阿部善博 議会発言集

相模原市議会議員 阿部よしひろ 相模原市南区選出

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予算特別委員会(市民環境経済分科会)2024年(令和6年)3月定例会議 3月5日

      2026/04/24

相模原市 令和 6年  3月 予算特別委員会市民環境経済分科会 03月05日-01号 ※相模原市議会議事録

○鈴木秀成担当委員長 ただいまから予算特別委員会市民環境経済分科会を開会する。
 出席委員は9名で定足数に達している。
 これより審査に入る。

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○鈴木秀成担当委員長 議案第1号令和6年度相模原市一般会計予算の本分科会所管部分を議題とする。
 昨日に引き続き、環境経済局及び農業委員会所管部分の質疑を行う。質疑をされる際にはページをお示しくださるようお願いする。

◆阿部善博委員 初めに環境経済局予算の総括について、令和6年度予算における環境経済局所管部分の視点や目指すところなどを含め、どう総括しているのか伺う。

◎藤井環境経済局長 環境経済局における令和6年度一般会計当初予算案の総括についてである。昨年の市内経済を振り返ると、新型コロナウイルス感染症の影響が弱まり、景気は回復基調にあるものの、エネルギーとか物価高などの影響や、少子高齢化の進行等による人手不足など、市内事業者を取り巻く環境は依然として厳しいものがあると認識している。
 こうした中、環境経済局としては、中小企業の経営基盤の強化、生産性の向上、起業家創出、企業誘致の推進、雇用促進、農林業の振興など、地域経済の発展に向けた取組を進めるとともに、豊かな自然環境を維持し、脱炭素社会の実現と循環型社会を形成するため、地球温暖化対策、自然環境の保全、ごみの減量化、資源化など快適な環境の創造に向けた取組を推進していく。
 また、分野横断的に取り組む3つのテーマである、少子化対策、雇用促進対策、中山間地域対策に配慮し、環境経済局の施策に係る事務事業の予算編成を行ったものである。まず、本市産業を持続的に発展させるため、新たな価値と魅力をより高め、様々な産業の連携、交流を図りながら、イノベーションの創出拠点の運営支援やオープンイノベーション、スタートアップ企業の進出支援に取り組んでいく。
 さらに、産業基盤の強化を図るため、STEP50に基づく多彩な支援メニューにより、戦略的な企業誘致を推進するとともに、中小企業のDX化やロボット導入などの支援に取り組んでいく。また、多様で安定した雇用の場の創出拡大や、若者の市内定着を促進するなどの雇用対策を実施していく。
 次に、農林業の振興等についてであるが、次代を担う農業者の育成や支援を行うほか、ブランド農産物の開発や6次産業化を推進するとともに、金原地区においては、農業生産基盤の整備に向け、土地改良事業の推進を図っていく。
 また、林業の振興に向けては、さがみはら津久井産材の利用拡大や担い手確保、人材育成につながる支援とともに、計画的な森林、林道の整備を進めていく。
 次に、脱炭素社会の実現や循環型社会の形成に向けた取組である。第2次相模原市地球温暖化対策計画を踏まえ、自家消費型太陽光発電設備等の導入、支援の拡充や新たなメニューを追加するなど、二酸化炭素排出量の削減の取組を加速化していく。
 廃棄物の処理については、ごみの減量化、資源化を推進するとともに、製品プラスチックの分別収集及び再商品化に向けたモデル事業を実施していく。また、一般廃棄物最終処分場の延命化とともに、次期一般廃棄物最終処分場の候補地選定に係る取組や旧東清掃事業所の解体工事を進めていく。
 次に、本市の特徴を生かしながら、人と自然が共生する安らぎと潤いのあるまちづくりの取組については、水源、森林環境、公園、緑地など、恵み豊かな自然を守り育てるとともに、安全で快適な生活環境の保全に取り組んでいく。
 また、少子化対策として、相模原北公園、淵野辺公園及び相模大野中央公園において、子育て世代のニーズに対応した改修、更新を実施して、安全と安心と魅力ある、子育て応援公園を整備していく。
 環境経済局としては、市民の皆様が安心して暮らせる持続的な社会の実現に向け、各事業に取り組んでいきたい。

◆阿部善博委員 しっかりと取り組んでいただきたい。また、どの局もそうだが、特に環境経済局においては、行財政構造改革プランに取り組んでいる本市の中にあって、未来志向の様々な施策が展開されているので、しっかりと引き続き予算確保に努め、しっかりと施策の展開をお願いしたい。
 続いて、個々の各論について質疑を行う。予算主要施策説明書72ページの項10清掃費、目5清掃総務費の関係である。現在の南清掃工場、建設時には様々な議論があり、炉が大きいとか、この技術は大丈夫か、爆発するのではないかとか、いろいろな話あった。先日も視察し、しっかりと役目を果たしているし、また、他市からも非常に評価されているように伺っている。現在の稼働状況と評価を改めて伺う。また、他市でもガス化溶融炉、キルン式焼却炉、流動床式焼却炉、様々あると思うが、現在の建設、稼働状況なども併せて伺う。

◎重田清掃施設課長 南清掃工場であるが、平成22年3月の稼働開始から、約14年たったところであるが、機器類等の経年劣化は多少見られるが、おおむね安定してごみ処理ができている状況である。評価としては、溶融スラグを生成することにより、最終処分場への埋立て容量が、稼働する前年、平成21年度の約30%減少し、最終処分場の延命化に大きな効果が得られたと思っている。
 また、他市の状況であるが、過去6年間のデータで、1日当たり150トン以上の施設で限定すると48施設建設されており、そのうち、ガス化溶融炉は5施設となっている。また、ガス化溶融炉の稼働状況については、全国的にも一部でトラブル等があったとは聞いているが、おおむね順調に稼働しているものと承知している。

