建設委員会 2025年(令和7年)3月定例会議 3月6日
2026/04/23
相模原市 令和 7年 3月 建設委員会 03月06日-01号 ※相模原市議会議事録
○折笠正治委員長 ただいまから建設委員会を開会する。
出席委員は8名で定足数に達している。
本日、谷川ヒロシ委員より遅刻の旨通告があったので報告する。
これより審査に入る。
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△議案第35号 相模原市営自動車駐車場条例の一部を改正する条例について
○折笠正治委員長 議案第35号相模原市営自動車駐車場条例の一部を改正する条例についてを議題とする。
提出者の提案理由の補足説明があったら、お願いする。
◎鈴木都市建設局長 議案第35号については、補足することはない。
○折笠正治委員長 これより質疑を行う。
◆阿部善博委員 相模大野立体駐車場の向かい側にある民間のタイムズ相模大野駅前駐車場、もともと大和パーキングと言っていた駐車場だが、250台ほどの駐車スペースが令和7年2月21日で閉鎖され、工事中になっている。旧大和パーキングでの工事の影響や見通し、相模大野駅周辺の駐車場事情の現状と影響、市の対応を伺う。
◎大貫路政課長 当該駐車場については、現在閉鎖となっていることは承知しているが、今後どのようになるかまでは把握していない。相模大野地域の現状と今後について、令和5年11月に相模原市駐車場ビジョンを策定したが、その際の調査結果においては、来街者のための駐車需要は減少していくが、今後、周辺住民や企業のための駐車需要が増えてくると想定している。
◆阿部善博委員 大きな駐車場の工事なので、パーキングを開けたままではなかなかできないということで、再開の見通しもあると聞いている。市民からの問合せや、商店街なども気にしている部分があると思うので、市でも民間の状況の的確な情報把握と施策の展開に努めてもらうよう求めておく。
○折笠正治委員長 他に質疑はないか。(「進行」と呼ぶ者あり)
ないので、以上をもって質疑を終結する。
これより討論を行う。
討論はないか。(「進行」と呼ぶ者あり)
ないので、以上をもって討論を終結する。
これより採決に入る。
議案第35号相模原市営自動車駐車場条例の一部を改正する条例については、可決することに賛成の委員の起立を求める。
〔賛成する者あり〕
○折笠正治委員長 賛成総員。
よって、議案第35号は可決すべきものであると決した。
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◆阿部善博委員 大西大通り線についてである。この事業については、多額の費用と様々な負担が伴うので、市全般にわたる議論と、緻密な計算や検証による十分な準備が尽くされてきたものであるはずだが、丁寧に進めてきた計画のステージを一つ一つ上がる途上であると、果たして言っていいのかという疑問がある。事業自体の重要性は、私たちの会派でも認識しており、取組を推進する立場なので、全く否定するものではないが、これからしっかりやっていくのは当然として、それをこれからではなくて、この段階までやっていなかったことが問題ではないか、もしくは、やっておくべきことがもっといっぱいあったのではないかという点で拙速な感じを受ける部分があるのも事実である。そうした段階で、市民説明も行われているということで、今、議論があったが、市民の理解、納得をしっかり得られているのかという点も含めて、市の現状認識を改めて伺う。
◎佐藤リニアまちづくり課長 今、委員から指摘をもらったとおり、地権者から、今回、大西大通り線の整備に対する陳情等をもらっており、この土地に長年慣れ親しんできた地権者の皆様の率直な意見等であると受け止めている。地権者の皆様は、様々な悩みや不安などを抱えていると思う。また、移転先を探すことも不安なのだろうという認識はある。今後、一つ一つその解消に努めることで、事業への理解を賜っていきたいと考えている。
◆阿部善博委員 私が言っているのは、地権者、関係者はもちろんだが、議会もそうだし、市全体としても、こういう計画があって、まちづくりをこう進めていくという共通認識をもっと持ってやっていかなければいけないのではないかという点である。
そうした点で、事業の進め方と今後のスケジュールについては、リニアの開通が遅れることも示唆されていたが、現在、2034年が目途とされており、最終的には2045年までという話もある。リニア中央新幹線の開通や橋本の新駅の完成に合わせて、本来であれば、それに先んじて、周辺の道路やまちづくりは、やはり進めておくべきだったのではないかという声もたくさん聞いているが、改めて市の見解を伺う。
◎佐藤リニアまちづくり課長 リニアの開通については、先ほど来、JR東海からも遅れるとの公表があったと申し上げたが、我々が進める街路事業や土地区画整理事業といった、まちづくりの取組については、それに関わらず、しっかりと着実に進めていく必要がある。
