阿部善博 議会発言集

相模原市議会議員 阿部よしひろ 相模原市南区選出

-ジブン・ギジロク-

一般質問⑭ 2010年(平成22年)9月定例会  9月29日

      2026/05/02

平成22年  9月 定例会 09月29日-06号 ※相模原市議会議事録
順位 ○○ 質問者 25番 阿部善博(新政クラブ)

P.300 ○議長 岸浪孝志議長

○岸浪孝志議長 ただいまから相模原市議会9月定例会第6日目の本会議を開きます。
ただいまの出席議員は52名で定足数に達しております。
本日の議事日程は、お手元に御配付いたしました日程表のとおりであります。
これより日程に入ります。
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P.300 △議題 日程1

△日程1 一般質問

P.315 ○議長 岸浪孝志議長

○岸浪孝志議長 再開いたします。
休憩前に引き続き一般質問を続けます。
25番阿部善博議員。
〔25番議員登壇 拍手〕

P.315 ◆質問 25番(阿部善博議員)

◆25番(阿部善博議員) 新政クラブの一員として、通告に従い一般質問を行います。御清聴よろしくお願いいたします。
初めに、市長みずからが市民に呼びかける取り組み、市民向けキャンペーンの実施について伺います。
本市では、さまざまな先進的事業や市民主体の取り組みが行われておりますが、全国への周知や市民の参加が足りず、大変もったいないという思いをすることがあります。本気でサービスを利用してもらおうという熱意や、ちょっとした工夫や遊び心で広く呼びかけ、参加を募り、世間の関心を集めつつ各事業の実効性を上げていく。こうしたトップセールス、市民向けのキャンペーンの実施は、人々の生活や心を明るく豊かにし、ほとんどお金もかかりません。もっとやったらいいのになと思う市民の方も、たくさんおられると思います。市長の基本的考えと現状、今後についてお伺いいたします。
具体的には、打ち水作戦、キャンドルナイト、地域ぐるみの安全安心活動としての玄関灯点灯時間延長の呼びかけなどの取り組みが全国で実施されております。それぞれの事業の意義、効果はもちろんですが、多くの人々とともに行うまちづくりとしてだれでもできるし、また、だれでも思いつくことだと考えております。先日、地域の防犯パトロールに参加しましたところ、同行されました警察の方が、防犯灯の設置も費用がかかり限界があるので、門灯を各家庭で少しでも長くつける取り組みをお勧めしたいと説明されていました。平成18年発行の、これですね、自主防犯活動のしおりという冊子には、門灯点灯運動として紹介がありました。しかし、記述を見ると、伊勢原市内では犯罪を減らすことに成功していますと、まるで他人事のような記述でありました。市民の、小さいけれども懸命な活動があちこちで行われております。また、よい市の事業もたくさん、人知れず行われているものもあると考えます。市長がもうちょっと応援してもよいんじゃないかなという部分が感じられるわけですが、市長のお考えを伺います。
また、本市では、小規模雨水利用設備設置補助事業、生垣設置助成事業、相模原ごみDE71大作戦等が実施されております。それぞれすばらしい事業だと思いますが、認知度も低く、まちづくりや実効性、市民参加の観点から、まだまだ工夫と呼びかけを行ってもよいのではないかと考えます。ことしの夏は大変な猛暑でありました。加山市長が涼しげな浴衣姿で、観光親善大使と一緒に市役所の前で打ち水をしている、その水は雨水利用の水である、浴衣には相模原の文字やマークが入っている。そんな光景を全国の人々と一緒に目にすることができたらよかったなと、つい振り返ってしまうわけであります。市長の認識と現状、評価についてお伺いいたします。
また、こうした市民向けキャンペーンは、地域や市民から始まった取り組みを、市が応援していく姿こそ本来の形だと考えます。政令指定都市移行を果たし、各区、各地域の主体性を呼び起こす取り組みとして、地域活性化事業交付金対象事業の募集が行われております。現在の状況についてお伺いいたします。
次に、消防団活動支援策については、本定例会の総務委員会でも活発な議論がありました。消防団の意義や歴史的重み、災害時や地域での役割、必要性は認めつつ、活動の現場ではまず何より人が足りないとの声があり、通常の活動を行うために団員確保が急務であるというのが共通の認識であります。合併と政令指定都市移行を果たした本市特有の事情もあり、改めて市長の基本的考え、現状、課題、対策について伺います。
また、総務委員会では、現在の5団体制を見直す方向性が示されました。私の場合では、相模原消防団第7分団第4部、7-4として地域住民に浸透し、親しまれております名称が変わってしまいます。組織の変更が活動の現場に混乱を来すようなことがあってはなりませんし、市民理解なくして消防団の地域活動も行えません。具体的内容と、市民周知について改めてお伺いします。
また、同じく総務委員会で、活動環境の整備、消防団活動費についての質疑より、非火災や誤報、虚報による出場時にも、現在、行われていません費用弁償が行われる方向性が示されました。家族との団らんや仕事の疲れをいやしている休日、深夜の就寝中、また可能であればお仕事中でも飛び出してくる。ひとたび出動指令が出されれば、地域の安全を守るという使命感だけで飛び出してくる消防団員にとって、活動の励みになるものと考えますが、現在の費用弁償見直しの考えについて改めてお伺いします。