◆阿部善博委員 あわせて、現在の最終処分場の建設時にも、南清掃工場とセットで処分量が減るとか、ダイオキシンが発生しない、かさが減ったり、いろいろといい面と、それから、その前の処分場のときにシート破れがあったり、水漏れがあったのではないか、風で飛散して環境汚染があるのではないかという議論があったのを覚えている。先日も見に行き、しっかりと順調に進んで、処分が行われていると思った。現在の評価、稼働状況と併せて伺う。

◎小中南清掃工場長 最終処分場の内壁には遮水シートを敷設しており、浸出水が漏れないプールのような構造となっている。加えて、最終処分場の外側をぐるりと囲んだ、厚さ55センチのセメントの壁を地中深く、30メートル下、地下水が浸透しない地層まで埋めており、最終処分場の場外に水が漏れることがないよう、対策を取っている。また、漏水を検知するシステムを導入しており、これまでに浸出水が漏れたということは確認していない。
 続いて、最終処分場の焼却灰の飛散の対策である。その日、埋立て作業が終わった後に土をかぶせる、いわゆる即日覆土を行うとともに、埋立て作業の際には、水をまく、散水を行うなど、細心の注意を払い、管理を行っている。

◆阿部善博委員 排水が地下に出るが、それについてもしっかりときれいにしてから、下水に処理しているということで、リスク管理もしっかりできていると感じている。南清掃工場の稼働状況と併せ、非常にいい取組をしていると思う。本市は、PRがあまり上手ではないと昔から言われていたが、露出すればいいわけではなく、しっかり取り組んでいることをアピールすることも大事だと思うので、よろしくお願いする。
 あわせて、前の最終処分場も、役目を終えたときに大きな太陽光パネルを敷いて、しっかり環境に良い取組をアピールしていこうという話があったと思うが、現在の状況を伺う。

◎重田清掃施設課長 前の最終処分場の現在の状況であるが、平成26年度から、ノジマメガソーラーパークとして、20年契約で太陽光パネルを設置している。今の第1期整備地であるが、まだ最終処分場としては、水の管理をしており、廃止はしていない。

◆阿部善博委員 設置以来、電力も非常にたくさん発電し、当時は多くの視察の方なども来ていたと思う。なかなか前の最終処分場が、今はメガソーラーの施設になっていると知らない市民や、よその地域の方もおられるみたいなので、これもぜひたくさん見ていただき、本市の取組をアピールしていただきたい。
 続いて、ごみ収集事業について、本当にこれは市民から御意見とか御相談が多い。ごみ収集場所の設置トラブルとか、地域の方も知らない人が勝手にごみを出している、ごみ出し時間が守られない、分別してくれない、出し方が汚い、家庭ごみの集積場所に事業系のごみが出ている、カラスが来たり、ネズミが来たり、捨て方だけではなく、様々なごみをめぐる住民間のトラブルが発生している。そのことが地域のコミュニティーの亀裂の原因になったり、嫌な思いをして注意するのも嫌だ、きれいに捨てたいが、一生懸命真面目にやるのがばからしくなってしまうとか、そうした声はやはりよくないと思う。市で、どのように苦情、また、ごみをめぐるトラブルなど把握しているのか。家庭ごみをめぐる本市の状況について、市の認識を伺う。

◎守屋廃棄物政策課長 市民の皆様方からは、日々様々な家庭ごみに関する御質問、御相談等を頂いている。市としては、まずはそれぞれの事情や課題などもあるので、現場確認するなど状況を伺いながら、市民の皆様に寄り添った対応に努めている。

◆阿部善博委員 この問題は本当に大きいし、これから収束する方向ならばいいが、もっとひどくなっていくのではないかと危惧している。あわせて、ごみ集積場所、収集場所の設置をめぐっても、なかなか皆さん、自分の家の前がごみ置場は嫌だとか、また、地域の方との話すらなかなかできないとか、いろいろなトラブルがあり、これまで置けたところが相続により、分譲されてしまってとかいろいろな状況もあると聞いている。戸別収集も、事業者とか担い手、コスト、様々な課題もあると承知しているが、抜本的解決策を図る上で一つの検討すべきことと思う。戸別収集について、市の検討状況を伺う。

◎守屋廃棄物政策課長 現在も行っているが、ごみ・資源集積場所の排出ルールの周知や啓発をはじめ、ごみ集積場所の設置、維持及び管理について検討している。戸別収集に関しては、運搬経費の増加であるとか、収集人員確保の難しさがあるといったデメリットがある一方で、ごみ排出者の負担が軽減される、また、ごみ集積場所の課題解決につながるといったメリットがあるものと考えている。今後も、市民ニーズや課題等の把握に努め、廃棄物減量等推進審議会や庁内会議で、本市のごみ収集の在り方について検討していきたい。

◆阿部善博委員 なかなか答えが見えない部分もあると思うが、市民の皆さん、本当に喫緊の課題だと思うので、しっかりした検討をお願いする。
 資源循環の部分で、被災地支援について伺う。ごみ収集車等の能登半島地震被災地支援の派遣状況はどのようになっているのか。

◎守屋廃棄物政策課長 被災地支援についてである。こちらはまず公益社団法人全国都市清掃会議を通じ、環境省から支援要請があった。本市においては、先月、2月28日から職員2名を先遣隊として派遣し、実際、ごみ収集に当たる第1次隊を3月1日から、1週間交代で4名ずつ、第6次隊まで1か月間、計24名の環境整備員、また、塵芥車両2台を派遣するとしている。現在、能登のほうで生活ごみの収集等に当たっている。積雪もあり、長距離運転が伴う厳しい支援が続くものと想定している。

