阿部善博 議会発言集

相模原市議会議員 阿部よしひろ 相模原市南区選出

-ジブン・ギジロク-

予算特別委員会(建設分科会)【第一日目】 2025年(令和7年)3月定例会議 3月6日

      2026/04/23

相模原市 令和 7年  3月 予算特別委員会建設分科会 03月06日-01号 ※相模原市議会議事録

○折笠正治担当委員長 ただいまから予算特別委員会建設分科会を開会する。
出席委員は8名で定足数に達している。
本日、谷川ヒロシ委員より遅刻の旨通告があったので報告する。
これより審査に入る。

---------------------------------------

○折笠正治担当委員長 議案第1号令和7年度相模原市一般会計予算の本分科会所管部分を議題とする。
お諮りする。審査の方法は、議事の都合上、危機管理局及び消防局所管部分、都市建設局所管部分の順に審査したいと思うが、これに異議ないか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○折笠正治担当委員長 異議ないので、そのように取り計らう。
危機管理局及び消防局所管部分の審査に入る。
提出者の提案理由の説明を求める。
〔渡邉危機管理局長兼危機管理監、三澤消防部長併副危機管理監説明〕

○折笠正治担当委員長 休憩する。
午前11時58分 休憩

---------------------------------------

午後1時00分 開議
○折笠正治担当委員長 再開する。
これより質疑を行う。
質疑をする際には、ページを示してもらうようお願いする。

◆阿部善博委員 初めに、今回の予算に対する局としての総括について、消防局、危機管理局、それぞれ伺う。

◎渡邉危機管理局長兼危機管理監 令和7年度危機管理局予算については、今後懸念される大規模災害に備え、令和6年能登半島地震を踏まえた取組や、地域防災力の向上に資する事業等に重点を置き、予算編成を行った。
主な事業としては、能登半島地震の避難所における生活環境が課題となったことから、生活用水の確保のため、避難所となる施設等に災害用井戸を設置し、その効果の検証を行うとともに、引き続き、避難所の生活環境の改善に資する資機材等の備蓄に努めていく。
また、地域防災力のさらなる向上のため、最新の防災情報や専門知識を地域に普及啓発するとともに、より実践的で効果的な訓練の実施や、地域における自助、共助の取組への支援を強化するため、防災対策スーパーバイザー制度を導入する。
ひばり放送等の通信関連設備については、緊急情報などが途絶えることなく、安定的に市民に伝達できるよう、無線機や放送塔などの維持管理等に努めていく。
また、市民の防災意識の高揚と地域防災力及び職員の災害対応能力の向上を図るため、総合防災訓練の実施や能登半島地震を踏まえた中山間地域における孤立対策として、孤立対策推進地区を対象とした訓練の実施など、各種訓練を実施していく。
昨年は、令和6年能登半島地震のほか、南海トラフ地震臨時情報の発表などもあり、災害対策では備蓄や心構えなど日常からの備えが重要であることを改めて認識したことから、これらを踏まえ、市地域防災計画の修正も予定している。
防災に係る施策は各部局にわたるが、想定外の災害にも対応できるよう、職員一人一人の災害対応力の向上を図るとともに、平時から危機管理局が中心となり、庁内連携体制を強化し、災害に強いまちづくりに取り組んでいきたい。

