ただのマンションになってしまうのではないか、そうした危惧の声がずっと聞かれています。うわさ話ですとか、根拠のない話も含めて、不確かな情報からは不安が生まれるばかりで、よいことはないというように考えております。市が正確な情報をしっかりと公開していくことが一番大切と思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
また、まちづくりは10年単位で計画し、皆でしっかりとこれまでも取り組んできましたし、今後もそのように取り組まれるものと考えております。この間にも、まちは生きていて、発展していくわけですから、伊勢丹相模原店の閉店後すぐに取り壊すようなことがないように、ないとは思いますけれども、現在の建物を使用して、魅力的な商業やアミューズメントですとか、エンターテインメントですとか、まちのにぎわいを生み出すような施設が入って、まち、市民に希望が生まれるような積極的な対応を市にも求めて、この項目については終わりたいと思います。
次に、南警察署の移転に関してですが、答弁の中で、協議が整い次第、着手するというようにありました。スケジュールについて、市のほうでももう把握していてもいいのではないかというように思うところでありますが、現状、どのように把握しているのかお伺いいたします。
○米山定克副議長 市民局次長。
◎樋口一美市民局次長 相模原南警察署の移転、建てかえに係るスケジュールにつきましては、現時点では示されておりませんが、現在、県において関係機関との協議が行われており、こうした協議の状況などを踏まえ、具体的なスケジュールが検討されていくものと承知しております。今後とも、県との連絡を密にして情報の収集に努めてまいりたいと考えております。
以上でございます。
○米山定克副議長 阿部議員。
◆31番(阿部善博議員) 市民の方も一番そのあたりが気になっているところですので、正確な情報をいち早く、ぜひとも市民の皆さんにも公開できるようにしていただきたいと思います。
また、一方で、現在の古淵の南警察署周辺のほうが、移転により治安が悪くなるようなことはないのかと心配している声も届いていると思います。市の見解についてお伺いいたします。
○米山定克副議長 南区長。
◎佐藤暁南区長 相模原南警察署につきましては、区内の警察機能の拠点であるだけではなく、周辺地域の犯罪の抑止においても重要な役割を果たしているものと認識しておるところでございます。区といたしましても、移転に当たりまして周辺地域の治安が悪化することがないよう、パトロールなどの体制ですとか、それから交番の設置について警察に要望してまいるとともに、相模原南防犯協会や、相模原南交通安全協会などの南区安全・安心まちづくり推進協議会の構成団体ともしっかりと連携し、一層の防犯対策に努めてまいりたいというように考えております。
以上でございます。
○米山定克副議長 阿部議員。
◆31番(阿部善博議員) しっかりした対応をよろしくお願いいたします。
また、本市緑区役所は北警察署と隣接しているわけですけれども、先行事例としてよい点、課題等も把握していることと思います。状況についてお伺いいたします。
○米山定克副議長 市民局次長。
◎樋口一美市民局次長 市民サービスの面での利点といたしましては、自動車運転免許証の記載事項の変更など警察での手続を行う際に必要となる住民票等の交付が、近接する区役所で受けられるということなどもございます。また、日ごろから警察署職員との顔の見える関係が構築できるため、市民からの交通要望等についても速やかに情報共有できることなどが利点であり、こうしたことが緊急時などにおいても円滑な連携につながるものと考えてございます。
以上でございます。
○米山定克副議長 阿部議員。
◆31番(阿部善博議員) わかりました。近接して、まちづくりの機能が高まるという部分もあると思うんですけれども、南区の場合、本市合同庁舎、また、南消防署などは、新しくできる警察とは反対に老朽化が進んでいる状況で、非常に手狭な状態ですとか、窓口の混雑などが続いている状況というように把握しております。イベント時なども、高相合同庁舎の駐車場を借りるようなこともあるというように見ておりますけれども、駐車場の確保なども含めて課題ではないかというように考えております。現状についての見解をお伺いいたします。
○米山定克副議長 南区長。
◎佐藤暁南区長 南区の合同庁舎の老朽化等についてでございますけれども、南区合同庁舎は、建設後35年が経過いたしまして、施設設備の老朽化や、多様化する市民の方のニーズ等へ対応するために、大規模改修に向けて検討を進めてまいりました。今後につきましては、区役所機能のさらなる充実強化の検討状況や、それから、現在、駐車場のお話もございましたが、117台駐車が可能なスペースがございますけれども、そちらの施設の老朽化等の状況、また、公共施設マネジメント推進プランなどを踏まえながら、検討してまいりたいというように考えております。