次に、消防団活動の子供への周知、啓発活動についてです。消防団の仲間と話をしておりましたところ、入るまでどんなことをしているのかわからなくて、正直不安だったという方が結構おりました。一方で、子供のころ家族や近所に消防団員がいた家庭では、理解があるばかりか、将来、自分が消防団に入ることを当然のことと考えていた方もおられるようでした。消防団活動の正確な理解を促すだけでなく、未来の消防団員を確保するという点からも、本市消防団を紹介した小冊子、副読本の作成は有効と考えますが、お考えを伺います。
次に、消防団活動協力事業所表示制度については、消防団活動を支援する事業所を認定し、応援する仕組みと承知しております。消防団活動の実際の担い手となっている地域事業所では、3人以上の入団等の認定のハードルは高いものとなっております。また、実際のメリットを感じない等のこの仕組みについては、感じている部分、また声を聞いている部分ございます。現在の認定されている事業所、南区からは一つもありません。国から始まった施策にあと一歩、本市の事情にあった独自の工夫も必要ではないかと考えられますが、認定の状況と今後の推進について、お考えを伺います。
次に、民生委員のあり方について伺います。
地域福祉における民生委員、児童委員の役割は、ますます重要性を増しているところであります。本議会初め、さまざまな場でも議論が行われていることは承知しております。民生委員、児童委員の仕事が忙し過ぎる、仕事が多過ぎるという声とともに、現在行われております一斉改選の現場でも、もうなり手がいない、見つからない、探し切れないという声をたくさん聞いております。候補者を推薦する自治会長さんからは、これは本当に自治会の仕事なのか、自治会の仕事ができないといった声までも聞いております。まず、市としての現状と課題の認識、その対策について、そして現在の推薦、選任の方法についてお伺いします。
次に、民生委員、児童委員の活動環境とあり方についてですが、地域防犯活動ですとか、児童の見守り活動、お祭りとかイベントなどでの地域行事の役職、役割など、それぞれの地域でさまざまな活動要請があるものと聞いております。地域に溶け込み、本人の納得のもとで行われる活動は大変意義深いものと考えますが、地域福祉の本来業務の負担増が見られる現在にあって、物理的、精神的な、さらなる負担が招かれているものと感じます。一部では、肩をもんでくれと要求されたり、無給であると民生委員法の第10条で規定されているにもかかわらず、報酬を受け取っているのではないかという誤解から、行事での寄附を求められるようなことも、現場でさまざまな誤解を生んで、なり手不足の原因にもなっているのではないかと危惧されております。民生委員、児童委員がどんなことをするのか、市民と共通の認識を築いて、多くの人々と協力して現在の状況を改善し、民生委員、児童委員の本来の活動が円滑に行われる環境をつくり出すことが市の責務であると考えます。市長のお考えを伺います。
次に、相模大野駅周辺のまちづくりについて、イベント策についてお伺いします。
本市南部地域で、また新しいお祭りが生まれました。10月24日に開催が予定されております相模大野かぼちゃまつりであります。相模大野中央公園を会場に、先ほども触れました地域活性化事業交付金を活用して、歴史あるハロウィンフェスティバルと協働し、特色ある相模大野のまちづくりを創造していくべく、推進していくべく、地域に根ざしたイベント展開をしていくということであります。相模大野地域では、もんじぇ祭りが大きく成長するなど、市民の中から生まれるイベントの中に活力があることは間違いありませんが、まだまだ立ち上がったばかりのイベントです。2回、3回と回を重ね、市民に愛されるまでには市としての支援が求められるところであります。市としてのお考えを伺います。
また、この会場であります相模大野中央公園では、ステージとなる舞台がないため、泉の前にステージカーを入れるなどして舞台を設置しております。どのイベントにおきましても、この費用捻出が主催者の大きな負担となっており、イベント開催の高いハードルとなっております。公園としての機能や景観、安全性等に配慮することはもちろんでありますが、市民の活力を生かす点からも、地域ぐるみで常設型のステージを設置することは、まちづくりに大きな効果が見込まれるものと考えますが、市長の考えを伺います。
最後に、相模大野駅前交番移設についてであります。政令指定都市相模原の南の玄関口と呼ばれる相模大野駅でありますが、コリドー付近、特にペデストリアンデッキ下の噴水付近では、深夜の治安の悪化の声が聞かれております。街としての風格を問われかねない状態にならないかと危惧する声もあります。近くにあります相模大野駅前交番は、ビルの一番奥まったところにありますので、人目につかず、位置がわかりにくい状況です。コリドーでのイベント時に、交番があるはずだが探しているという人に会うこともよくあります。道を知らせる交番がどこにあるのかわからないのでは、やはり困ってしまいます。交番設置時の議論や景観等への配慮、出動のしやすさなどの課題は聞いておりますが、犯罪予防の観点から、現在ではその存在をPRしてこその交番であると考えます。相模大野駅前交番をコリドー入り口付近へ移設するなど、警察官の存在をもっと前面に出し、アピールしていくことに関し、市の考えを伺いまして、私の第1問目を終わります。(拍手)

