阿部善博 議会発言集

相模原市議会議員 阿部よしひろ 相模原市南区選出

-ジブン・ギジロク-

一般質問⑲ 2013年(平成25年)3月定例会  3月21日

      2026/05/02

平成25年  3月 定例会 03月21日-06号 ※相模原市議会議事録

順位 20 質問者 22番 阿 部 善 博(新政クラブ)

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通告内容

1  相模大野駅周辺のまちづくりについて
(1) 現状と今後について
ア bono相模大野開業と支援策について
イ コリドーの活用と整備について
ウ 相模大野駅周辺の交通課題と対応策について

2  電子自治体の推進について
(1) 基幹システム最適化基本計画の策定について

3  農産物直売所の開設について
(1) 市の支援策について

4  教育行政について
(1) いじめ対策について

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P.326 ○議長 中村昌治議長

○中村昌治議長 ただいまから相模原市議会3月定例会第6日目の本会議を開きます。
ただいまの出席議員は49名で定足数に達しております。
本日の議事日程は、お手元に御配付いたしました日程表のとおりであります。
これより日程に入ります。
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P.326 △議題 日程1

△日程1 一般質問

P.334 ○議長 中村昌治議長

○中村昌治議長 22番阿部善博議員。
〔22番議員登壇 拍手〕

P.334 ◆質問 22番(阿部善博議員)