◆阿部善博委員 2月25日だが、私も珠洲市に災害ボランティアで行ってきた。ボランティアで2軒ほど片づけの手伝いをし、軽トラックの運転などをして、畳とか建材など集積場所まで持っていった。依然、道路も悪く、マンホールが突き出ていたり、陥没、亀裂など破損が多々ある中で、また、信号機も道にかぶさっていたり、傾いた電柱、倒壊した家屋が道にせり出しているのがそのままになっている箇所がたくさんあった。余震も続いている中で、まだまだ危険も多々あると思うが、被災地の方々、ごみ収集車とかマンパワーを頼りにしていると思う。被災地の方々には非常に助けになると思う。そしてまた、この経験が本市のためにもきっとなると思う。安全には十分注意していただき、現地の皆さんを勇気づけ、活躍してきていただけたらと思うので、よろしくお願いする。
 続いて、予算主要施策説明書74ページの環境保全費について伺う。本市は脱炭素の取組について、市を挙げ、特出しでやっていると思う。このことについて、全庁的取組ということであれば、特に局内でもあるので、脱炭素の農業、脱炭素の自然環境保全、また、脱炭素の最先端技術、イノベーション企業、研究所などを本市に誘致して総合的に取り組んだほうがいいのではないかと感じる。それぞれの視点から、農業分野での脱炭素の取組とか環境保全の取組、また、イノベーションや企業、研究所の誘致など、どのような状況になっているのか、考え方も含め伺う。

◎高野農政課長 本市で農業施策を考えていく上では、今、委員から御指摘のあったような、脱炭素というようなことも、これからの時代はしっかりと視野に入れてやっていくことは大切になってくる。具体的に申し上げると、本市の中では、一つの例だが、農地の上に太陽光発電の施設を設け、発電しながら農業に取り組むという農家もおられ、市としても積極的な支援などをしている。また、新しい、若い方の中にも、起業家創出事業の一環で実施した相模原アクセラレーションプログラムという中でも、農業にかかる面白い提案をしてくださった若手もおられた。民間さん、あるいは若手の皆さん、こういった皆様の自発的な取組なども大切に市として受け止めながら、また、新しい技術については確実性なども見極めつつ、しっかり市としても受け止めてまいりたい。
 その支援については、庁内連携はしっかりやっていくし、農業分野でいうと、市だけではなく、幸い本市の中には神奈川県農業技術センターさんという専門の技術者の組織もある。そういったところや、農業協同組合さんといった関係機関とも連携し、農業を頑張りたいという方たちの支援に取り組んでいきたい。

◎千葉創業支援・企業誘致推進課長 本市では、脱炭素のロードマップの策定、再生可能エネルギーの利活用の促進など、様々な施策に取り組んでいると捉えている。今年度からイノベーション創出促進事業ということで、様々な技術、研究開発機関と連携し、そういった技術を持った企業の誘致などにも取り組んでまいりたい。企業誘致に当たっても、SDGs、ゼロカーボンの推進といった社会経済の活動に先進的に取り組んでいる企業に対し、積極的な働きかけを行っていきたい。

◆阿部善博委員 今このようなことを聞いたのは、研究者から、畑とか森林というのは、植物が空気中のCO2を吸収し、それを土の中に戻す作業をしているが、それを土の中に戻さないで燃やしてしまったので、大気中にCO2が放出されている。例えば、そのような視点からの農業ということで、有機農法もそうだが、化学肥料を使うのもあるが、有機物をなるべく土の中に戻していくという視点から農業を捉え直したり、また、森林の機能を、里山で下の葉っぱをかいたりというのもあるが、なるべく土の中に戻していく。太古の地球の姿は、何十メートルにもわたって、そうした植物の有機物がいっぱい土の中に層をなしており、それがだんだんと今、なくなっている分が大気中に出ているという話も聞いた。それが、そのままうのみにできるかどうか分からないが、様々な研究者がいて、いろいろな取組があるので、ぜひともバイオ農業や様々な炭利用とか、いろいろな最先端技術をぜひとも誘致していただき、そしてまた、総合的に相模原で実践し、最先端の取組がこの場で研究も行われ、実践も行われ、市を挙げて様々やっているという相模原市であってほしいと思ったので、質問した。
 具体的な施策の中で、1点だけ考え方を伺いたい。74ページの住宅用スマートエネルギー設備導入奨励事業と、再生可能エネルギー等利用設備設置促進事業について、先ほども小林委員の議論があり、奥様を説得するということは大事というのはよく分かったが、これをお願いしようという市民から相談を受け、奨励金を宝くじ的にもらえるかもしれないが、もらえないかもしれない。もらえたらいいという程度の額だし、いいのではないかという話があった。そうではなく、これを設置したら、経済的に結局、プラスだというのはあるが、やはり今やれば、補助がもらえるからつけようよ、という動機づけになるようにもうちょっと制度を考えないと、くじ引だったり、先着順だったりということではなく、なるべくつけたい、設置したいと思うような構造的な施策をもっと考えていいのではないか、という話は前からあった。そうした考え方や状況について、今年もこうやって施策を打っているので伺う。

◎角田ゼロカーボン推進課長 現在も予定件数を超えた場合は抽せんとしている。住宅用スマートエネルギー設備を導入される方の中には、年度末に住宅を新築し、新年度から新しい生活、引っ越されるという方が一定数いると把握しており、予定件数を超えた場合は抽せんとすることにより、公平性を確保するとともに、来年度以降は、この予算については拡充し、導入を促進していく。
 なお、本年度も含め、平成30年以降は、抽せんにまで至っていない状況で、申請された市民の方には、奨励金を出している状況である。今後については、状況や実績とかその他いろいろなところを踏まえ、また検討していきたい。