◎石原消防局長 消防局は、令和7年度市長施政方針、第3次相模原市消防力整備計画に基づき、安全で安心な暮らしやすいまちの実現に向け、あらゆる災害に対して適切に対応するとともに、地域防災の中核を担う消防団の充実、強化を図り、市民の生命、身体、財産を守るという消防の使命を達成するため、消防庁舎の再整備、装備機材の充実、火災予防対策や救急需要対策を推進するための予算編成を行った。
主な事業だが、相模原市一般公共建築物長寿命化計画に基づき、東林分署の再整備に向けた設計や大沢分署の改修工事などを行い、消防庁舎の維持、保全を図るほか、火災予防対策として、XRを活用した住宅防火対策の推進を図っていく。
また、消防力の充実、強化を図るため、消防車両6台及び消防団車両7台を更新するとともに、消防救急デジタル無線の機能強化や心肺蘇生法などが必要な救急事案をはじめ、火災や交通事故などにおいても、より明確に現場の状況を把握するため、新たに映像を活用した通報システムを導入する。
さらに、消防団の活動環境を充実、強化するため、活動を支援するアプリを導入するとともに、老朽化している消防団詰所、車庫2棟の改築及び移転整備に向けた設計や発生が危惧される大規模地震等に備えるべく、大規模災害対策用資機材を整備し、さらに、災害対応能力を強化していく。
近年、複雑多様化している災害をはじめ、昨年発生した能登半島地震や緊急消防援助隊の派遣を継続している大船渡市での林野火災など、激甚化、頻発化する大規模な自然災害や増加する救急需要などに迅速、適切に対応するため、職員一人一人が相模原市の職員であることに誇りと自覚を持ち、消防局が一丸となり、着実に事務事業を執行し、市民の負託に応えていく。

◆阿部善博委員 しっかりとした執行に努めてもらいたいと思うので、よろしくお願いする。
詳細について、何点か質問する。
まず、防災対策費について、今、危機管理局長からも話があったが、令和6年能登半島地震に本市から派遣された職員の多くの声を取りまとめているところだと思う。私も防災訓練などに、防災マイスター、防災専門員として行くことが多いが、そのときに能登半島地震の被災地に派遣された職員の声、また、被災地でどのような活動をしているかという一覧をお配りして、現場の声として市民に紹介すると、とても参考になるという声をもらっている。また、本市職員の活躍を誇りに思う市民の姿もたくさん目にしてきた。令和7年度の当初予算に、災害用井戸のほか、様々、職員の声が反映されているという話があったが、より具体的に、市の職員から本市に対して、どのような気づきというか、本市で参考にすべきこと、また、それをどうやって生かしていくかという話があったのか、改めて具体的に伺いたい。

◎佐野危機管理課長 令和6年能登半島地震の被災地に派遣された職員の声などを踏まえて、まず、上下水道が使えないことの苦労、避難所の環境の向上、衛生環境整備の必要性、また、地域における共助の重要性などを認識した。こうしたことから、令和6年度には、補正予算を活用して、エアベッドや室内用テントの整備のほか、衛生対策として、歯磨きシートや簡易シャワーの購入なども行うが、令和7年度においても、生活用水の確保のため、避難所等へも井戸を設置し、その効果の検証を行うほか、屋内運動場の空調整備などにも取り組んでいきたい。
また、災害時における地域での自助、共助の取組が一層図られるよう、防災対策スーパーバイザー制度の導入により、日頃から地域活動への支援を強化するとともに、被災地支援を行った職員の声を生かし、本市の支援計画の策定などにも取り組んでいきたい。

◆阿部善博委員 私も紹介させてもらって、瓦礫の下にいる方を発見するときに、近所の声が頼りだったというのもあったので、自治会の皆さんなどはそういうのを非常に喜ばれて、自分たちの活動の励みにもなっていたし、また、被災地の方も助かるし、本市の職員も立派な活動をして成長してくれて、そのことが本市の防災活動に生かされるのは一番いい循環だと思うので、これからもそのような姿勢で取組を進めてもらいたい。
防災対策費については、昨年度と比較して増減があると思うが、状況と主な要因を伺う。

◎佐野危機管理課長 防災対策費は令和7年度当初予算4億5,000万円ほどで、昨年度と比較して約1,780万円の減額である。主な増額要因として、九都県市で開催する図上訓練の負担金の増額が400万円、避難所等、公共施設3か所への災害用井戸の設置に関する費用で2,140万円ほど、震度計設置業務や新型のJアラート受信機更新に伴う委託料で、差額として3,700万円の増額となっている。
また、主な減額要因としては、今年度整備を行ったひばり放送の施設修繕の関係で、5,000万円ほど減額となっている。