以上でございます。
○米山定克副議長 消防局長。
◎青木浩消防局長 次に、南消防署の老朽化等についてでございます。南消防署は、建設後32年経過しておりまして、これまでにも各種設備の修繕などを行っておりますが、特に大規模な施設改修等は行っていなく、現在のところ円滑に業務を進めているところでございます。また、来庁者の駐車場につきましては、現在、9台のスペースを確保しておりまして、イベント時などでは一時的に高相合同庁舎の駐車場をお借りする場合もございますが、引き続き駐車場の確保も含め、公共施設マネジメント推進プランを踏まえた中で検討してまいりたいと考えております。
以上でございます。
○米山定克副議長 阿部議員。
◆31番(阿部善博議員) 南区役所も、南署も、しっかりとした対応を考える時期だと思いますし、そのような答弁でしたので、しっかりやってもらいたいと思いますが、特に南区役所は雨漏りなどもあったと思います。もともと区役所として建てられたものではないので、いろいろと創意工夫はされておりますけれども、限界があるのかなというように感じております。ほかの区役所の状況等も参考にして、これを機に、しっかりとした対応を検討していただきたいというように申し述べておきます。
また、南警察署移転工事に当たりましては、現在、県が高相合同庁舎で担っている県の機能、その代替場所等が必要になるものと考えます。県だけでできるものなのか、それとも市のほうにも、協力要請が来るのか。これからなのかもしれませんけれども、本市としても、建てかえ期間中や、その前後で市に求められる役割について準備しておくべきと考えますが、どのような協力を行う予定なのかお伺いいたします。
○米山定克副議長 市民局次長。
◎樋口一美市民局次長 相模原南警察署の移転、建てかえに当たり必要となる仮設事務所などにつきましては、県におきまして施設配置計画等に合わせて検討が進められると承知しております。今後、県との協議や調整が進められていく中で、市として協力できる内容、役割が具体的に見えてくるものと考えておりますので、関係部署とも連携を図りながら、協力してまいりたいと考えております。
以上でございます。
○米山定克副議長 阿部議員。
◆31番(阿部善博議員) 地域と警察の連携に関してですが、通学路の問題では、南大野小学校の通学路で上鶴間消防分署前交差点、毎朝500名を超える児童が交差点を渡っています。車の交通も多いため、信号機の切りかわる時間が早く、渡り切れない子供たちが道路にあふれかえっています。大変危険な状況で、傘を差した雨の日などは、さらに傘が押し合って大変なんですけれども、子供たちが渡り切るまでの数分間、信号機の青の時間を少しでも長くしてほしいという要望を出しているわけですけれども、現在、どのような状況になっているのか、警察にどのように届いているのか、状況をお伺いいたします。
○米山定克副議長 教育環境部長。
◎渡邉志寿代教育環境部長 上鶴間消防分署前交差点におきます歩行者用青信号の延長につきましては、通学路交通安全プログラムに基づきまして、南大野小学校からの改善要望を受け、教育委員会から相模原南警察署に改善に向けた検討を依頼いたしました。相模原南警察署に対応状況を確認いたしましたところ、県警察本部において現地調査を行った上で、来月4月中を目途に、歩行者用信号の延長を行う予定とのことでございました。新入学児童の通学が始まりますので、できるだけ早期に対応を図っていただきたいと、改めて依頼したところでございます。
以上でございます。
○米山定克副議長 阿部議員。
◆31番(阿部善博議員) 改善がなされるということで、その点についてはよかったというように評価いたしますけれども、やはり子供たち、1年間、2年間たってしまうと、本当に何かあったら大変なことですので、こうした状況を少しでも風通しよくできるようにしていただきたいと申し述べさせていただきます。
また、市民と警察の連携では、JR町田駅南口たんぼ地区の違法風俗街の撲滅の取り組みでは、市民と警察が非常に風通しよく協力して取り組んでまいりました。こうした取り組みをぜひとも広げていただきまして、なかなかなくならない振り込め詐欺ですとか、さまざまな課題に対してともに取り組んで、市と警察、市民との連携、しっかり深めていただきたい、そのように申し述べさせていただきまして、この項目については終わりたいと思います。
次に、まちづくりの担い手不足の状況と地域に根差した産業支援について伺います。