◆阿部善博委員 どうしたら市民がつけたいと思ってくれるか。同じ金額でも効果が大分違う取組はいっぱいあると思う。ぜひともまた検討を進めていただきたい。
 続いて、予算主要施策説明書80ページの農業費の中から、地場農産物ブランド化促進事業、これは農協さんでも一生懸命やっていると聞いている。ブランド化の動きについて、市の支援状況、それから、どのような状況なのか、改めて確認の意味も込めて伺う。

◎高野農政課長 市内農産物のブランド化の動きである。市の各生産者団体さんをはじめとした16団体で構成するさがみはら農産物ブランド協議会があり、こちらが主導的にブランド化の事業を行っている。こちらでは地場農産物の愛称として、さがみはらのめぐみという、女の子のキャラクターがあり、そういったものを利用し、シール、のぼり旗を作ってブランド化推進をしている。推進品目としては、有名なところではヤマトイモがある。それ以外にも、最近ではキウイフルーツなどもブランド化推進品目に入り、合計6品目を認定し、ブランド化を今進めている。
 活動の評価だが、特に、推進品目にも入っている津久井在来大豆、こちらについては、最近テレビとか新聞などのメディアでも取り上げていただくケースも増えており、知名度も徐々に高まってきていると認識している。

◆阿部善博委員 昨年も我が会派の中村議員から、イチゴ農家に対する支援のこともあったが、イチゴ農家等について何か状況があれば伺いたい。

◎高野農政課長 イチゴ農家さんについても、今非常に熱心に取り組んでいただいており、摘み取り農園などを頑張っておられる農家さん、非常に多くおられる。最近でも1軒、南区であるが、イチゴ農家さんとして摘み取り農園を始めた方などもおられ、非常に有望というのか、将来性の高い農業の形態ではないかと思う。

◆阿部善博委員 南区ではファームビッグラッキーズということで、大吉というマークが貼ってあり、地域の方も非常に関心を持っている。私も一緒に朝市で採れたイチゴを売ったり、自販機を設置するのを見てきたが、非常に大きくて、食べたらおいしいイチゴだった。一般質問での答弁でもPRとか本市の魅力につなげたいという方向性があったので、しっかり支援していただきたい。
 続けて、予算主要施策説明書84ページの商工費である。企業誘致等推進事業、本市の大きな取組の一つだと思うが、トップダウンで取り組む部分も大きいと思う。現在、市長は、どのような形で企業誘致など自ら動いているのか。

◎千葉創業支援・企業誘致推進課長 まず、本市は製造業を中心とした産業集積の形成を図ることを目的に、製造業を中心に、産業集積の施策をやっている。市長自ら、様々な場面を通じ、本市の強み、優れた技術を持つ中小企業が集積しているということ、あとは、本市の広域交流拠点都市としての優位性、STEP50などの奨励制度、そういったものを広くPRしている。実際に、企業からそれを受け、お問合せを頂いたりという場面もある。今後も、私どもも市長が日頃行っているメッセージを携え、様々な機会を捉え、積極的に誘致活動に取り組んでまいりたい。

◆阿部善博委員 昨年もこの委員会で、先ほども議論があったように、本市の特徴として、場所がないというところで、弱みとして、大規模な産業用地がない、オフィス系テナントが少ないという現状の答弁もあった。トップセールスというのは大事だと思っている。引き続きしっかり行っていただきたい。
 あわせて、本市の特徴であるSICとの連携、また、JAXAとの連携、そして、ユニコムプラザさがみはらにはシェアードオフィスがあったり、様々ポテンシャルは高いと思うが、様々なところでこうした連携によってもっと成果を上げるようにしっかり取り組んでもいいのではないかという声がある。どのような状況なのか。

◎千葉創業支援・企業誘致推進課長 まず、SICとの連携についてである。SICでは、特にアクセラレーションプログラム、こういった事業のPRとか、あと、プログラム終了後のプログラム参加者、採択企業への支援について連携している。また、今年度、アクセラレーションプログラムのシード編に参加した市外の企業、こういった企業が補助金などを利用し、SICのDesk10に入居するなど、そういった形での連携、協力に現在努めている。
 また、JAXAとかユニコムプラザともこういったアクセラレーションプログラム、また、イノベーション創出事業で連携しており、ユニコムプラザについては、アクセラレーションプログラムの実施会場としても利用しているほか、このプログラムに御参加いただいている起業前の採択者、こういった方々にシェアードオフィスのPRなどをしたり、また、昨年度のアクセラレーションプログラムの成果発表会のときにも、会場にお越しの皆様にユニコムプラザの活動、シェアードオフィスなどについてもPRした。今後も、シェアードオフィスの活用等については連携、協力したい。
 また、JAXAについても様々な研究者の方々がいらっしゃる。特に今年度については、JAXA相模原キャンパスの宇宙探査イノベーションハブという部署の方々に、オープンイノベーション事業の公式サポーターに御就任いただいており、あとはアクセラレーションプログラムの外部メンターとして御参加いただいている。今月の18日に、アクセラレーションプログラムとオープンイノベーション合同で成果発表会を行うが、そのときの連動企画として実施する展示会にも、宇宙探査イノベーションハブでの日頃の活動の展示などをしていただけるということで、今、準備を進めている。今後もこういった様々な機関の皆様方に御協力を頂きながら、イノベーション創出、起業家創出、こういった事業の実施をしていきたい。

◆阿部善博委員 本市は、ここだけではないが、今の話にあったように、他の自治体から見ると、すごくいいものをたくさん持っており、羨ましいという声を本当にたくさん聞く。あとは、もっと成果とか実績をたくさん上げていって、さすが相模原市だねと言われるような成果につながれば一番いいと思う。来年度も予算の中でしっかりやっていただきたい。
 あわせて、同じ商工振興費の中で、昨年の議論から、当委員会の中で、海外展開支援事業費があり、CEATECと言うのか、カナダ企業や市内企業などの連携で、ジェトロやカナダ大使館などの協力を頂き、海外進出したい企業と、また、海外企業との連携などやっていきたい、具体的なマッチングの機会をつくりたいという答弁があった。現在の状況と、また、来年度、この取組、どのような状況なのか。