◆22番(阿部善博議員) 新政クラブの一員として、通告に従い一般質問を行います。御清聴、よろしくお願いいたします。
初めに、相模大野駅周辺のまちづくりの現状と今後について伺います。
去る3月15日に、待望のbono相模大野がグランドオープンし、相模大野の3つの核が完成いたしました。竣工式での加山市長の御挨拶からも、長い年月をかけたまちづくりの熱い気持ちが伝わり、完成して終わりではない、大切なのはこれからだ、との思いが新たに湧いてまいりました。相模大野は、今や本市の南の玄関口にとどまらず、商業、経済の中心地であり、本市の実質的なにぎわいを牽引する役割を担っております。このにぎわいを一時的なものとせず、継続させ、さらに発展させること、そして開業したての集客力を地域全体に広げるための力強い取り組みが求められています。ここで、相模大野に対する市長の基本的な考えと現状に対する認識、今後の支援策についてお伺いいたします。
次に、コリドーにつきましては、相模大野への来街者の回遊性を確保する上でも、また、身をもってにぎわいを実感できる相模大野の中心地としても、大変重要な役割を担っております。せっかく自転車のなくなった中心部を、もっとたくさんの人が歩いてにぎわいを創出し、雨天時の万全の備えを施し、雨で滑りやすいなどの危険には安全対策を行い、頻繁にイベントを開催しやすくするなど、さらなる活用に向けての整備と支援策が必要と考えます。お考えを伺います。
次に、県道51号町田厚木を初め、相模大野駅周辺には慢性的な交通渋滞が発生しており、経済機会の消失や損失は大きいものと考えます。歩行者の回遊性確保の観点からも、誰もが快適に集まれるまちづくりの観点からも、効果的な対策の積み重ねが求められております。相模大野駅周辺の交通課題と対策について伺います。また、bono相模大野開業に伴い、交通ネットワークが変更になっております。今まで通っていた道が通れなくなって、初めて変更に気づく住民もたくさんいるものと聞いております。地域住民には、さらなる丁寧な説明と対応が必要なものと考えます。状況をお伺いいたします。
次に、電子自治体の推進について、基幹システム最適化基本計画の策定についてお伺いいたします。
まず、情報システム関連経費の増大や災害時の業務継続対策、ホストコンピューターの継続利用など、本計画で取り上げている本市情報システムの現状をどのように分析したのか。また、その問題解決のために、どのような具体的な対応策を想定しているのかお伺いいたします。
本来、業務改革の1項目に基幹システムの最適化があるのではなく、基幹システム等の情報システムを活用し、業務改革を実現することが目的であると考えられます。効率的で無駄がなく、市民ニーズに的確に、フットワークよく対応できる業務を実現していくためには、どのようなシステムが最適なのかが議論のスタートでなければなりません。基幹システムの最適化は、10億円かかっていた経費が7億円になったので、3億円の効果ですという話ではなく、市の業務全般に変化を与え、市民サービスに直接影響を与えてくるものであるはずです。この基本計画と、本市の都市経営指針等との関係がどのようになっているのかお伺いいたします。また、取り組みを評価、判定するための指標や費用対効果の考え方にも取り組み姿勢があらわれてきます。お考えをお伺いいたします。
また、先月2月の中旬には、ようやく本市職員の1人1メールアドレスが実現されたと聞いております。職員の改善、発想の支援も含め、本市職員一人一人が持つ能力を市民のために最大限に発揮するためのツールとして、本来、情報システムはあるものと考えます。そうした業務支援としての役割を担う情報システムの考え方について、この基本計画の理念にも通じる部分でありますので、お伺いいたします。
また、計画にも挙げられているように、国の制度改正や、国、県からの権限移譲等による情報システムの改修作業が、担当する職員にとっては大きな負担となり、ときには本市業務改革の足かせにもなっていると考えられます。最適化を進めるに当たって、こうした変更や変化に柔軟に対応するための考え方についてお伺いいたします。
次に、農産物直売所の開設についてです。この件に関しましては、我が会派の山岸議員より、今議会の環境経済委員会で質疑が行われましたので、そのやりとりを踏まえて質問させていただきます。
本市では、本年10月に緑区中野にJA津久井郡ファーマーズマーケットが、そして11月下旬には中央区青葉にJA相模原市農産物直売所が相次いで開設される予定と聞いております。直売所開設の支援策について伺うに当たり、まず本市農業の現状と今後の認識、そしてその支援策、この直売所に期待する役割、狙いや効果、影響等をどう考えているのかお伺いします。
また、施設開設に当たっては、周辺道路の渋滞等も予想され、地域住民の理解と協力は欠かせないものと考えます。市内各所にある既存の農家経営の直売所や市民朝市、市内スーパーでも人気の高い地場野菜コーナー等への影響を心配する声も聞かれております。地域説明の状況についてお伺いいたします。
また、具体的な支援策としては、名称、愛称の募集やPRの協力など、先ほども触れましたbono相模大野にありますsagamixのような本市アンテナショップとの連携協力により、本市ブランドの確立やシティセールス上の相乗効果も期待されるものと考えます。コーディネート役を市が果たし、2つの農産物直売所との連携を図りつつ、積極的な情報発信を行うべきと考えますが、お考えを伺います。
次に、本市教育行政について、いじめ対策についてお伺いいたします。
これまでも、さまざまな視点から大切な議論がありました。学校を支援する組織や相談窓口、地域や家庭、関係者の連携による支援等の施策は大変重要なもので、一つ一つしっかりと進めてもらいたいと思います。そのこととあわせて、いじめの問題に取り組む上で大切なことは、いじめはそれを誰かが解決してくれるのではなく、学校の中できちんと問題を自分たちで解決できることだと考えます。当の学校が子供たちと向き合い、いじめを防ぎ、その芽に気づき、つみ取り、致命的な問題になる前にきちんと対応できる場でなければならないと、私は思います。しかし、いろいろとお話を伺ったり、実際に学校の現場を訪ねてみますと、我が会派の佐藤会長の代表質問でも指摘がありましたとおり、実態は、その一番大切な現場の先生方が忙し過ぎて、子供たちと向き合う時間がとれなかったり、しっかりと全体を見渡して、現状を把握することができないでいると感じられました。このような状況を踏まえ、いじめに対する基本的な考えと、教育委員会の見解を伺いまして、私の1問目を終わらせていただきます。