自治会、民生委員・児童委員、消防団等のまちづくりの担い手が不足し、そのことがかえって現役メンバーの負担増につながっております。活動される皆さんは、自分たちの活動に誇りを持って、しっかりと務めたいというように考えています。メンバー確保の心配が、本来の活動の妨げとなってはいけないと思います。それぞれの団体が、その役割に専念でき、市を挙げて活動を応援できるような、市が果たすべき役割というものは非常に大きいものと考えます。まちづくりの担い手不足の現状と今後について、考えとあわせてお伺いいたします。
また、地域に根差した産業の現状と市の支援について、まちづくりの担い手不足の一因に、地域に根差した農家や商売をされている方などの減少があるものと考えられます。八百屋さんや酒屋さんなど、何々屋さんと言われてきたお店が地域からどんどんなくなってきています。非常に残念だと思います。市の考え、姿勢、どのような支援をこれまで行ってきて、これから行っていくのか、お考えをお伺いいたします。
○米山定克副議長 市長。
◎加山俊夫市長 初めに、まちづくりの担い手不足の現状等についてでございます。自治会を初めとしました地域活動団体の担い手不足につきましては、地域コミュニティーの希薄化や高齢化の進行、生活スタイルや雇用形態の変化などが要因であると考えているところでございまして、こうしたことは地域の安全、安心なまちづくりを進める上での大きな課題であると認識しております。地域活動団体は、自主、自立的な組織としまして、それぞれの目的に応じた地域の活性化や、課題の解決に向けた活動の中心的な役割を担っておりますことから、市といたしましては、引き続きまして団体が行う担い手確保の取り組みを支援するとともに、活動における人材の育成など、さまざまな取り組みを進めてまいりたいと考えております。
次に、地域に根差しました産業の現状と市の支援についてでございます。商店街は、市民の身近な買い物の場としてだけではなく、地域コミュニティーの形成に大きく寄与できるものと考えております。本市といたしましては、商店街が維持できるよう、にぎわいづくりや環境整備に要する経費の助成などに取り組んでいるところでございます。今後も、商店街の皆様の御意見をお伺いしながら、支援してまいりたいと考えております。
以上でございます。
○米山定克副議長 阿部議員。
◆31番(阿部善博議員) 担い手確保の取り組みを支援するということは必要なことと考えますが、なぜ担い手確保を支援しなければならない状況になってしまったのか、その原因や理由について考えることも大事だと思います。御見解をお伺いいたします。
○米山定克副議長 市民局次長。
◎樋口一美市民局次長 担い手不足の原因や理由についてでございますけれども、大きくは、社会情勢の変化により、地域における課題が多様化、複雑化しております。また、共働き世帯や、60歳を超えて働く人が増加している、こういった状況がございます。そうした中で、活動することへの負担感や、なり手不足、活動への参加者の減少につながっているものと考えております。より多くの皆様に、そうした団体等にも御加入いただき、活動に参加していただくためには、こうした公益的な活動の意義や必要性を含めて、それぞれの活動をわかりやすくお伝えし、御理解いただくことが大変重要であると考えておりまして、引き続き担い手確保の取り組みを支援してまいりたいと考えております。
以上でございます。
○米山定克副議長 阿部議員。
◆31番(阿部善博議員) 他の団体もそうなんですけれども、とりわけ民生委員・児童委員は、ことし、改選を迎える時期になっております。なかなかなり手がいないという声も聞いておりますが、本市の状況と支援の内容についてお伺いいたします。
○米山定克副議長 福祉部長。
◎小林和明福祉部長 民生委員・児童委員の関係でございますが、現在、20名の欠員が出ているところでございます。新しく、ことしの改選に向けまして、民生委員・児童委員を含めまして、いろいろ負担の軽減ですとか、そういうような話し合いを進めているところでございます。
以上でございます。
○米山定克副議長 阿部議員。
◆31番(阿部善博議員) ぜひとも、皆さん熱心に、意義を感じてやられていますので、現場の声によく耳を傾けて、市としてあるべき姿を、民生委員だけではなくて、各種団体とつくっていってもらいたいと思います。
そして、地域の産業、個店などの話なんですけれども、まちにふえてきた激安のサービス等があります。大変利便性があると思いますけれども、一方で価格だけではない話というのもあると思います。床屋ですとか、整体師ですとか、学校に通ったりとか、大学に行ったりとか、さまざまなわざを身につけてきたり、また、クリーニング屋もそうですし、豆腐屋、大工、農家の皆さん、寺子屋のような塾だとか、さまざまな地域で働く方々が、長年、地域で働くからこそわかる技術ですとか、さまざまな役割を果たしてきていると思います。事業継承するときにお店を畳んでしまう例と、機器を更新しなければいけないときにお店を畳んでしまうという例が多いように感じます。こうしたときだけでも何か支援ができないかと思うわけですけれども、市の見解をお伺いいたします。