◎草薙産業支援課長 海外展開支援事業であるが、今年度も、昨年度と同様に、千葉で開催された国際展示会、CEATECの開催期間中に、市内企業3社、カナダ企業4社の参加によるビジネスマッチングイベントを行った。現在のところ、具体的に商談に進んでいる案件はないが、市内企業から3件、今後、カナダ企業と連絡を取る予定と伺っている。
 来年度の取組についてである。昨年度、それから、今年度実施したが、実際、参加企業を募集してもなかなか集まらない状況という課題がある。その要因として、日本貿易振興機構であるジェトロさんにお話を伺ったが、現在、日本全体としては、どちらかというと、東南アジアへの関心が高い傾向があるということなので、本市においてもそのような傾向があるのではないかと考えている。このため、来年度については、現在、公益財団法人相模原市産業振興財団が補助事業で行っている海外見本市出展助成事業を充実し、助成を受ける企業、また、同財団が訪問する企業などの意向を確認し、どの国への関心が高いかなど、ニーズを把握し、今後の支援策を検討していきたい。

◆阿部善博委員 これも本当にトロントはすごいまちで、北米最大の金融都市である。また、映画産業などもほとんどトロントで撮られていたりする。日本との縁が少ない中で、本市が友好関係を持っているということは、よそからは垂涎の的というところも聞いている。これも様々コーディネートをして、いろいろないいものができると思うので、取組を進めていただきたい。
 次に、予算主要施策説明書78ページ、労働費のところで伺う。これも昨年のこの委員会での議論だったが、仕事と家庭両立支援事業において、国の認定制度である、くるみん認定を受けている企業が本市ではないという答弁を受け、満たしている企業も多々あるので、この事業を周知していくという答弁があったが、現在の状況と来年度の予算の中でどのように取り組んでいくのか伺う。

◎仙波産業・雇用対策課長 初めに、現在のくるみん認定の取得状況であるが、やはり今のところ取得している企業は市内には一社もないと承知している。今回、認定取得企業支援事業を始めるに当たっては、くるみん認定に必要な一般事業主行動計画を既に策定している市内企業、あと、過去の仕事と家庭両立支援推進企業表彰の受賞企業、こういったところにも御案内した。
 今年度の取組については、また、一般事業主行動計画の策定、まだ未策定の企業に対しては、アドバイスする社会保険労務士の派遣を希望した企業が8社、子育てしやすい環境整備に対しての補助金の交付予定の企業は4社、こういったところもあったので、次年度に向けてこういった事業のさらなる周知を図り、くるみん認定の取得を目指す企業の支援をしていく。

◆阿部善博委員 企業も本市の中で、このような社会的な地位や責任をしっかり果たしていくことは立派なことだと思う。また、基準を既に満たしており、あと、要件のためにとか、手間暇の部分で取得に至らないというのはもったいない気もする。しっかり取り組んでいただけたらと思う。
 また、フルタイムの従業員の法定時間外、法定休日の労働時間の平均が月45時間未満、月平均の法定時間外労働60時間以上の社員がいないというところはそんなに厳しいというよりも、普通の考え方なのかと思う。こういったものを広めていただくとともに、本市でも市役所もこのような基準を満たしている市役所になってもいいのかと思ったので、そうした視点でもまた取り組んでいただきたい。
 最後になるが、予算主要施策説明書102ページのみどり対策費、鳥獣被害対策である。南区でもハクビシン等の被害が発生しているという議論は、多々出ている。先日も南区の東林地区を中心に、あの辺りでハクビシンに手をかまれた方がいた。状況を聞いたら、何か動物がいるので、自分でネズミのわなをかけたら、ハクビシンがかかっていたということで、処分できなくて手をかまれてしまった。いろいろな方を紹介していただいたが、小型犬と夕方に散歩をしていたら、犬が動物に襲われ、写真を見たら、ハクビシンだと、写真というのは、その人が撮ったわけではなく、私がいろいろな動物を見せたらハクビシンだったというのがあった。ほかにも様々なところで出没しており、東林地区だけでも市民農園から出てきたり、学校の子供たちが見つけて騒ぎになったり、公民館の方々が遭ったとか、また、ここの館長さんとお話をしたところ、自宅にも巣をつくられて、小さな穴から入り込んで巣を作ってしまうらしいが、自費で駆除したとか、自治会でこういったのが出るから、夕方から夜にかけ、犬の散歩とか注意してほしいと。また、ハクビシンも相手を見るようで、大型犬ではなくて小型犬、それから、子供に対して攻撃的な姿勢を取っているようである。本当に注意したり、また、部署も複数にわたるため、様々総合的に取り組まなければならないという認識を新たにした。
 市の認識と、また、これは一部の地域で私が見た話なのだが、注意喚起以上に、市はどのようにこういった問題が全市的にあるのか、その認識と対応をどうしているのか、見解を伺う。

◎宮野水みどり環境課長 南区のハクビシンの被害ということである。昨年度11月から3月頃、冬の期間にかけ、相南地区において、やはり散歩中に、ペットがハクビシンに襲われた。また、人によってはペットを襲ってきたハクビシンを払いのけようとして手をけがしてしまったという方もいた。そういったことが複数あり、水みどり環境課としては、その場の方たちの現地の確認や周辺の調査もして、また、自治会等の協力を得なければならないということで、東林まちづくりセンターとも連絡、調整、情報提供したところである。
 また、子供たちも心配ということで、小学校や近隣の保育園にも訪問し、状況説明と注意喚起をしている。昨年度については、やはり通常の家屋の対策ではなかなか難しいというところもあり、近隣の協力とか、市の土地である市民緑地等、4か所ほどわなを仕掛けて、様子を見たが、昨年度、そのわなには引っかからなかったと。その後、収束していたということでまた様子を見ている。今年度、また、11月頃から犬が襲われるというか、威嚇されたりといったお話も来ている。職員で1月に現地調査して、今、どの辺りにわなを仕掛けるかという調整をしており、まずその性質等、状況を踏まえ、体制を検討している。

