こども文教委員会 2025年(令和7年)6月定例会議 6月17日
2026/04/23
相模原市 令和 7年 6月 こども文教委員会 06月17日-01号 ※相模原市議会議事録
○松浦千鶴子委員長 ただいまからこども文教委員会を開会する。
出席委員は9名で定足数に達している。
これより審査に入る。
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○松浦千鶴子委員長 議案第90号相模原市立学校の設置に関する条例の一部を改正する条例についてを議題とする。
提出者の提案理由の補足説明があればお願いする。
◎河崎教育局長 議案第90号については、補足することはない。
○松浦千鶴子委員長 これより質疑を行う。
◆阿部善博委員 今回の議案の件だけでなく、学校規模、生徒数、地域ごとに、非常に偏りある現状が全市的に見られると感じている。生徒数、学校規模が非常に偏在していることについて、改めて現状と、市はどのように今後の見通しを立てているのか伺いたい。併せて、今後の学校の統廃合、これまでの経過と今後についても伺う。
◎宮澤学務課長 現在、光が丘地区や相武台地区、津久井地域では、1学年1学級の学年が発生する過小規模校が存在する一方で、横浜線や小田急線沿線の地区では、児童生徒数が増えている学校がある。なお、今後の児童生徒数について、令和42年までの推計では、全市で30%以上減少するが、横浜線や小田急線沿線の学校では緩やかな減少にとどまるなど、地区によって状況が異なる。こうした状況を踏まえ、現在、光が丘周辺地域、相武台周辺地域、城山地区及び相模湖地区において、小・中学校の学習環境のあり方に係る検討協議会で議論していただいており、光が丘周辺地区については、令和8年度末に並木小学校を弥栄小学校に再編する方針が決定している。また、城山地区と相模湖地区においては、それぞれの地域の課題を整理しながら、望ましい学習環境の実現に向けた検討を進めていただいている。
◆阿部善博委員 今のお話だと、狭い校舎に多くの生徒がぎゅうぎゅうに詰まっていたり、反対に、広い校舎でありながら、非常に少ない生徒が校舎を使っている、そうした学校が混在していて、私の地域でもそれが隣接している状況が見られている。また、学年に1クラスだけになるのか、ならないのかぐらいの推移が続いていて、統廃合の検討対象なのかと地域の方や児童生徒自身もそのようなことを話している状況だった学校が、巨大なマンションが1個できて、突然、クラスが足りないということで、校舎を増設する事例も現在あり、また、今後も想定されると思う。
学校を建設した当時は、地域の事情や将来の見通しなども考慮していたと思うが、何十年も経過して、地域事情が大きく変化し、また、先ほどの大規模マンションなどが建設されるときは、学校の状況に合わせるわけではなく、個々の経済的事情で、利便性、土地の利活用の判断から行われる。今後も学校の統廃合などは慎重に行わないと、非常にこれから、また、遡ったりすることはできないので、考えることは多々あると思う。そうした点から、学区についても、例えば、今、国道16号は渡らないようにしようとか、なるべく学区は触らないようにしようとか、様々な考え方があると思うが、これからは学区も、例えば10%とか30%、生徒や家庭に希望があるのであれば、隣接する学校に通うとか、より踏み込んだ検討をしていかないと、なかなか様々な状況に対応できないと思う。それを学校に考えさせるよりは、市として方針を立てるとか、考え方をしっかり持って、今後の状況に対応していくべきと考える。市の見解と、検討していることがあれば、その内容を伺う。
◎佐野教育環境部長 本市では、平成29年3月に策定した相模原市立小中学校の望ましい学校規模のあり方に関する基本方針に基づき、児童生徒数の推移を見据え、保護者や地域の皆様の御意見を伺いながら、学校規模適正化の取組を進めている。基本方針の策定から8年が経過し、また、学校を取り巻く環境の変化、児童生徒数の動向に対応する必要があることから、本年度から基本方針の見直しに取り組んでいる。学区の柔軟な運用等に当たっては、学校規模の偏りなどの課題も想定されるため、学校規模適正化の取組を踏まえ、丁寧に検討していく必要があると考えている。この基本方針の見直しに取り組む中で、昨年度、児童生徒及び保護者のニーズを把握するため、全小中学校等に対し実施した学校規模及び通学に関するアンケートを参考にしながら検討していきたいと考えている。
◆阿部善博委員 今回の議案は手続も非常にきちんと行われ、内容についても賛成するところだが、もえぎ台小学校も我が会派の務川議員を育んだ学校ということで、非常に優秀な人材を多数輩出している、地域の方も思い出を持った学校である。もえぎ台小学校もいろいろな経過を経て、統廃合があったことは聞いているが、それぞれの学校がいろいろと経過がある中で地域に愛されていると思う。今後の在り方についても柔軟な思想、いろいろな発想、アイデアを出しながら、一番いい形で子供たちのためになる学校づくりに取り組んでいただきたい。
○松浦千鶴子委員長 他に質疑はないか。(「進行」と呼ぶ者あり)
ないので、以上をもって質疑を終結する。
これより討論を行う。
討論はないか。(「進行」と呼ぶ者あり)
ないので、以上をもって討論を終結する。
これより採決に入る。
