民生委員会 2019年(平成31年)3月定例会議 2月27日
2026/04/19
相模原市 平成31年 2月 民生委員会 02月27日-01号 ※相模原市議会議事録
○石川達委員長 ただいまから民生委員会を開会する。
出席委員は8名で定足数に達している。
本日、稲垣稔委員より欠席の旨、通告があったので報告する。
これより審査に入る。
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○石川達委員長 再開する。
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△議案第2号 平成31年度相模原市一般会計予算(所管部分)
○石川達委員長 議案第2号平成31年度相模原市一般会計予算の本委員会所管部分を議題とする。
提出者の提案理由の説明を求める。
〔小林福祉部長、河崎保険高齢部長、菅谷こども・若者未来局次長、鈴木保健所長説明〕
○石川達委員長 これより質疑を行う。
質疑をする際にはページをお示し願う。
◆阿部善博委員 予算主要施策説明書48ページの認定保育室補助金、50ページの幼児教育・保育無償化事業、教育・保育施設等給付費、128ページの幼稚園費などの子育て支援策について総合的に伺う。日経DUAL、日経新聞社が共同で行った共働き世帯が子育てしやすいまちランキング、東京を除くというもので、本市は2016年が6位、2017年が16位、2018年は20位圏内に入れなかった。若い世代に魅力のないまちではないかという指摘を受けたが、本市ではさまざまな保育支援施策を講じたり、若者に魅力があるまちと思ってもらえるよう頑張っていたところだと思うが、市の考えを伺う。
◎榎本こども・若者政策課長 本市では、こども・若者未来局を設置し、子育て世代に対してさまざまな施策を充実させていく、妊娠期から学齢期まで切り目のない支援を続けていくという意図を持って事業に取り組んでいる。ランキング結果ということだが、我々としては市民に納得、満足いただけるような施策を目指して総合的な努力を続けている。
◆阿部善博委員 私は、ほかにもいろいろな自治体のランキングを集めてグラフをつくってみたりしているが、こうしたものは説得力があると思う。実態を見ると、アンケートに答えているだけだったり、いろいろな調査があるので、言われるとおり、一概にこうしたものに左右される必要はないと思うが、相模原市が上位にあるランキングはもっとPRに使ってもいいのではないか。頑張っているので、ぜひやってもらいたい。
どの施設も保育士確保がなかなか厳しく、他の自治体とも比較される中で、保育士への支援は20年間、2万1,000円と変わっていない。20年前はきっといい支援だったと思うが、そのままずっと来ているのはいかがなものかという指摘もある。また一方で、保育士に対する家賃補助の利用者が18名しかいなかったということで、もっとPRや施策展開の仕方に工夫が必要ではないかという意見もある。保育士確保策について、現状と今後を伺う。
◎若林保育課長 まず、保育士確保で2万1,000円の補助金については確かに20年間変わっていないということで、各団体から要望をいただいている。直ちに解決することはなかなか難しいと思っているが、こういったものに加えて、御指摘のあった宿舎借り上げも保育士の定着を目指して新たにつくった施策である。そのほか、就職支援コーディネーターの配置、各団体と合同による説明会の開催といった取り組みを進めている。また、今年度から本格的にステップアップ研修ということで、国の処遇改善加算制度とタイアップした研修を市独自で実施している。本来は県が主体だが、県からの委任という形で実施しており、賃金に直結していくものなので、アドバンテージとして今後有効かと思う。研修に関しても質の向上にもつながるものなので、そうしたことに総合的に取り組みながら、保育士確保の充実を図っていきたい。
◆阿部善博委員 園児数にかかわらず固定費はかかってくるので、そうした補助がない中で運営に難しさが出てきたり、認可と認定、公私の格差につながる。また、幼稚園では教育もあり、質の向上といった点も望まれている。総合的なメニューで保育士を確保するというのが大前提で、これからもきめ細かい配慮をしてもらいたいと要望しておく。
次に、40ページの社会福祉総務費の民生(児童)委員活動費に関して、ことしは民生委員・児童委員の改選期を迎えると思うが、現状や庁内の検討状況などを伺う。
◎大貫地域福祉課長 民生委員・児童委員は、現在、定数930名で、2月1日現在、906名という状況である。民生委員・児童委員の負担軽減は常々課題となっており、役員を初め、任期の浅い民生委員・児童委員等に集まってもらい、仕事の負担感をお聞きする場面をつくった。そうした中で、民生委員・児童委員は各地区の社会福祉協議会の構成員ということで、地区ごとの仕事がある。また、市役所から民生委員・児童委員に例えば児童虐待の講演会があるとか、認知症の研修で案内を差し上げて、土日に御出席いただくこともあり、日ごろの見守り活動以外にもこうしたことがだんだん重なってきているというのが現状である。ただ、例えばひとり暮らしの高齢者等の戸別訪問事業などは、訪問するのは大変だが、民生委員・児童委員の仕事として大切なことだから、これはやるべきだという話もいただいている。一方、社会福祉協議会の共同募金事業で50人未満の法人については民生委員・児童委員に集めてもらっていたが、本来、見守り活動が民生委員・児童委員の仕事の中心であるという提示があり、平成31年度以降、どのように取り組みを進めていくか社会福祉協議会の中で検討を進めてもらっている状況である。