P.317 ○議長 岸浪孝志議長

○岸浪孝志議長 市長。
〔市長登壇〕

P.317 ◎答弁 加山俊夫市長

◎加山俊夫市長 阿部議員の御質問に逐次お答えを申し上げます。
初めに、市民に直接呼びかける取り組みについてでございます。
首長みずからが市民キャンペーンなどに参加をしまして、プロモーションやデモンストレーションを行い、情報発信をすることは、事業に対する市民の皆様の関心を高め、その結果といたしまして、より高い施策効果を得ることができるという意味で、大変重要であると考えております。こうしたことから、これまでも共同募金運動が行われる街頭募金活動や、横浜開港150周年記念の開国博Y150のイベント会場におけるPR、また都県境で防犯に関する連携強化を図るためのJR町田駅周辺合同歳末特別警戒などにおきまして実践をしてまいりましたが、こうした市民向けキャンペーンに参加をしていくことにつきましては、シティセールスの一環としましても大変効果的なものと考えておりますので、今後とも機会をとらえまして積極的に情報発信を行ってまいりたいと考えております。
次に、玄関灯の点灯時間延長についてでございます。本市におきましては、門灯点灯運動といたしまして、平成18年度から自主防犯活動のしおりや防犯灯の設置の手引などによりまして、事業の取り組みにつきまして、自治会を初め市民の皆様にお願いをしているところでございます。地域における安全安心活動につきましては、非常に大切でありますことから、今後、より多くの市民の皆様に御協力をいただきますよう、周知方法につきまして検討してまいりたいと存じます。
次に、小規模雨水利用設備設置補助事業、生垣設置助成事業、及び相模原ごみDE71大作戦についてでございます。小規模雨水利用設備設置補助事業につきましては、未利用資源の有効活用を促進するため、個人住宅等への雨水タンクの設置に対する補助を行っているものでございまして、平成13年度の制度創設以来の設置件数につきましては、本年8月末までで183件となっております。平成19年度以降、増加傾向にありまして、それまでの年平均10件程度と比べまして、平成21年度は54件と、市民の関心の高まりを感じているところでございます。
また、生垣設置助成事業につきましては、緑豊かなまちづくりや災害に強いまちづくりの推進を目的に設置奨励を行っているものでございまして、平成15年度の制度改正以来、本年8月末までに89件、1,250メートルの奨励実績となっております。宅地の狭小化など市街地におきます住宅事情があるものの、平成20年度以降、増加傾向にございまして、これは実施主体のみどりの協会と市の連携による周知活動の効果があらわれているものと考えているところでございます。
次に、相模原ごみDE71大作戦についてでございますが、本年度から、市内主要駅前や百貨店、大型スーパー店頭で、マスコットキャラクターを活用しました街頭キャンペーンを初め、地域版の啓発活動といたしまして自治会単位の講座を開催するなど、幅広くキャンペーン活動を展開をしているところでございます。報道機関への情報提供により、新聞やFM放送にもたびたび活動を取り上げていただいているところでございます。
こうした中で、更なる利用促進等に向けたPRの取り組みといたしましては、例えば6月の環境月間に、雨水利用設備や生垣の設置促進策として各区で具体的な展示キャンペーンを展開するなど、集中的かつ効果的な取り組みを検討をしてまいりたいと考えております。
次に、地域活性化事業交付金の状況についてでございます。現在まで128件の申請をいただきまして、交付を決定した事業につきましては98件、処理中が22件、不交付が3件、取り下げが5件でございました。事業内容といたしましては、環境の保護、保全、文化、伝統の振興、地域福祉の増進に関する事業が多くございました。本制度のPRについてでございますが、広報さがみはらや市ホームページのほか、区版の広報紙や地域情報紙などで制度のPRや募集を行うとともに、各地区の地域政策担当職員がまちづくり会議などの機会をとらえまして、周知を図ってきているところでございます。今後は、実施した事業の報告会の開催やホームページでの事例紹介など、事業の成果を広く周知をすることによりまして、地域活性化事業交付金制度のさらなるPR、活用の推進を図ってまいりたいと思っております。