◆阿部善博委員 市民と予算の話をすると、例えば、自分が買っているお米が10キロ3,500円で買えたものが1万円に迫ろうとしている中で、アルファ化米など、毎年買っていかなければいけない備蓄品が、果たして同じように買えるのだろうか、また、様々なものが物価高で、また、物不足で、調達が困難ではないか、外国の粗悪なものが紛れ込まないように、しっかりといいものを見極めていくと、やはりそれなりに値段もかかるので、予算などが大変ではないかという声も聞いている。まず、今年の予算編成の状況を伺う。

◎佐野危機管理課長 アルファ化米等の食料については、確かに委員が言われるとおり、少しずつ値段が上がっていると認識している。ただ、本市においては、量的にかなり多くの個数、例えば来年度は50食入りのアルファ化米を940箱ほど購入するなど、ある程度の量を買うことで、若干割引等があるので、例年とほぼ同じぐらいの予算を確保している。

◆阿部善博委員 これから補正があったり、また、来年度に向けての動きもあると思うので、防災計画が社会情勢に左右されないように、しっかりとした対応をお願いする。
続いて、予算主要施策説明書34ページの避難場所等整備事業において災害用井戸の整備の話があるが、災害用井戸は垂直に延びる施設ということで、災害時に非常に被害を受けにくいと言われていることは承知しているが、深い井戸では、水が岩盤に達するような上からの圧力を透過したきれいな水が比較的出てきて、安全で生活用水としての利用に適していると言われている一方、浅い井戸も存在していて、災害時に地下埋設物が破損したり、雨など、様々なものが地中へ流入する可能性があって、汚染物が入ったりする可能性も高いという話も聞いたことがある。井戸水は安全と一概に考えることはなかなか危険で、災害時には土の中がどのような状況になっているか分からないので、そうしたときに、せっかく災害用井戸として我々が確保した施設をいざというときにどうやって利用していくのか、その手順やルール、安全に災害用井戸を使うための確保策、利用策について、取組の状況を伺う。

◎佐野危機管理課長 災害時協力井戸は、あくまでも所有者の厚意により、利用させてもらうものであり、井戸の深さもそれぞれ異なっていると承知している。こうしたことから、本市においては、あくまでも災害時協力井戸は、トイレの水などに使う生活用水として提供してもらうことを想定しており、井戸に設置した看板あるいは市のホームページにおいて、飲料ではない旨を注意喚起している。また、この井戸は、所有者の協力により利用させてもらうものなので、井戸水の提供を受ける際のマナー等について、例えば早朝、夜間の使用を控えること、あるいは提供を受ける際、容器を持参するなど、使用のルールについても、市のホームページで周知している。

◆阿部善博委員 災害用井戸についても、いざというときにどうやって使うのだろうということではなくて、日頃から安全に使うイメージを膨らませて、災害時の状況で安全に使っていくような活動を日頃からぜひとも進めてもらいたい。併せて、防災訓練のときに井戸の話をすると、結構な確率で、境川沿いや相模川沿いに住んでいる方で、トイレの水や水道が止まってしまったときは、川の水を汲めばいいと言う方がいるが、井戸水と違って、表層を流れる川は、被災状況が不明な中で、上流でどのようなことがあるか分からない川の水を生活に使うのは危険度が高いわけなので、その辺の普及啓発であるとか、井戸水もそうだが、川の水はなおさらそうなので、全く使うなというわけではなくて、安全に利用するルールや、そうした知識の普及啓発も大事だと思うが、市の取組状況を伺う。

◎佐野危機管理課長 本市では、学校等のプールの水を生活用水として使用することとしているが、河川に近い避難所においては、トイレの流し用の水として河川の水を使用することを避難所運営マニュアルに記載している。しかしながら、委員が言われるとおり、災害の状況によっては、河川の護岸が崩落するおそれがあり、河川に近づくことが危険な場合や、下水管の破損により汚水が流れ込むこともあるため、災害時において、河川の水を採取する際の注意点について、今後、避難所運営マニュアル等に記載するなど、周知に努めていきたい。