議案第90号相模原市立学校の設置に関する条例の一部を改正する条例については、可決することに賛成の委員の起立を求める。
〔賛成する者あり〕
○松浦千鶴子委員長 賛成総員。
よって、議案第90号は可決すべきものであると決した。
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○松浦千鶴子委員長 議案第91号市立相原中学校C棟長寿命化改修工事に係る工事請負契約についてを議題とする。
提出者の提案理由の補足説明があればお願いする。
◎河崎教育局長 議案第91号については、補足することはない。
○松浦千鶴子委員長 これより質疑を行う。
◆阿部善博委員 先ほど、私どもの会派の秋本委員からの議論で状況が分かった。相模原市学校施設長寿命化計画について遅れもあるということで、昨年は改定も行われているが、これまで遅れているという状況について、遅れを取り戻すようなことがあった場合、また、今後についても伺いたい。そもそもの長寿命化計画の目指すところとしては、コストを削減しようであるとか、また、工事の出し方とか費用負担を平準化していこうという発想があったと思う。それはしなければいけないが、工事の遅れを取り戻すことによって、そのことがそもそもの目的であるコスト削減とか平準化が台無しになってしまっては、一体何だったというところが出てきてしまうのではないかと危惧する点である。状況と併せて、考え方、今後について伺う。
◎加藤学校施設課長 学校施設長寿命化計画については、トータルコストの削減と平準化を踏まえ、令和2年に策定した計画で、令和2年度から6年度までの期間で、延べ86棟の改修計画をし、6年度末までに48棟の改修を完了している。
令和6年度に長寿命化計画を改定しているが、令和6年度から9年度までの実施計画の期間では、計画の遅れを少しでも取り戻すように、改修する棟数を少しずつ段階的に引き上げ、本年度は15棟、8年度は17棟、9年度は18棟を予定している。
◆阿部善博委員 個々の計画を着実に行っていかないと、後々いろいろと不具合が生じることを危惧しているので、各年度の分はしっかりと対応し、むしろ前倒しでできるようなコスト削減、工事の出し方、費用負担を含め、また子供たちには、先に、3年後に工事されるよということよりも、今すぐにでもやってほしいものがいっぱいあると思うので、対応できるところはなるべく速やかに対応するような考え方でやっていただきたい。
また、この計画にない部分で、議論もたくさんあるが、例えば、一つ伺いたいのは、この長寿命化計画で学校を見に行って、いろいろなところを見せていただき、私も見たが確かに必要だと思った。それとは別に、ぜひ見てくれということで、和式トイレのところを、早く洋式化してもらわないと困る、ドライ化、ウェット化の話もある、そうした部分をまだ聞くことはあるが、現状と今後について併せて伺う。
◎加藤学校施設課長 学校のトイレは、児童生徒が日常的に使用するものであり、快適かつ衛生的にトイレを利用できるようにするため、トイレの洋式化については早期整備が必要であると認識している。そのため、長寿命化改修やトイレ単独の整備事業に加え、今年度はドライ化の改修は済んでいるものの、洋式化をしていない18校について整備する予算と、来年度、整備を行う予定の23校分の設計等の予算を確保し、計画的に取り組んでいる。
◆阿部善博委員 予算を確保して計画的にというところはぜひお願いしたい。しっかりやってもらいたい。ただ、一言言わせていただくと、私とか、大沢委員もそうであるが、二十数年前にここに来て、予算とかいろいろ議論したときに、今と全く同じ話をしている。学校のトイレの洋式化を進めようという話をして、早くしなければいけないと言っていて、もう20年が経過している。そのときの子供たちは、お父さん、お母さんになっていると。自分の子供がまだ和式トイレを使っているという状況だから、やはりこれは計画的にやることは必要だが、ほかにも雨漏りの議論、あと、最近あったのは、セキュリティー環境を強化したら、学校のネット環境が非常に悪くなってしまって、授業に支障を来しているので改善が求められたり、また、雨が集中豪雨のように降るようになってきて、雨のたびに校庭が海のようになってしまったり、様々な課題がある。計画外の部分でやらなければいけないことはたくさんあると思うので、ぜひともこれは抜本的に集中して、早く取り組めるように努めていただきたいということを求めておく。
○松浦千鶴子委員長 他に質疑はないか。(「進行」と呼ぶ者あり)
ないので、以上をもって質疑を終結する。
これより討論を行う。
討論はないか。(「進行」と呼ぶ者あり)
ないので、以上をもって討論を終結する。
これより採決に入る。
議案第91号市立相原中学校C棟長寿命化改修工事に係る工事請負契約については、可決することに賛成の委員の起立を求める。
〔賛成する者あり〕
○松浦千鶴子委員長 賛成総員。
よって、議案第91号は可決すべきものであると決した。
以上で本委員会の審査は終了した。
お諮りする。委員会審査報告書の作成等については委員長に一任願いたいと思うが、これに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○松浦千鶴子委員長 異議ないので、一任願う。
以上をもってこども文教委員会を閉会する。
午前10時43分 閉会