今回の大西大通り線については、国道16号から西橋本2丁目交差点までの第一工区において、引き続き、用地測量や補償調査を実施するなど、令和15年3月末の完成を目指して事業を進めていきたい。後続工区については、来年度以降、用地測量を進めるという手順で進めていきたい。
◆阿部善博委員 現実には違う部分も分かるが、リニアは相当前からあった話なので、開通のときに、地元の自治体としては準備万端で、リニアのピースが入ることで最終的にここのまちづくりが完成し、大きなまち開きができるような取組を進めてこられたらよかったという印象を持っているので、その1点だけ指摘しておく。
次に、現実的な事業の話だが、大西大通り線に隣接する道路である都市計画道路橋本相原線ほか周辺道路は、いつも大変渋滞していると先ほども議論があったし、私も通るときにそう思っている。920メートルの大西大通り線に対して、延長1,560メートルの橋本相原線などは、もっと工事が大変なのではないかと思ったりもするが、現在2車線で、4車線にすることが大西大通り線とセットではないか、もしくは先に4車線化しておかないと、かえって渋滞がひどくなってしまわないか、また、工事期間が長期にわたると思うので、交通広場の工事を含めて、全部が完成すれば大きな効果が期待できるが、長期間にわたって、工事車両など、様々な渋滞がかえってひどくなりはしないかという声もあるが、そうした点も踏まえて、地域の渋滞対策について、どう考えているのか。
◎中村道路計画課長 都市計画道路橋本相原線は、国道16号と圏央道を結ぶ主要な幹線道路であり、日常的に渋滞が発生していることは承知している。第2次相模原市新道路整備計画では、西橋本1丁目交差点と工業団地入口交差点を優先整備箇所に位置づけ、まずは渋滞・交通安全ネック箇所の解消として、右折レーンを設置する交差点改良を進めている。
◆阿部善博委員 計画している道路、また、計画がない部分は多々あると思うが、計画している部分は、やはり速やかに対応して、津久井広域道路、橋本大通り線なども含めて、この地域の整備をしっかりとやってもらいたい。
市民説明について伺う。今回の市道認定で私権が制限されることになると思うが、具体的な内容と市民への十分な説明及び市民がきちんと認識されているのかという点について、市の見解を伺う。
◎佐藤リニアまちづくり課長 今回、提案した道路認定、その後の区域決定をすることで、土地の活用に制限がかかることについて、本年1月の近隣住民説明会で説明した。第一工区の地権者には2回、後続工区の地権者には2回、どちらの工区の地権者でも参加できる説明会を1回、計5回実施してきた。地権者は様々な悩みや不安を抱えていると思うので、今後一つ一つその解消に努めることで、事業への理解を賜っていきたい。
◆阿部善博委員 私が伺った話だと、相続が発生したとき、もしくは現在、自分で土地や持っている資産を売却しようとしても、これから道路になる、計画道路でも同じ意図はあるが、議会で市道認定されることで、売却できないわけではないが、位置づけなど、現実問題として非常に制限されるのではないかと心配する人もいた。そういうところがあることをよく説明して、納得してもらわないと、我々も皆さんが全然知らなかったという状態で議決はできないし、しっかりやっているということで議決していくわけなので、そこは重ねて漏れがないよう、しっかり説明は尽くしてもらいたい。
また、今回の件ではなくて、一般論になってしまうが、5,000万円の税制優遇というのも、市に売る場合はそうだと思うが、そうでない場合や、もしくは5,000万円を結構超えてしまう方がいると思う。高額の補償というか、何らかの形で現金を受け取られた方が、次の年、所得税がすごく大きな額がかかってびっくりしてしまったり、高額所得者の扱いを受けて、それまで普通に受けていた市民サービスが受けられなくなってしまうことなどを、以前、別のところで話を聞いたことがあるので、個々の状況で違うと思うが、後々発生する状況への心配というか、こういうことはないかなど、丁寧な対応はしてもらいたい。
次に、本市では、橋本リニア関連、相模原駅北口、A&Aほか、非常に大きなプロジェクトが並行して行われていくことになるわけだが、実務を担う中堅職員や技術を持った職員、いろいろな職員がかなりの人数辞めてしまっていたり、この3月にも退職や転職するような話を少なからず聞いている。都市建設局だけではないが、技術職をはじめとする職員の不足は、過剰な負担の集中や職場環境の悪化につながり、A&Aのときの反省点でもあったのではないかと思っている。質の高い事業計画や推進に欠かせない職員の確保、育成は大きな問題だと思うが、都市建設局としての現状と今後について伺う。