◆阿部善博委員 いろいろな状況があって、いろいろな話もあると思うので、これがいい、これが悪いというのはなかなか難しい話だと思うが、いろいろ研究して、どのようにするか市民と取り組むことが大事だと思うので、アンテナを高くして、いろいろな情報を整理して、市民に分かりやすく、一緒に取り組んでもらえたらと思う。
予算主要施策説明書32ページの防災対策費の中で、様々な物資の備蓄について、我が会派の西田委員から先ほど議論があったが、東日本大震災のときに自治体の首長たちと話をする機会があって、遠野市の市長と話をしたときに、遠野市では、災害が発生した直後に、自衛隊の引受けをしたり、いろいろなことをされたが、職員に、まず、スーパーやいろいろなところにどんなものがあるか情報収集させて、必要なもので市に足りないものや、また、買占めなどがないように、職員が現金を持って買いに行ったり、その後もいろいろと現金を使う場面があって、職員のポケットマネーで対応したこともあったりしたので、管理については、誰がいつどうやって何に使うというルールもあるが、現実問題として、業者とのやり取りなどでの現金の取扱いについて、ルールをきちんとつくって、市の中で災害時にどうするかという話をしておいたほうがいいという話を聞いたことがある。現金は釣銭準備金など、そういうものしかあってはいけないのかもしれないが、どのようなルールで、災害時に現金が必要になるのか、ならないのか、そうした議論をして、必要なものはやはり市できちんと蓄えておいて、どこにあって、どうやって使うのかという話をしておく必要があると思う。置かないというなら、それも一つの結論で、議論しておく必要があると思うが、状況等はいかがか。

◎佐野危機管理課長 災害時には、様々な物資や支援等が必要となり、現金による支払いが必要なときも確かにあると思うが、まず、備蓄の関係で申し上げると、本市の場合、まず、不足する備蓄品の調達に当たっては、災害時応援協定等によって民間事業者から物資を調達することとしているが、その際の支払いについては、現金ではなく、後日、振り込みをするということで、特に備蓄に関しては現金を用意していない。
また、災害に備えて、どういった金種の現金をどの程度用意すればいいのか、あるいは日々の現金の管理といった幾つかの課題があることから、まずは課題の整理をした上で、現金の保管の議論に入っていくものと考えている。

◆阿部善博委員 私が民間の方と議論したときは、電話ボックスで電話をかけるときなど、小銭がないとできないことがあったり、缶ジュースを買わなければいけなかったり、いろいろな場面があるので、我々市民が小銭を持っておくのと少し違う議論の部分もあるが、市として、いろいろとイメージを膨らませて、現実的な対応を進めてもらえたらと思う。
次に、予算書194ページ、予算主要施策説明書112ページの非常備消防費の消防団活動費について伺う。消防団の方は、出動指令が出たときに、仕事中であったり、車で移動中であるなど、詰所に集合して消防団車両で出動するのに間に合わないため、やむを得ず自家用車で現場に向かうということも現実問題としてあると思う。駐車スペースや安全対策など課題はあるが、町田市のように、消防団員が私有する車で現場に向かうときは、それを表示するシールなど、支援の仕方もあると思う。消防団員の自家用車に保険をかけるなどの支援メニューも保険会社から出されているので、これらについて検討したり、より現実的な形で消防団員の活動を支援することもできると思うが、見解を伺う。

◎仙波消防総務課長 消防団の出動については、原則、消防団の詰所、車庫に集合して出動してもらうこととなっている。本市としては、災害現場の混乱を防ぐためにも、私用車での出動は引き続き控えてもらいたいと考えている。

◆阿部善博委員 この辺については、情報交換や本音の話をしながら、例えば7人の消防の部などもあり、そういうところで、いち早く駆けつけたいというところと、後からでもいいから行こうとか、詰所に残ろうとか、様々な状況があると思うので、どうすべきか、丁寧に話し合ってもらいたい。
同じく消防団の詰所について、先ほど局長から改修の話もあったが、シャッターアートという形で市から支援しており、以前は県のお金も使っていたと思うが、非常に地域に愛される施設として有効性があると思う。消防団詰所のシャッターアートの状況と評価、今後の取組について伺う。

◎仙波消防総務課長 消防団詰所と車庫111か所のうち、現在、58か所の約53%がシャッターアートを完了している。シャッターアートは、消防団のイメージアップや住民への防火思想の普及啓発につながるものと考えているので、引き続き、全ての詰所が完了するまで取り組んでいきたい。