◆阿部善博委員 70歳以上の方の見守り活動として、4回は訪問して、お会いできなければ高齢者支援センターにつなぐ。訪問して困っていることや問題があれば、またそれもつなぐということで、かなりの数、回ることになるが、大変意義があり、大事なことだという声もたくさんあると聞いている。こうした中で、例えば義務づけがされて10年になろうとしている小型住宅用火災警報器の電池のチェックなんかも、消防職員が行くと、制服を来ていても、今、オレオレ詐欺と間違えられて、なかなか開けてくれない。しかし、民生委員・児童委員がこの人は大丈夫ですよと一言言ってあると、一緒にチェックして安全につながっている。一方で、例えば敬老祝金を届けるのに民生委員・児童委員が担っている。以前は集まってやっていたが、地域におろされたことで、民生委員・児童委員の負担がふえているようなことも聞いているが、敬老祝金について伺う。
◎鈴木高齢政策課長 第2次さがみはら都市経営指針実行計画の中で市単独の扶助費の見直しがあり、その中で敬老祝金等の支給費も平成31年度までの中で検討すると位置づけられている。民生委員・児童委員あるいは社会福祉協議会の意見を伺いながら、他の敬老事業とあわせて全体的に支給対象者や支給年齢等、今後のあり方を検討していくこととしている。
◆阿部善博委員 以前は77歳、80歳、88歳、90歳、100歳と細かくお祝いが出ていたが、現在は88歳の1万円と100歳の5万円となっている。お年寄りは地域の宝物なので、お祝いするいい事業だと思うが、民生委員・児童委員が配って回ることはぜひ検討してもらいたい。また、今、100歳時代ということで、本当に100歳でも頑張っている方がたくさんおられる。今、民生委員・児童委員の定年は75歳だったと思うが、70歳まで仕事をされている方もいて、それが終わって民生委員・児童委員になると、1期目は勉強で、次にしっかりやろうかと思ったら、もう定年ですという方も中にはおられた。年齢ですぱっと切って定年にすることで新陳代謝が生まれたり、新しい人に引き継いだり、いろいろいい面もあるが、今、皆さん元気なので、地元に戻って社会活動を行う時間が延びてしまっているようなところもある。もうちょっとやっても大丈夫なのではないかという声もあるので、その辺も検討してもらいたい。
次に、62ページの口腔衛生事業費について伺う。歯と口腔の健康づくり推進計画の進行管理を実施しているとあるが、広く市民や歯科医師会、歯科医を巻き込んで取り組むべきと考える。歯と口腔の健康づくり推進条例を制定し、市民全体で取り組むべきと考えるが、考えを伺う。
◎大島健康増進課長 今までも本市の条例制定については歯科保健事業推進審議会の中で時間をかけて審議をしてもらっている。その結果、歯と口腔の健康づくり推進計画に基づいて歯科保健を推進していくということになったが、関係団体等からも委員が言われたような御意見をいただいているので、歯科保健事業推進審議会の中できょういただいた御意見等も紹介しながら、その効果及び必要性について検討してもらい、市民に対して歯科保健の推進が広く浸透するように努めていきたい。
◆阿部善博委員 先日、避難所に避難されている方に、歯磨きをしている避難所は肺炎率が非常に低く、避難所に歯ブラシがないところは歯磨きをしていないということで肺炎にかかる率が非常に高いという話を聞いた。また、歯が悪くなるとかたいものがかめなくなり、たんぱく質や肉、魚、繊維質の野菜を食べなくなり、どうしても食べやすい炭水化物を大量にとるということで、糖尿病や太り過ぎの原因になる。市民の大切な健康にかかわる部分なので、しっかりと取り組んでもらいたい。
予算書165ページの15番、児童虐待防止事業、児童相談所運営費、機能強化事業について伺う。本市においても虐待が発生しており、そこのところはしっかり取り組まなければならない。そのため、我々の会派内でも議論したが、まだまだ市民に取り組みが届いていないのではないか、ひいては子供たちが虐待を受けていても、勇気を持って手を挙げるといった声が聞こえていないのではないか。本市としても事業を淡々とやるばかりではなく、しっかりとメッセージを届けてほしいという熱い意見を言う人がいた。私もそうだと思っているが、虐待をなくすためにどのような意識で取り組んでいるのか、市民へのメッセージも含めて伺う。
◎神藤こども家庭課長 虐待防止に向けて、幅広く関係機関と連携をとることが重要だと思っている。本市においては、要保護児童対策地域協議会の枠組みを活用し、全体会、実務者会議、個別ケース検討会など、関係機関で情報や援助方針の共有を図りながら支援を実施してきている。また、特に教育委員会との連携も大切なので、指導主事や社会福祉職との人事交流、あるいは警察と協定を締結して情報共有を図っている。また、市民への周知としては、11月に児童虐待防止強化月間にウェルネスさがみはらのオレンジライトアップや街頭キャンペーン等、日ごろから一般市民にも虐待の通報等の協力をお願いし、幅広く市を挙げて虐待防止の取り組みにつなげる努力をしている。
◆阿部善博委員 虐待は絶対なくすという姿勢が必要ではないかと思うので、引き続きよろしくお願いする。
○石川達委員長 他に質疑はないか。(「進行」と呼ぶ者あり)
ないので、以上をもって一般会計予算の本委員会所管部分の質疑を終結する。
これより討論を行う。
討論はないか。(「進行」と呼ぶ者あり)
ないので、以上をもって討論を終結する。
これより採決に入る。
議案第2号平成31年度相模原市一般会計予算の本委員会所管部分については、可決することに賛成の委員の起立を求める。
〔賛成する者あり〕
○石川達委員長 賛成多数。
よって、議案第2号は可決すべきものであると決した。
休憩する。
午後4時33分 休憩
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午後4時50分 開議