◎國島都市建設総務室長 都市建設局の人材については、現在、土木職と建築職が定数に対して欠員が生じている状況である。これに対して、早期先行枠の試験を行ったり、リクルーティング活動を実施するなど、技術職の確保に取り組んでいる。また、まちづくりを進めるに当たり、必要な知識、経験を有した職員を配置するため、企業や専門機関の研修へ職員を派遣するなど人材育成に努めるほか、事業の構想段階から、計画、策定、関係機関協議、工事など各段階における業務量や進捗状況を的確に把握した上で、職員の適切な配置をすることが必要だと認識している。引き続き、技術職の人材育成、人材確保に取り組んでいきたい。
◆阿部善博委員 職場環境や仕事の進め方が劣悪になると、ますます職員が流出していくという悪循環になることを心配しているので、民間でも人員不足というのは大きな問題だが、本市でもしっかりとした魅力的な職場づくりに努めて、よい仕事がよい人材を集めるという好循環になるように、しっかりやってもらうことを求めておく。
次に、100億円単位の多額の費用負担が発生する大西大通り線については、都市計画決定から僅か数年で市道認定、事業認可の申請ということで、このスピード感はいいことだと思うが、新道路整備計画で整備検討箇所とされた10路線について、当初都市計画決定からの経過平均年数が、この10路線は57年ということで、57年間、未着手の都市計画道路があるのに、このスピード感である。今の未着手路線の中で一番古い路線は昭和31年に決定されたもので、68年が経過していると承知している。私の住んでいる南区でも、都市計画道路東林間線がそれに含まれていて、それに並行する市道中和田に歩道を整備してほしい、抜本的な整備をしてほしいと言われても、東林間線が未着手なので手つかずの状態で、市道中和田も抜本的な整備が行われないという状況が続いている。長期にわたって都市計画税を払って、市の計画にも協力してきて、自分たちの地域が住みやすくなるという期待を持ちつつ、事業着手を見ることなく亡くなられていく方がたくさんいる。関連になるが、こうした状況を、市民感情も含めて、全市的な都市整備や道路整備に対する市の考えはどうなっているのか、改めて伺う。
◎中村道路計画課長 市内の都市計画道路のうち、一部未着手を含め、20年以上経過した路線が南区を含め13路線あるが、市では選択と集中により持続的な道路整備を推進するため、第2次相模原市新道路整備計画を策定し、事業の有効性や実現性を評価し、26か所の優先整備箇所を定め、整備するものとしている。
◆阿部善博委員 必要だから定めた道路なので、先延ばしと言われないように、これまでも議論してきたが、市全体としての豊かなまちづくりにつながるように、早めの着手を求めておく。
最後に、一番大切なことは相模原の未来をどうしたいのかということだと思う。また、橋本地域をどうしたいのか、将来どうなっていくのか、改めて伺う。
◎奈良副市長 今回、市道の認定に関して、特に大西大通りについて、委員の皆様から、様々な意見、質問、要望を頂いた。相模原の未来、橋本地域をどうするかということの前に、私の感想も含めてだが、今日、本当にいろいろな意見を頂いて、私どもが答えた内容を一つ一つしっかりと確実に遂行していかなければいけないと強く思っている。そうした中で、相模原をどうするか、橋本地域の将来をどうするかということに対して答える。
橋本地域のまちづくりに対する思い、将来ということだが、橋本周辺、これは相模原駅も含めてというふうに考えているが、相模原駅周辺のまちづくりについては、相模原市の発展のみならず、首都圏南西部全体の成長を牽引する、極めて重要なプロジェクトだと思っている。特にリニア中央新幹線ができる神奈川県駅は、神奈川県で唯一できる駅ということで、神奈川を代表するプロジェクトだと思っている。私どもも千載一遇のチャンスと考えており、昨年12月には、市長を本部長とするリニアまちづくり推進本部を立ち上げて、観光振興、にぎわいの創出、さらには企業誘致といった様々なことに市一丸となって取り組んでいくという固い決意をし、会議をスタートさせた。市長も車で1時間圏内で橋本まで来られる人は985万人とよく言っているが、東京圏からも、また、山梨県からもということを考えているので、今後も、橋本のまちを中心に、県境を越えたまちづくりにしっかりと取り組んでいきたいと思っているし、そういう将来、橋本の未来を職員一丸となって、また、市民や事業者の皆様と一緒になって取り組んで、その実現に向かって進んでいきたい。
◆阿部善博委員 しっかりとした対応を求める。
○折笠正治委員長 他に質疑はないか。(「進行」と呼ぶ者あり)
本件の取扱いについて、発言があったらお願いする。(「進行」と呼ぶ者あり)
ないので、以上をもって質疑を終結する。
これより討論を行う。
討論はないか。(「進行」と呼ぶ者あり)
ないので、以上をもって討論を終結する。
これより採決に入る。