◆阿部善博委員 しっかり対応していただいていることが分かったので、引き続きお願いする。
 一方で、これがハクビシンかどうか分からないという事例もたくさんあると聞いている。先日、もう少し相模川沿いの下の方のところで、獣害の被害というか、作物を荒らされ、ハクビシンだと思っていたらタヌキで、タヌキなので駆除ができないという話があったりして、タヌキかハクビシンか、市民は分からない。そういったところの対応とか、しっかりとどうしたらいいのかというところをPRしていただきたい。また、水みどり環境課にこうした話が届けばそのような対応もあると思うが、誰に言ったらいいのか分からないという方はたくさんいる。自治会に言ったら、自治会のみんなで考えたと。大事なことだが、市に言ったが、担当ではないので分からなかったとか、そこで途絶えてしまうと、なかなか対策が取れなくなってしまう。そこら辺の連携、調整もしっかりやっていただくことを求める。

○鈴木秀成担当委員長 休憩する。
   午前10時55分 休憩

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   午前11時15分 開議

○鈴木秀成担当委員長 再開する。

○鈴木秀成担当委員長 他に質疑はないか。(「進行」と呼ぶ者あり)
 ないので、環境経済局及び農業委員会所管分の審査を終わる。
 理事者入替えのため暫時休憩する。
   午後1時37分 休憩

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   午後1時41分 開議

○鈴木秀成担当委員長 再開する。
 市民局及び区役所所管部分の審査に入る。
 提出者の提案理由の説明を求める。
   〔榎本市民局長説明〕

○鈴木秀成担当委員長 これより質疑を行う。質疑される際にはページをお示しくださるようお願いする。

◆阿部善博委員 初めに、令和6年度の市民局予算の総括について伺う。

◎榎本市民局長 令和6年度の市民局一般会計当初予算案については、総額で54億9万円。前年度に比べ、率にして4ポイント、金額にして、2億1,380万円の増額となっている。
 予算編成に当たっては、市民の皆様の安全、安心の確保、一人一人がかけがえのない個人として尊重される共生社会の実現、豊かな市民生活を楽しめる文化芸術の振興、スポーツ活動の支援など、様々な施策を多面的に進めるための予算としている。そのため、市人権尊重のまちづくり条例に基づく人権施策の推進に向けた相談及び支援体制の充実等に要する経費、自転車用ヘルメットの着用促進に向けた購入費補助に要する経費、増加していく火葬需要への対応に向けた新斎場整備の推進に要する経費、文化芸術の振興、スポーツの推進に向けた文化会館大ホール及び多目的ホールの改修、機能改善や小山公園ニュースポーツ広場のリニューアルに要する経費などを計上している。
 厳しい財政状況下においても、市民の皆様が安心して心豊かに暮らせるよう、引き続き、様々な施策に取り組んでまいりたい。
 以上、市民局所管部分の令和6年度当初予算編成の総括について申し上げた。

◆阿部善博委員 行財政構造改革プランで取り組むと、どうしても削りやすいというか、削減しやすい場所だと思っている市民もいる。しっかりと予算確保し、事業を推進していただきたい。
 続いて個々の議論に移る。予算主要施策説明書32ページ、市民生活費、自治会活動助成事業に関連し、自治会の加入率等が下がってくる中で、大型マンションが多々建設され、大型マンションの入居者への自治会加入の働きかけなども、マンション事業者、販売業者などを通じ、行われていると思うが、実態としては、管理組合があり、そこが実質的な自治会の役割を担っているのではないか。二重に自治会に入って、自治会費を払う必要がないのではないかとか、様々な現実的な話が出ていると思う。大型マンションと自治会の現状、それから、マンション組合を自治会とみなし、そのような扱いをする中で防災の会議に参加してもらうとか、様々な見直し方の議論もあると思う。本市の考えと現状を伺う。

◎長田市民協働推進課長 最初にマンションの建設の状況である。橋本駅、相模大野駅などで大きなマンションの建設が目立っている認識はある。また、具体的なマンションの自治会加入者の状況は、市の自治会連合会でも確認できていないので、市でも把握はできていない状況である。
 しかしながら、集合住宅の比較的多い地区の自治会加入率が低い現状から、自治会加入が少ない状況があるという認識はある。マンション管理組合において、防災の取組、お祭りなどのイベントの実施とか、実際にはコミュニティー活動がされており、自治会が行う取組と近しい取組が行われていると考えている。法的な位置づけなどの違いがあるので、自治会の設立、または近隣自治会の加入がされるように取り組んでまいりたい。
 他市でも、学生が役員になったマンション自治会がある。今年度、そこの会長さんをお招きし、市の地域活動に関係する職員に好事例を紹介するという意味での研修を行わせていただいた。来年度、この講演をぜひ自治会長さんに向け、開催したいと考えている。

◆阿部善博委員 丁寧な取組と併せ、また、マンション、アパートもそうであるが、1棟、住民が丸々自治会員となってくれるような活動が仕組みとして考えられたらと思う。引き続き検討をお願いしたい。
 続いて、予算主要施策説明書36ページの消費生活対策費のところで、インターネットのトラブルが現状、非常に複雑化して、見えなくなっており、トラブルかどうかすら判断が難しい状況が見られると思う。現状と市の対策について伺う。