次に、消防団に対します基本的な考え方と現状、課題及び対策についてでございます。
消防団につきましては、地域の実情に精通をし、即時対応力の面でも非常にすぐれた組織でございまして、特に大規模災害時におきましては、その果たす役割は大変重要であると認識をしているところでございます。しかしながら、消防団員の数は全国的に年々減少しておりまして、本市におきましても例外ではなく、消防団員の確保が大変厳しい状況にございます。このため、新たな消防団員確保の方策といたしましては、消防団車両に消防団員募集のマグネットシートを張りつけることや、相模原市消防団専用のホームページ開設によりまして勧誘策を検討しております。また、消防団詰所、車庫のシャッターへイラストを描くなど、消防団のイメージアップを図ってまいりたいと考えております。政令指定都市移行に伴いまして、新たな課題といたしましては、区制の施行によりまして、消防団の分団受け持ち区域の見直しが必要なことから、消防団組織の再編について検討を進めているところでございます。
次に、消防団組織の見直し及び市民周知についてでございます。現在、本市の消防団につきましては、合併後、5団の体制をとっております。消防団組織の見直しにつきましては、消防団長会におきまして検討を進め、合併調整方針に基づき、平成24年度を目途に、1団6方面隊の組織とする方向性が示されているところでございます。現在は、その組織再編に向け、細部につきまして調整を行っているところでございます。また、市民への周知につきましては、自治会への説明のほか、地域情報紙、市のホームページ等、あらゆる手段を活用いたしまして、広く市民の皆様に周知をしてまいりたいと考えております。
次に、消防団の活動環境の整備についてでございます。消防団員の災害出動に対します費用弁償につきましては、相模原市非常勤特別職職員の報酬及び費用弁償に関する条例に基づきまして、支給をしているところでございます。非火災、誤報及び虚報による出動につきましては、本市では費用弁償の支給対象外としているところでございますが、消防団員の活動環境の向上を図るため、非火災等に係る費用弁償の支給につきましても検討してまいりたいと考えております。
次に、子供への消防団の周知啓発活動につきましては、現在、各種イベント、消防フェア及び街頭におきます消防団のPR活動の際、女性消防団員が中心となりまして、手づくりされました火災予防啓発グッズを配布をするなどの活動を行っております。小冊子及び副読本につきましては、現在のところ作成はしておりませんが、次代を担う子供たちが消防団のことを理解することは大変重要なことでございますので、今後、作成に向け検討してまいりたいと思っております。
次に、消防団協力事業所表示制度についてでございます。消防団協力事業所表示制度につきましては、消防団員の活動環境の整備、地域防災力の向上を目的に、平成21年4月に導入した制度でございまして、現在12事業所を認定をしております。消防団の活性化のためには、被雇用者が入団をしやすく、かつ消防団員として活動しやすい環境を整備することが重要でございまして、地域に対する社会貢献等が認められ、信頼性の向上やイメージアップが図られることから、今後も消防団活動に協力をしていただける認定事業所のさらなる確保に取り組んでまいりたいと思っております。
次に、民生委員、児童委員の現状と課題についてでございます。
民生委員、児童委員におきましては、法律で定められました福祉に関する住民からの相談や、福祉サービスの情報提供等の職務に加えまして、関係行政機関等からの協力依頼や地域におけるさまざまな役職への従事など、多くの職務を担っていただいているところでございます。一方、住民の個人情報に対する意識の変化や地域コミュニティーの希薄化等によりまして、高齢世帯等から訪問を拒否される事例の増加や、住民の転居等の情報が入らず、地域の状況が把握しにくくなっているなどの意見が寄せられております。こうした中、民生委員、児童委員の皆様にはアンケート調査を行いまして、その活動における課題や問題点を整理、分析をしまして、民生委員、児童委員や関係団体の御意見をいただきながら、今後の対策を検討してまいりたいと考えております。