○米山定克副議長 経済部長。
◎岩本晃経済部長 まちづくりの担い手といたしましても、商店街というものは欠かせない存在として認識しておりまして、商店街の団体が取り組むさまざまな事業に対して支援しているところでございます。こうしたことから、地域に根差した各個店、店舗の存続が各商店街の活性化につながると考えまして、商店街を通じた支援によりまして、個店の事業継続や店舗の魅力が全体に伝わるような方策につきまして、さらに検討してまいりたいと考えております。
以上でございます。
○米山定克副議長 阿部議員。
◆31番(阿部善博議員) 頑張っている小さな一つ一つのお店の魅力や大切さにも目を向けていただいて、そのことを広く市民と共有できたら、相模原の魅力がさらに増していくというように思います。ふるさと納税ですとか、プレミアム付商品券での支援も有効ではないかというように思います。自分の代で、この商売、この仕事はおしまいという声、よく聞きます。次の世代が引き継いでいけるような相模原にしなければいけないというように、私は考えております。そのことを申しまして、次の質問に入らせていただきたいと思います。
スポーツのまちづくりについてお伺いいたします。
市民を中心としたスポーツへの取り組みについてです。一流の選手の競技を身近に見る機会があり、競技場や体育館やプール、学校施設など気軽に参加し、スポーツを楽しめる本市は、大変恵まれているというように思います。しかし、一方で、市民からこういうスポーツがしたいとか、見たい、参加したいという声に応えてという取り組みは、案外少ないように感じています。見るほうも、参加するほうも含め、本市市民のスポーツへの参加状況と、本市の取り組み状況についてお伺いいたします。
次に、産業としてのスポーツ振興について。昨年11月に開催されました、スポーツ・イノベーション・サミットというものに参加してまいりました。ヨーロッパのサッカーチームや、アメリカのベースボールチームの経営、運営を行っている方々の話から、現在のスポーツは最先端のビジネスであり、IT産業だという言葉がありました。野球場に多数のテレビカメラを設置し、映画のマトリックスのように魅力的な映像をペイパービューで放送し、また、チームには人間の目ではつかめない選手の特徴をデータとして提供されています。サッカーの試合では、全ての選手の動きがデータ化され、自分たちのチームと相手チームの状況を分析するだけでなく、シミュレーションなどで戦略立案に役立てています。これは、スポーツチームがこうしているというお話ではなくて、施設管理者が大きくかかわっているという取り組みでありました。市としても、大きく意識を変える必要があると考えます。スポーツ施設の電子化、情報化が各スポーツチームを強化し、強くなったチームが数多くのファンを生み出しています。スポーツチームの育成は、本市産業の育成につながります。市の見解をお伺いいたします。
○米山定克副議長 市長。
◎加山俊夫市長 お答え申し上げたいと思いますが、初めは教育委員会の関係でございますので、後ほど教育委員会から答弁させていただきます。
スポーツを活用した産業振興でございますが、本市では、強固な産業基盤を形成するため、医療、健康、環境など、さまざまな分野と連携しまして、産業振興を図っているところでございます。また、近年は、スポーツが成長産業分野の一つとしまして、基幹産業へ発展することが期待されておりまして、国では、国内のスポーツ市場規模を2025年度までに約15兆円に拡大する方向性を示しております。本市といたしましても、スポーツを通じまして、新たなビジネスの創出、他の産業との融合を図りまして、各成長産業分野の振興を促進してまいりたいと考えているところでございます。
以上、お答え申し上げました。
○米山定克副議長 教育長。
◎野村謙一教育長 教育委員会からお答えいたします。