◎西村消費生活総合センター所長 本市に寄せられたインターネットトラブルの相談の現状と見解についてである。インターネットトラブルは、フィッシングメール、SNSの乗っ取り、出会い系サイトに関するもの、偽のセキュリティー警告に関するものなど、多種にわたっている。令和4年度に寄せられたフィッシングメールに関する相談が64件あった。SNSの乗っ取りの中でも、知らないうちに名義使用されたなどの名義冒用というものだが、そちらが125件だった。この2種類の合計は189件で、相談件数全体の3.2%だった。令和5年度についても、フィッシングメール等の相談が寄せられている。その割合は、若干であるが、大きくなっている状況で、注視する必要があると考えている。

◆阿部善博委員 私のほうでも、中学生、高校生の子とインターネットの話をしているときに聞いたのが、推しのアイドルとかアニメキャラとか応援しているキャラクターのバッジ、鞄、いろいろなグッズを、コンプリートと言うらしいが、くじを引くと出るものが12種類あり、スペシャルなのが1個あったり、それをそろえたりするためにインターネットで、ヤフーオークションとかメルカリのサイトを利用する場合もあれば、物々交換を自ら子供たちがやったりしているらしい。それに付け込む悪い人も出てきたり、何かトラブルがあっても、人に言えなかったり、いろいろなものになっており、これは一例だが、被害者というか、トラブルの当事者が低年齢化したり、複雑になって、市民でないところといろいろやり取りしており、トラブルが見えなくなってきていると感じている。ぜひとも専門家や相談を糸口に、研究型の、発信型の取組ももっとしてもいいと思う。私は、ここはもっと予算をつけてもらって、人を増やしてもらいたいと思う。これは意見しておく。非常に心配しているところなので、よろしくお願いする。
 次に、同じ予算主要施策説明書36ページの防犯交通安全対策費の部分で、これは昨年の予算特別委員会の質疑の中で、古内委員が聞いたものに対し、自転車の安全対策について、交通ルールなどを理解し、実践につながるようなSNSを活用した情報発信を検討していくという御答弁を頂いていた。進捗状況と評価について伺う。

◎阿部交通・地域安全課長 昨年度末に、南区の高校の生徒たちで構成されている南区学生自転車会議や、県立相模原高校、県立相原高校にて、SNSを活用した有効な情報発信の方法について、ワークショップ形式で意見を聞き、また、警察からも助言を頂いた。交通・地域安全課では、昨年7月に旧ツイッターであるXを開設し、いただいた意見を参考に交通安全や防犯に関する情報の発信を始めた。
 また、先日まで実施していたヘルメットプレゼント事業では、このXを多くの市民に知っていただけるように、応募時にXを経由する仕組みとしたことや、交通ルール等については、神奈川県警察本部の投稿をリポストするなど充実を図っているが、発信内容や頻度については改善の余地があると考えている。今後、投稿内容のより一層の充実に努めていく。

◆阿部善博委員 私も旧ツイッター、Xを見せてもらい、全部見た。ほかの市内、市役所でやっているSNSの中には作ってみたが、ポストがないとか、様々いろいろなものがある。活用状況はそれぞれ違うと思うが、70件ほど投稿があり、また、本村市長も自ら自転車に乗って、爽やかに登場し、ヘルメットをみんなでかぶろうと自ら訴えている姿を見て、好感を持っている人もいるのではないか。質と量がこれから問われてくると思う。ぜひともXを活用し、効果を上げていってもらいたい。
 次に、予算主要施策説明書72ページの斎場費について、新しい斎場の検討は進んでいると思う。現在の市営斎場で、私がお通夜に行ったときに、あごをけがしている男性とちょっとお話をしたところ、まさかだが、前のお通夜のときに市営斎場で転んで、けがをしたという話をされていた。そんな話を地域の方としたところ、やはりお通夜に行く方は高齢者が多いと自分たちで言っていた。昼間でも見えないのに夜はもっと見えないよということで、市営斎場の中はもちろん明るいが、外に出たら、つまずきやすい石組みの地面だったり、そしてまた、ぐるっと歩いて、駐車場に向かって、駐車場もちょっと暗い場所があったり、午後6時を過ぎる時間に皆さんが来て帰るので、もっと安全対策して、明るくして、私たちがつまずかないような、駐車場から中まで目をつぶっても行けるような、皆さん、よく御存じだが、やはり足場が悪かったり、もうちょっと安全対策、明るくする対策が必要ではないかという声を頂いている。市の認識、予算内での取組について伺う。

◎金子斎場準備室長 年明け以降、今、委員の御指摘と同様の御意見を複数いただき、私どもで夜間の市営斎場へ確認に行った。正面に向かって右手の第2駐車場と呼ばれているところ、ここは若干広くなっているので、車止めが駐車場の中央部分にも並んで建っているつくりになっている。夜間、特に車止めが見にくく、駐車場を横断する利用者が転倒する危険性が確かにあると判断し、本年度の残予算を活用し、車止めを視認性のよいオレンジ色に塗装する修繕を既に完了している。
 今後の話だが、大規模な照明設備の設置や舗装の大々的な打ち換えについては、令和9年度から実施する長寿命化改修の中で検討する。今後とも利用者の安全確保は、大事な点なので、利用者の皆様の動向を注視し、予算の範囲内で適切な対応をしていきたい。