次に、民生委員、児童委員の推薦、選任方法についてでございます。民生委員法では、市に設置をされました民生委員推薦会から候補者の選出を行い、市長に推薦することとされております。その後、推薦された候補者を、社会福祉審議会に対しまして、適格かどうかの諮問を行いまして、その答申をもとに厚生労働大臣に推薦し、委嘱されます。こうした中、本市におきましては、地域の実情に応じ、幅広く候補者の選出が行われますよう、市内22地区に民生委員推薦協力会が設置をされております。さらに、幾つかの地区におきましては、自治会長、公民館長等に加えまして、PTA会長やボランティア団体の代表など、さまざまな地域団体の方々に民生委員推薦協力会委員として参画をいただいているところもございます。今後は、こうした事例などを調査をするとともに、地域の皆様に御紹介するなど、地域の実情に応じた支援に努めてまいりたいと考えております。
次に、民生委員、児童委員の活動におきます環境づくりについてでございます。民生委員、児童委員には、本来の業務に加えまして、地域ではさまざまな活動要請がございまして、その中には、地域住民の民生委員、児童委員に対する誤った理解によるものもあると伺っております。市といたしましては、民生委員、児童委員の方々が円滑に活動していただけますよう、今後とも市民の皆様に民生委員、児童委員の役割、活動について周知に努めてまいりたいと思っております。
次に、相模大野かぼちゃまつりへの支援についてでございます。本イベントにつきましては、相模原青年会議所の有志の皆様を中心としまして設立された団体が、今回で22回を迎えます相模大野ハロウィンフェスティバルとの協調イベントといたしまして、地域に根づき、長く愛されるものとなることを目指しまして実施をするものと伺っております。市といたしましては、主催者から開催の目的、事業内容等をお伺いをいたしまして、大野南地区の魅力づくりや、にぎわいづくり等の地域活性化に資するものと判断をし、後援を行うとともに、地域活性化事業交付金の交付を予定をしているところでございます。そのほか、広報さがみはらや地域情報紙への掲載等によりまして、イベントの周知にも協力をすることとしております。
次に、相模大野中央公園についてでございます。相模大野中央公園は、グリーンホールや図書館等の施設と一帯となった相模大野のシンボル施設の一つといたしまして、レクリエーション、文化活動の拠点及び市民の憩いの場を目指しまして、花と水と緑をテーマとしました都市型の公園といたしまして、平成2年に開設をいたしたものでございます。公園内では、これまで各種イベントが開催されるなど、広く市民の皆様に御利用いただいてきております。当公園のステージの常設につきましては、公園利用者や地域の皆様の意向を把握をした上で、その必要性等について研究をしてまいりたいと考えております。
次に、相模大野駅前交番の移設についてでございます。最近の相模大野駅周辺の犯罪発生状況でございますが、平成21年の犯罪認知件数につきましては719件でございまして、自転車の盗難や万引きなどの街頭犯罪が依然として多く発生をしております。また、相模大野駅前交番の位置についてでございますが、現在の場所からコリドー側への移設につきましては、相模原南警察署に確認をいたしましたところ、県財政が非常に厳しい状況にあることや、現在の相模大野駅前交番を設置をしてから10年程度であることから、現状では難しいと伺っておるところでございます。市といたしましては、警察に対しまして、特に夜間パトロールの強化とともに、交番の位置がわかりやすい案内の表示について要請をしてまいりたいと存じます。
以上、お答えを申し上げました。