市民のスポーツへの参加と本市の取り組み状況についてでございます。本市では、市体育協会などと連携しながら、各種スポーツ大会やスポーツイベントを実施しており、このうち市民選手権大会には約2万5,000人の参加がございました。また、各地域等におきましても、公民館やスポーツ推進委員を中心に、スポーツ教室や大会等が開催されるなど、気軽にスポーツを楽しむ機会が設けられているところでございます。加えて、身近な地域で、種目や年齢など多様なニーズに応じて活動している総合型地域スポーツクラブへの支援等に努めているほか、スポーツ観戦の機会といたしまして、本市ホームタウンチームのホームゲームについて、各チームと連携しながらPRを行っており、昨シーズンは約7万3,000人が観戦されました。なお、先日、市内におきまして、国際大会であるFINAダイビングワールドシリーズが開催されたところでございますが、こうしたトップレベルの大会の誘致につきましても、引き続き積極的に取り組んでまいりたいと考えております。
以上、お答えいたしました。
○米山定克副議長 阿部議員。
◆31番(阿部善博議員) トップレベルの大会を誘致するということで、非常によいことだと思います。しかし、こうしたすばらしい大会を全く知らない市民の方もたくさんいると思います。ボランティアですとか、大会運営に参加するということが文化として本市にあるといいのではないか、そういうように考えるところでございます。東京オリンピックまで、きょうから500日と先ほど放送していました。ボランティア参加の話も話題になりました。ボランティア参加ですとか、チャリティー活動ととても相性がいい、そうしたスポーツ文化を培っていくために、本市としてやれること、たくさんあると思います。見解をお伺いしたいと思います。
○米山定克副議長 生涯学習部長。
◎長谷川伸生涯学習部長 スポーツ大会やイベントを円滑に運営するためには、ボランティアの協力は欠かせないものであると考えております。本年7月、東京オリンピック競技大会のテストイベントとしまして、自転車ロードレース競技が開催されるに当たりまして、本市では市内コースの沿道において大会運営のサポートを行うコースサポーターの募集を行っているところでもございます。こうしたことを契機にしまして、ボランティア活動等への参加などにより、今後、さらに市民がスポーツを支えるという文化を培っていくことが重要であると考えますので、その観点から取り組みに努めてまいりたいと考えております。
以上です。
○米山定克副議長 阿部議員。
◆31番(阿部善博議員) スポーツ支援や選手育成では、本市の特性に合ったものが必要と思います。お考えを伺います。
○米山定克副議長 生涯学習部長。
◎長谷川伸生涯学習部長 本市では、小山公園のニュースポーツ広場や、銀河アリーナのアイススケート場、相模原グリーンプールの飛び込みプールなど、全国的にも数少ない特徴のあるスポーツ施設を整備しております。これらの施設を練習拠点として活動している選手の中には、オリンピックや世界大会に出場しているほか、2020年東京オリンピック競技大会の有力候補と見込まれている選手もおります。こうした選手たちが大きな舞台で活躍されることは、市民の一体感や誇りの醸成、本市のPRに大きく貢献するものでございますので、練習環境の整備を含め、選手たちへの支援等に引き続き取り組んでまいりたいと考えております。
以上でございます。
○米山定克副議長 阿部議員。
◆31番(阿部善博議員) 本市には、本市に定着して、市民にも愛されているホームタウンチームがあります。必要な支援を行って、強くなってもらいたいし、また、ミーティング等も細かく行うべきと考えますが、現状についてお願いいたします。
○米山定克副議長 生涯学習部長。
◎長谷川伸生涯学習部長 ホームタウンチームからは、各チームの安定的、かつ継続的な活動に向けまして、練習や試合を定期的に行える環境等の整備や、より多くの方々に直接会場で観戦していただくための方策等について、協力や支援が期待されているところでございます。このため、市では、関係施設の利用機会の確保や、チームの認知度を高めるためのPR等に努めておりますが、さらに継続した取り組みが必要であると認識しているところでございます。なお、ホームタウンチームと課題や今後の取り組みについて率直な意見交換を行えるよう、各チームの代表者で構成するホームタウンチーム代表者会議や、担当者レベルの連絡会議を定期的に開催しているところでございます。
以上でございます。
○米山定克副議長 阿部議員。
◆31番(阿部善博議員) スポーツは、市民の健康で豊かな生活に資するばかりか、市民文化の醸成、本市のPR、産業育成など、さまざまなメリットがありますが、しかし、時代はこれまでのスポーツのイメージを超えたものとなってきています。この分野でも、本市が持つ潜在力は非常に大きいものがあると考えますので、それを生かし、発揮できるよう積極的な取り組みを求めまして、私の一般質問を終わります。御清聴ありがとうございました。(拍手)
○米山定克副議長 休憩いたします。
午後2時41分 休憩
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午後3時05分 開議