◆阿部善博委員 ぜひ進めてもらいたいし、また、初期にコンピューターでシールを貼る形でシャッターに直接描く方法もあるが、全部覆うような形でシャッターアートを実現しているところは、老朽化が進んで、色が剥げてしまって、やり直さなければいけないところも出てきており、2周目というか、更新の声が出てくると思うので、なるべくそういう声にも応えられるように対応してもらいたい。
同じく、この9月に、私の仲間の所属していたところで防火衣の更新があるという話も聞いているが、個々の状況で、詰所や車両の備品など、消防団員の装備に対する要望もたくさん挙がっていると思う。どのようなものがあるのか、内容と対応状況、先ほどの防火衣の更新と併せて伺う。

◎仙波消防総務課長 初めに、防火衣の更新については、現行の防火衣の耐用年数が経過したことから更新を図るものだが、貸与については、副分団長以上に1式、消防車両1台につき5式として、合計700のリース契約をして、9月の納品を予定している。消防団員からは、防火衣のほか、LEDライトやトランシーバーといった要望もあり、LEDライトについては対応している。トランシーバーについては、既に簡易型の業務無線機を貸与しているため、そちらを使ってもらうようにお願いしている。

◆阿部善博委員 消防団の装備等については、保安帽、ヘルメットや編上靴などの要望もあると思う。安全に関わる大切な装備であり、特に本部の方などは出場機会が多いので、ヘルメットなどは劣化も早いと聞いている。着用が不快になるようなこともあるので、要望があったらなるべく早めに応えられるようにお願いしたい。
また、現在、消防団への出動指令は、各団体の携帯電話のメッセージ機能やメールによって行われていると思うが、地域事情で、非常にメールが遅い人とか、なかなか届かないような人もいると聞いているので、部長に行っているような電話連絡を希望する方がいたら、なるべく対応してもらいたい。
また、私自身も含めて、防じんの手袋やくぎを踏み抜かないような中敷き、また、消防団員募集というマグネットのシールを自分たちで購入して、車に貼ったり、いろいろなことをしているので、市でもなるべく、いいことはみんなで普及できるように、情報共有しながら取組を進めてもらいたい。
次に、本市消防団のラッパ隊の活動状況と市の評価、支援状況を伺う。

◎仙波消防総務課長 ラッパ隊は、市民桜まつりや橋本の七夕まつり、消防出初め式などのイベントにおいて、吹奏活動により、消防団のPR活動を行っている。消防ラッパの音色は多くの市民に親しまれており、PR活動に必要な存在であると認識している。市では、ラッパ隊専用の制服や短靴、信号ラッパの貸与、ラッパ隊入隊募集の専用チラシなどを作成して、市職員、消防職員、消防団員に周知を図るとともに、練習では、消防職員がラッパ隊サポーターとして活動している。