P.321 ○議長 岸浪孝志議長

○岸浪孝志議長 25番阿部善博議員。

P.321 ◆質問 25番(阿部善博議員)

◆25番(阿部善博議員) 2問目を自席より行います。
まず初めに、地域活性化事業交付金の申請について、件数はわかったんですけども、交付金の金額はどのくらい執行されて、どのくらい残っている状況でしょうか、お伺いします。また、申請決定された事業の中には、市全体で取り組んでもいいような、すばらしいものもあるんじゃないでしょうか。また、そうした事業の紹介が、残りの期間、まだ募集していると聞いておりますので、さらなる応募につながるのではないかと思います。また、これからもやっていく事業と思いますので、応募が活発になるように、また市全体でできるものは市長のトップセールスで応援できないかという観点から、応募の状況、内容についてお伺いします。
次に、消防団の組織変更についてなんですけれども、総務委員会でも質問させていただきましたが、1消防団6方面隊ということで、北、中央、南、それから藤野、相模湖、津久井ということで、6つ方面隊あるんですけど、城山だけないということで、これで地域理解、どうなっているのかなというところを危惧するわけです。また、常備消防との関係もありますので、この辺の考え方をお伺いいたします。また、この組織変更に関しましては、スケジュールがかなりタイトだと思います。24年の当初からスタートということであれば、これから費用も、名前を全部変えていかなければいけないという部分と、それからシステム改修などもあるんじゃないかと思います。システムの予算がつかなかったので、これは見送りますなんてことは許されないわけですから、この状況をお伺いいたします。
それから、この組織改編につきましては、平成18年の6月議会で同様の趣旨の、津久井地域との合併後に質問させていただきました。当時の小川市長は、一体性を確保しつつ地域性を考慮して、従前の訓練、研修を実施するという答弁いただきました。津久井は津久井なりの訓練をやっているということでしたけれども、これ、どのようになるのか、お伺いいたします。
それから、子供への周知、子供消防団ですね、再三提言させていただきましたので、これは要望させていただきます。ぜひ結成していただきたいと思います。
それから、協力事業所表示制度、認定基準の見直し、来年、再認定を迎えるということですけれども、実際には消防団員を出している事業所ももちろんそうなんですが、操法訓練の場所を提供しているような団体もあります。こちら、例えば私の7分団ですと相模女子大の駐車場で練習しているわけですけれども、こういう団体に感謝の気持ちをあらわしたいという方もおられます。考え方をお伺いします。
次に、民生委員、児童委員についてなんですけれども、職務が多過ぎるという課題に関しては、市で指針をつくるなど、独自の取り組みが必要なんじゃないかと思います。お考えを伺います。また、民生委員の事務局が市の社協に移ったということで、個人情報の保護などの話もあるんですけれども、民間組織であります社協が事務局ということで、またいろんな心配、各組織の事務がふえているんじゃないかという危惧もあります。背景、経緯、現在の評価ですとか課題についてお伺いいたします。また、民生委員さんの忙しさですとか選任の難しさ、アンケートをとるまでもなく状況はよく理解されていたものだと思います。これまでの市の対応がどうだったのか、改めてお伺いいたします。
最後に、かぼちゃまつりについてなんですけれども、ハロウィンフェスティバルと同日開催ということで、駅前から相模大野中央公園まで、広く仮装した子供たちと大人の人たちが歩き回ることになります。交通安全ですとか、会場の安全対策などが危惧されます。どのようになっているのかお伺いします。また、すぐそばには大野南中学と相模大野高校の間の狭い歩道があるわけなんですけども、道路の歩道が狭いという指摘が前々からあるんですけども、日ごろの危険と、改善が求められております。イベント時も使うことになるかと思います。お考えと状況をお伺いいたしまして、2問目を終わります。

P.322 ○議長 岸浪孝志議長

○岸浪孝志議長 市民部長。

P.322 ◎答弁 白井誠一市民部長

◎白井誠一市民部長 地域活性化事業交付金の決定額等についての御質問にお答えをいたします。
現在までの交付決定金額は3,188万円で、処理中の申請金額1,303万円、これを合わせますと4,491万円で、本年度の予算に対しまして7割程度の申請状況でございますが、今後も引き続きまちづくりセンター等においてPRを図ってまいりたいと考えております。
また、市全体に発展できる事業もあるのではとの御質問でございますが、申請事業の中には、インターネットを活用したデジタル回覧板の作成や、観光資源、歴史、文化などを掲載したガイドマップの作成など、他地区においても参考になる活動、事業も多くあり、さらに全市的な発展やシティセールスへのつながりも期待されます。こうしたことから、来年度早々に活動の情報交換ができる交流の場を設けるとともに、市や区のホームページなどで紹介し、積極的に本制度のPRを図り、来年度の募集につなげてまいりたいと考えております。
以上でございます。