◆阿部善博委員 ぜひよろしくお願いする。けがをされた男性も、お葬式に行って天国に行ってはかなわないよ、よく言っておいてと冗談を言っていたが、冗談ではなく、市民の安全、100歳時代であるから、利用者が安心して利用できるように対策をよろしくお願いする。
 次に、予算主要施策説明書98ページの相模大野駅周辺まちづくり事業についてである。ここの議論でいいのか、ちょっと複雑な話だが、区役所の機能も含め、縦割りの行政の心配をしている点から伺う。伊勢丹相模原店の跡地のマンション建設で、工事車両が相模大野の民間の駐車場とか市営駐車場を利用している。相模大野の商店街とか、周辺に来られる市民、多くの方々が利用しようとしたときに、建設車両や関係者が民間の駐車場を利用し、なかなか市民が入れないこともあると聞いた。この話を聞いたときに、区役所に言っていいのか、環境経済局に言っていいのか、都市建設局に言っていいのか、市役所のどこと話をすればいいのか、こうした商店街の皆さん、また、実際に相模大野に来られた方がそんな話をしていたのを私も聞いた。局の枠を超えて取り組まなければならない問題で、区役所も話は承知していると思うが、本市としてこのような問題に対し、どのように把握し、どう対応していくのか。これは工事が終わればいいのではないかということではなく、現にそのような問題があるということをしっかり把握し、今、どうやって対応していくか問われていると思う。考え方を伺う。

◎齋藤南区役所地域振興課担当課長 工事車両の駐車場利用については、南区でも御相談を受けていた。都市建設局と情報共有したところである。相模大野駅周辺にかかわらず、南区内でこのような相談等を受けた際には、できるだけ速やかに、関係部局と連携を図るなどの対応をしていきたい。

◆阿部善博委員 しっかり対応していただきたい。また、今のように区役所が、窓口的な役割や取りまとめ的な役割を果たすことになると、本市において小さい区役所という話があるが、この小さい区役所で、本当にその役割が果たせるのかという議論もあったと思う。現状と議論の経過、また、市の考え方、本予算においてどのように影響しているのか、併せて伺う。

◎兼杉中央区副区長 市民サービスの向上のため、まず令和6年度の予算に関し、お話しさせていただく。新たな取組として、本庁舎1階に開設するおくやみ窓口の準備を進めており、区役所に関しては、その実施に伴う人員配置を予定している。
 区役所の在り方については、いわゆる小区役所としてスタートし、商店街振興や地域防災、そして、観光や野生鳥獣に関する事務など、市民生活が便利になる事務の、区役所への移管を段階的に実施してきた。また、区の運営機能の強化として、副区長の配置や組織の再編、区政総合推進担当の配置を行っている。併せて、目指す区役所機能の在り方として、各区にある本庁の出先機関を区役所の組織とすることについて庁内検討を行ってきた。しかし、具体的なサービス向上につながりにくいという点や、組織を分割することによりスケールメリットが低下することもあり、移管の対象にはしないとしている。
 引き続き、市民に親切な窓口サービスを提供する利便性、地域の身近な課題や要望に円滑に対応する連携、そして、地域と一緒にまちづくりに取り組む協働、この3つの視点で、区役所機能の強化、改善を図っていきたい。

◆阿部善博委員 小さい市役所、小区役所という言葉から、役割が小さくなるということで、予算とか人員が削減されはしないかということを市民の皆さんは非常に心配している。先ほど萩生田委員からも、コロナ前とコロナ後の人員の話もあった。現在、コロナ前以上に仕事が増えており、例えばイベントをやったり、事務的な話でも、コロナ禍に中止していたものが、今始まって、また事務的なものが復活すると、継続性を持って去年と一緒というものがなくなり、手探り的にどうやっていたということを確認しながらのこともあると聞いている。区役所の職員の皆さんが、地域の活発な活動や市民活動を支え、また、そのしわ寄せがまちづくりセンター等に行ってはならない。市民の皆さんは、区役所、まちづくりセンターに非常に期待しており、それに応えようとすると、どうしても相応の人員、予算が必要になると考えている。そうした状況でも、市民に応えていくため、市はどのような考えで、どのような姿勢でいるのか。また、本市の大切な区役所の基本的な考えと併せ、この予算の中で区役所はどのようなことをしていくつもりでいるのか。考え方を改めて伺う。

◎石原緑区長 まず区役所の基本的な考え方についてである。先ほどの答弁でもこれまでの区役所制度の見直しの話があったが、やはり区役所は、市民に一番身近な窓口として、区民と協働でまちづくりをする機能がやはり区役所の役割だと考えている。新型コロナウイルス感染症のときには、全市一丸となってこの課題に取り組まなければならないという関係で、区役所の職員も関係部署にかなり人事異動した。そうした中でも、業務継続計画に基づき、業務の見直しをやったり、工夫をしたりしながら、区役所として、残すべき市民サービスについて欠くことがないように努めてきた。
 区役所の機能としては、やはり市民との協働、例えばこれまでの取組も申し上げると、区民会議の運営、あるいは地域の課題を自主的に地域の皆さんが話し合うまちづくり会議の運営支援、地域活性化事業交付金を使った地域課題の解決の支援、区民が一体感を持ったり、区に愛着心を持ってもらうための取組、こういった取組を中心に行ってきた。今後についても、来年度は令和6年で、その次、令和7年は本市が指定都市に移行して15年になる。区制施行15周年でもある。引き続き、区民の皆様との協働を進め、各区の個性を生かしたまちづくり、それぞれの区に、区民の皆様が住んでよかったと思っていただけるまちづくりに努めていきたい。

◆阿部善博委員 引き続き、区民の期待に応える区役所であり続けていただきたい。また、いろいろな被災地などでお話を聞いたりしても、市役所は本当に余裕がないといけないと思う。しっかりと継続性とか安定性、無理のない業務運営に努めていただきたい。

◆加藤明徳委員 最初に、予算主要施策説明書38ページ、新規事業になっている自転車用ヘルメット購入費補助である。今回は、上限3,000円で1万個の予算ということである。この補助事業の開始時期や対象者、申請方法など、改めて概要についてお聞かせいただきたい。

○鈴木秀成担当委員長 他に質疑ないか。(「進行」と呼ぶ者あり)
 ないので市民局及び区役所所管部分の審査を終わる。
 以上をもって、一般会計予算の本分科会所管部分の質疑を終結する。

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