◆阿部善博委員 手厚い支援をしていると思うので、そこは継続してもらいたいが、ラッパ隊の予算は、消防組合からの年間10万円を基本に活動していると聞いている。練習も毎週夜にあって、結構大変だと思うし、ラッパ隊だけの人もいるだろうが、通常の消防団活動に加えての部分でもあり、新入隊員の募集がままならなかったり、全部自分たちでやるというのが、普通の消防団活動に加えてになってしまうと、なかなか大変だと思う。相模原市が誇るラッパ隊なので、どのようなことができるか情報交換して、引き続き、さらなる支援に努めてもらいたい。
最後に、常備消防費で、見守りに関することになるが、局をまたぐような事例に関して、近年、人々の生活の多様化などから、高齢の方だけでなく若い方の独り暮らしも増えて、本市でも孤独死や独居死などが発生している。仕事をしている方、サークル活動や近所付き合いが盛んな方は早期に異変に気づいて対応することが可能だが、生活の様子も分からないし、住んでいるかどうかすら分からないような方で、なかなか存在が気づかれない中、ある日、部屋から異臭がしてきて、ここの方、どうかしたのではないかということで、誰かが中を確認しなければならないという事案が近年発生してきている。私の地域でも、郵便物や新聞があふれていることで気づいたり、洗濯物が長期間干したままであったり、すぐ気づく例だが、お風呂が沸いたままのようだなど、様々な事情で心配する地域の方や民生委員、自治会役員の方たちが苦慮していて、どうしたらいいのだろう、早くしなければいけないのではないかというようなことを多数見ている。若い方で勤めていなかったり、自治会に入っていない方々を自治会がどこまで支えなければいけないのか、民生委員はどこまで対応しなければいけないのかということで、警察に相談しても、事件性がないのでなかなか対応できなかったり、救急に連絡がいって、すぐに開けて入ってほしいというときに、何もないときにドアを破損させていいのかなど、現場の職員が困ってしまったり、また、私が見た事例だと、自治会の方が、窓が開いていたので、2階から入り込んで御遺体を発見したりなど、様々な状況がある。誰もがこうした事態に直面したときに、不法侵入と誤解されたくない、玄関を壊して入ってしまって、泥棒が入ったら責任を取れるのかといった、いろいろな心配や、事件性があるのかといったときに、最後は本市の消防が家屋に入って中を確認せざるを得ないような事例が現実に発生していると認識している。こうした事例に関して、市としての消防もしくはその他民生委員などの対応がルール化されていないために、現場の職員が結局、市民と一緒に非常に負担を抱えて、いろいろと対応に苦慮しているのではないかと、実際の事例を見ても私はそのように感じている。今後こうした事例が発生したときに、市として対応をルール化して、こういうときはどこがどういうルールでやるというのを共通認識にすることで、場合によっては中の方が助かるようなこともあるかもしれないし、家主が財産を失ったり、いろいろな問題が重なってくる前に、相模原市は対応できるということが必要だと思う。ここで聞く理由は、救急や消防の皆さんも、今、多忙化などが問題になっている中で、市全体としてルール化が急務だと思ったので、状況と、今後どうすべきかについて、喫緊の課題だと思うので、この点を伺う。

◎大川副市長 いろいろな部局にまたがる話なので、私から答える。
まず、現状についてだが、孤立死、孤独死等のおそれがある世帯をいち早く発見し、行政の支援につなげることで、孤立死、孤独死等を未然に防止するため、神奈川県は新聞販売組合や宅配事業者等の個人宅を訪問する業務に携わる事業者と地域見守り活動における協定を締結しており、この事業者が業務を遂行する中で、住民の危険が予見される世帯を発見した場合、事業者はその状況を市に通報することになっていると承知している。通報を受けたら、安否確認に係る情報を収集するとともに、必要に応じて現地確認を行い、緊急を要する場合は警察署や消防署に直接通報があり、消防局においても対応している。こうしたルールに基づき事案の対応を行っているが、周辺住民から情報提供があった場合にも、同様の対応を行うこととしている。
ただ、今申し上げた事例以外のケースもあるので、今後の対応については、今、阿部委員からいただいた指摘も踏まえて、関係部局で連携を取り、庁内横断で検討していきたい。

◆阿部善博委員 大家がいる場合もそうだが、私有財産を壊して中に入るなど、明確な理由がつくかどうかというところで、非常に困難な事例だと思うが、しっかりと対応してもらって、これからもっと複雑で悲しい事件がいっぱいあると思うので、市としても、しっかりした対応をお願いする。

○折笠正治担当委員長 他に質疑はないか。(「進行」と呼ぶ者あり)
ないので、以上で危機管理局及び消防局所管部分の審査を終わる。
理事者入替えのため、暫時休憩する。
午後3時32分 休憩

---------------------------------------

午後3時37分 開議
○折笠正治担当委員長 お諮りする。質疑の途中だが、本日の審査はこの程度にとどめたいと思う。これに異議ないか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○折笠正治担当委員長 異議ないので、そのように取り計らう。
次回の分科会は、3月7日午前9時30分より第2委員会室にて開会する。
以上で本日の分科会を閉会する。
午後4時55分 閉会

 - 建設分科会 , , , , , , , ,