P.322 ○議長 岸浪孝志議長

○岸浪孝志議長 消防局長。

P.322 ◎答弁 大谷喜郎消防局長

◎大谷喜郎消防局長 消防団に関する御質問にお答え申し上げます。
初めに、消防団組織の変更に伴います名称等の検討状況ということでございますけども、今回の消防団の組織改編につきましては、合併時から1団体制という方向性が示されています。それと、今回、区制に伴いまして各分団の部が分かれてしまうという、そういった状況も見られました。そういったことを踏まえまして、5団の団長、副団長で構成している団長会、そして各団で構成している分団長会、こういった中で組織の全体のあり方をどのようにしていこうかという検討をして、いろいろいただきました。その中の御意見を大体取り入れまして、結果として、今、1団6方面隊という組織ということになっております。先ほど言いました城山等の名称につきましても、各団長さん、副団長さん、分団長さんの了解のもとに、一応、北方面隊ということで、現在、進めさせていただいているところでございます。
それから、次に、再編に伴う経費ということでございます。細かな経費の積み上げはまだ行っておりませんけども、システムのデータ変更と、それから消防団詰め所、車庫、それと消防車両の表示、名称が変わるわけですから、そこの変更の経費がかかるものと考えております。
それから、津久井地域の消防団の訓練の一体性ということだと思います。現在も、津久井地域特有の災害があるわけです。山岳救助でありますとか湖による水難救助、そして林野火災。現在も、各4団の中で、山林火災を防御するための遠距離送水訓練といいまして、湖や川から水をとって、約1キロぐらいにわたりましてホースを延長して山の中腹まで水を送水すると、こういった訓練を毎年のように行っているわけでございます。1団体制となったとしても、それぞれの地域特性があるわけでございますので、こういった訓練は継続させていただきたいと思っております。
それから、消防団協力事業所の認定の関係でございます。認定基準の項目としまして4項目ございます。冒頭、お話にありました3名以上の団員を有している事業所等々あるわけですけれども、1名であったとしても、その事業所が消防団の活動に非常に協力的であれば認定の基準に該当するという項目もございます。また、消防団に全くかかわりのない、消防団がない事業所であったとしても、消防団の訓練や、そういったものに積極的に協力してくれる事業所、こういったことに対しても認定の基準となっております。したがいまして、ここでいろいろ消防団の方も、操法等いろいろと毎夜のごとく訓練をしております。そういったところで、いろいろな事業所の中で敷地を借りているということも聞いておりますけども、今後、各消防団からそういった状況をお聞きしまして、認定の事業所の拡大を検討させていただきたいと、このように考えております。
以上でございます。