議事の整理上、採決を区分して行う。
議案第40号市道の認定については、可決することに賛成の委員の起立を求める。
〔賛成する者あり〕
○折笠正治委員長 賛成総員。
よって、議案第40号は可決すべきものであると決した。
陳情第8号大西大通りの市道認定の提案を可決しないことを求めることについては、採択することに賛成の委員の起立を求める。
〔賛成する者なし〕
○折笠正治委員長 議案第44号令和6年度相模原市一般会計補正予算の本委員会所管部分を議題とする。
提出者の提案理由の説明を求める。
〔渡邉危機管理局長兼危機管理監、杉浦土木部長、廣田まちづくり推進部長、三澤消防部長併副危機管理監説明〕
○折笠正治委員長 これより質疑を行う。
◆阿部善博委員 補正予算書70ページの非常備消防費の消防団車両購入費について、なかなか発注がままならないという話だが、南方面隊の第3分団第7部の古淵消防団の車両は、たしかワンボックスタイプの消防団車両となっていたと認識している。これは四駆のディーゼルタイプだが、新たにガソリン車のキャラバンタイプの新型ワンボックス車両も配備されていると伺っている。これまでのトラックをベースとしたものだけではなくて、こうしたワンボックスタイプの消防団車両も、もしこちらのほうが早く納入できる場合は活用することも考えていいと思うが、こうしたワンボックスタイプの消防団車両の概要、費用、導入数、評価、それから、今後について、考え方を伺う。
◎山縣警防課長 ワンボックスタイプ型の積載車の導入については、平成29年3月12日に免許区分が改正され、それ以降の普通免許では3.5トン以上の消防車両が運転できなくなったため、令和3年から、消防車両更新時に若年層の入団環境や地域の実情に合わせられるよう、3.5トン未満のワンボックスタイプと軽自動車タイプを車両更新時に選択できるよう、新たに追加した。費用については、ワンボックスタイプは年度内納車が可能ということで、ハイエースタイプが約1,600万円、キャラバンタイプが約1,800万円となり、導入数については、今日現在で6台を整備している。評価については、先般、実際に使用している一部の消防団に聞き取り調査したところ、普通免許で多くの団員が運転できることや、トラックベースの車両より、後ろの座席が広くて使いやすい、小回りが利くというよい評価を受けている反面、荷重が後輪に集中して、後ろが沈んでしまう、要は、坂道などで後ろのバンパーを擦ってしまう可能性があるという評価ももらっている。今後は、使用する消防団の方々の意見を聴きながら、改善が図れれば仕様を見直すなど、より使いやすい車両にしていきたい。
◆阿部善博委員 私も幾つか話を聞いたところ、使い回しのほかに、現場で消防団と認識されなかったり、防災訓練のときに、せっかく車両を持っていっても子供たちから不人気だったり、いろいろな課題もあるように聞いているが、市民の安全、安心に関わる部分でもあるので、これからも研究を重ねてよい提案をして、社会の現状に合わせた、それをリードするような取組を求めておく。
○折笠正治委員長 他に質疑はないか。(「進行」と呼ぶ者あり)
ないので、以上をもって、一般会計補正予算の本委員会所管部分の質疑を終結する。
これより討論を行う。
討論はないか。(「進行」と呼ぶ者あり)
ないので、以上をもって討論を終結する。
これより採決に入る。
議案第44号令和6年度相模原市一般会計補正予算の本委員会所管部分は、可決することに賛成の委員の起立を求める。
〔賛成する者あり〕
○折笠正治委員長 賛成総員。
よって、議案第44号は可決すべきものであると決した。
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○折笠正治委員長 陳情第3号生活保護世帯に対する下水道使用料の減免制度の廃止の中止を求めることについてを議題とする。
これより質疑を行う。
質疑はないか。(「進行」と呼ぶ者あり)
本件の取扱いについて、発言があったら、お願いする。(「進行」と呼ぶ者あり)
ないので、以上をもって質疑を終結する。
これより討論を行う。
討論はないか。(「進行」と呼ぶ者あり)
ないので、以上をもって討論を終結する。
これより採決に入る。
陳情第3号生活保護世帯に対する下水道使用料の減免制度の廃止の中止を求めることについては、採択することに賛成の委員の起立を求める。
〔賛成する者なし〕
○折笠正治委員長 賛成なし。
よって、陳情第3号は不採択とすべきものであると決した。
以上で本委員会の審査は終了した。
お諮りする。委員会審査報告書等の作成等については委員長に一任願いたいと思うが、これに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○折笠正治委員長 異議ないので、一任願う。
以上をもって建設委員会を閉会する。
午前11時33分 閉会