P.323 ○議長 岸浪孝志議長

○岸浪孝志議長 福祉部長。

P.323 ◎答弁 柿沢正史福祉部長

◎柿沢正史福祉部長 民生委員に関する御質問を3点ほどいただきました。
初めに、民生委員、児童委員の職務内容等に関する指針の作成などへの取り組みをしたらどうかという御質問でございます。民生委員、児童委員の職務につきましては、民生委員法におきまして、地域の実情把握や住民かの相談に応じること、地域の事業を行うものへの援助、必要に応じ、地域の社会福祉の増進を図るための活動を行うことなどと規定されております。議員さんがおっしゃいますように、確かに職務内容は漠然としたものというふうな表記になっております。これは、地域の実情によりまして、民生委員、児童委員さんに求められる活動がそれぞれ異なっておりまして、法においても明確な規定ができないものとなっているというふうに考えております。こうした中、民生委員、児童委員の職務に関する指針の作成等、本市独自の取り組みにつきましては、地域の実情とともに、民生委員、児童委員の皆様の御意見を伺いながら、作成していく必要があるのかなというふうに考えております。
2点目でございます。民生委員児童委員協議会事務局の移管したことについてでございます。民生委員児童委員協議会の活動は自主的に行われているものでありまして、事務局はその支援を行うことがその役割となっております。こうした中、民生委員児童委員協議会の事務局につきまして、本年4月に市社会福祉協議会に移管をいたしました。社会福祉協議会の目指すものが地域福祉の増進でございまして、地域福祉の推進の核である民生委員、児童委員と連携を深めるためにも、事務局事務について移管をしたものでございます。事務局移管後におきましても、市といたしましては、市社協や地区民生委員児童委員事務局と連携を密にしながら、活動の支援を行っておりまして、順調にスタートできたものと考えております。また、現時点におきましては特段の課題はございませんが、今後ともこうした支援に加えまして、民生委員法に定められた指揮監督及び研修、それから委嘱、こういった事務につきましても引き続き市が責任を持って対応してまいります。
3点目、最後でございます。民生委員、児童委員になり手がいないと言われる中での、これまでの市の対応についてということで御質問いただきました。民生委員、児童委員の適格要件につきましては、地域の実情に応じ、柔軟に対応できることとなっておりまして、本市におきましても独自に定めているところでございます。こうした中、新任の民生委員、児童委員の年齢要件につきましては、前回の改選時には65歳未満というふうに定めてあったものを、自治会長等、地域の方々からの意見もございまして、今回、69歳未満ということで引き上げをさせていただきました。また、地区推薦協力会や自治会長会議におきまして、民生委員、児童委員の役割や重要性につきまして周知を図るとともに、民生委員、児童委員の円滑な改選に努めているところでございます。
以上でございます。

P.324 ○議長 岸浪孝志議長

○岸浪孝志議長 南区長。

P.324 ◎答弁 野村謙一南区長

◎野村謙一南区長 南区のイベントに関する安全対策についてお答えをいたします。
それぞれの主催者に確認いたしましたところ、ハロウィンのフェスティバルにおきましては、警備員の配置と役員の巡回パトロールの実施、こうしたことを予定しております。かぼちゃまつりにおきましても、同様の対策を講じる予定であるというふうに伺っております。イベント等の安全対策につきましては、基本的には主催者に責任において、必要な対策を講じるものと考えておりますが、市といたしましては、公園名義の使用を承認するに当たりましては、警備員の配置でございますとか、事故が生じないような安全対策、こうした指示をしているところでございます。かぼちゃまつりにつきましては、初めてのイベント開催ということでございますので、御指摘のありました歩道の問題等を含めまして、安全対策の徹底につきましては再度確認をしてまいりたいと考えております。
以上です。

P.324 ○議長 岸浪孝志議長

○岸浪孝志議長 25番阿部善博議員。

P.324 ◆質問 25番(阿部善博議員)

◆25番(阿部善博議員) 3問目を行います。
地域で消防団活動をしておりますと、現場で、地域の団員の中に入って本市職員の皆さんが活動している姿を数多く見かけます。大変立派だな、ありがたいなという思いをいたしております。ここにおられます職員の皆さん初め、市の職員の皆さん、これから職員を退職された後は、ぜひとも地域に戻って地域の民生委員として御活躍されると、なおすばらしいなと思います。御期待を一言申し上げます。また、民生委員の仕事、本当にとうといものだと思います。全市の問題として、また我が身の問題として大変さも背中合わせでありますので、根本的な取り組みを要望しておきます。
最後に、現在、ふるさとづくりと消防団のかかわりを描いた映画「ふるさとがえり」というものが岐阜県の恵那市で撮影されているそうです。プロデューサーの栗山宗大さんとメールでやりとりをしているんですけれども、消防団のPRじゃなくて、地域や現状の悩み、まちづくりの現場を描くことを呼びかけたところ、恵那市の市民5万6,000人のすべてが何らかの形で取り組もうよと、かかわろうよということで、全市一丸となった取り組みになっていると話しされておりました。本市も、さまざまな課題あるわけですが、希望を持って一つ一つの課題に取り組むことが、よいまちづくりにつながっていくということを改めて申し上げさせていただきまして、私の一般質問を終わります。

P.358 ○議長 岸浪孝志議長

○岸浪孝志議長 以上をもって一般質問を終結いたします。
以上をもって本日の日程はすべて終了いたしました。
次回の本会議は、9月30日午前9時30分より開くことにいたします。
本日はこれをもって散会いたします。
午後3時55分 散会

 

 

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