P.336 ○議長 中村昌治議長

○中村昌治議長 市長。
〔市長登壇〕

P.336 ◎答弁 加山俊夫市長

◎加山俊夫市長 阿部議員の御質問に逐次お答えを申し上げたいと思います。
初めに、相模大野駅周辺地区のまちづくりについてでございます。
相模大野駅周辺地区につきましては、既存の文化、教育などの機能を生かしつつ、広域圏における購買、余暇などのニーズに対応しました、本市の経済発展に重要な役割を担う中心市街地であると認識をしております。bono相模大野につきましては、3月15日にグランドオープンを迎え、伊勢丹、グリーンホール、駅ビルという既存の核とともに、三核構造のまちづくりが完成をいたしたわけでございます。これによりまして、相模大野駅周辺地区の面的な広がりと回遊性が強化されまして、市内外から訪れる多くの人たちが楽しめ、にぎわいと魅力のあふれるまちとして、さらなる発展を期待をしているところでございます。市といたしましては、当該地区全体の回遊性の向上や、より一層の魅力の創出に向けた駅周辺商店会連合会等との創意工夫による事業や、大型店と商店街が連携をしました新たな取り組みなど、商業者が中心となって行う事業に対しまして、引き続き積極的に支援してまいりたいと考えておるところでございます。
次に、コリドーの活用と整備についてでございます。雨天時におきます路面の滑りどめ対策につきましては、これまで景観を配慮した中で、路面に滑りどめ薬剤を塗布するなどの対応を図ってきたところでございましたが、さらなる改善策について、今現在、検討を進めているところでございます。また、コリドー街のさらなる活用に向けました支援策についてでございますが、現在、相模大野駅周辺商店会連合会によりまして、コリドー街を会場といたしましたアートクラフト市など、まちの回遊性につながるイベントを季節ごとに開催をしているところでございます。コリドー街は、本市の中心市街地である相模大野をさらににぎわいのある、魅力あふれる商業地とするための重要な動線でございまして、今後も引き続きにぎわいづくりの創出に向けまして、コリドー街を活用して、地元商店会が実施をいたします新たなイベント等の商業振興策に対しましても、積極的に支援をしてまいりたいと思っております。
次に、交通渋滞対策についてでございます。県道51号町田厚木につきましては、ロビーシティ交差点付近がボトルネックになっていると承知をしております。今後、西側地区市街地再開発事業で設置をいたしました歩行者横断デッキをロビーシティまで延伸をしまして、スクランブル交差点を廃止をすることで、円滑な交通処理が図られるものと考えております。また、bono相模大野の開業に伴いまして、新たに整備をいたしました市道相模大野70号と既存の道路との接続につきましては、地元自治会等を通じまして周知を図ったところでございますが、引き続き御理解がいただけますよう対応を図ってまいりたいと思っております。
次に、電子自治体の推進についてでございます。
初めに、基幹システムの最適化についてでございますが、基幹システムの最適化は、ホストコンピューターを中心として運用してまいりました本市の基幹システムを、ICTの進展や社会の動きなどを踏まえまして全面的に再構築するものでございまして、本年度はその方向性を定めました基幹システム最適化基本計画を策定いたしました。本基本計画では、ホストコンピューターの将来性や、基幹システムにかかわります事務処理負担と経費の増大などを課題として認識をしているところでございます。このため、基幹システムのオープン化やパッケージシステムの導入、ハードウエアの集約などを基本方針として掲げまして、最適化に向けた取り組みを進めることといたしたものでございます。
次に、基幹システム最適化の目的等についてでございます。本基本計画におきましては、目的の一つに業務改革を推進する基幹システムの構築を掲げているところでございます。現在、策定を進めております、仮称さがみはら都市経営指針実行計画におきましては、情報システム最適化の推進を取り組み項目の一つとして位置づけておりまして、その指標としまして、基幹システム最適化率と情報システム運用経費削減率を設定したいと考えております。また、平成25年度に策定予定の最適化に係ります実施計画におきましても、最適化の成果をはかるための指標を設定するとともに、システム構築や運用に係ります経費を分析をしまして、費用対効果を踏まえた効率的な調達方法の検討なども行ってまいりたいと考えております。
次に、情報システムの考え方についてでございます。本市の情報システムにつきましては、事務処理の効率化や市民サービスの向上に大きく貢献してきたものでございまして、大変重要なものとなっております。今後、取り組みを進めてまいります基幹システムの最適化によりまして、業務の効率性や正確性をさらに高めるとともに、新たな市民サービスの創造にもつなげてまいりたいと考えております。
次に、情報システムの改修への対応についてでございます。本市におきましては、これまで基幹システムの多くを独自に開発、運用してきたことから、国の制度改正等に伴いますシステムの改修に当たりましては、市職員または委託事業者が改正内容を踏まえながら作業を行っておりまして、このことが職員負担の増加や経費の増大の主な要因になっているものと認識をしております。このため、基幹システムの最適化におきましては、業務処理の標準機能を搭載をいたしましたパッケージシステムの導入を図ることや、本市独自の機能を追加するカスタマイズを最小限に抑えることを基本方針の一つとしております。このことによりまして、制度改正時には、パッケージシステムのバージョンアップによりまして容易に対応できるようになるとともに、職員負担の軽減や経費の削減を図ることができるものと考えているところでございます。今後、業務システム間の柔軟な連携や、新たなシステムを導入しやすい仕組みなど、基幹システム最適化の目的の一つとしております、技術や環境の変化などに柔軟に対応した持続可能なシステムを構築できますよう努めてまいりたいと思っております。
次に、本市農業についてでございます。
本市農業の現状につきましては、農家数や耕地面積の減少、農業従事者の高齢化に伴います担い手の不足など、厳しい状況にあると認識をしております。一方、本市では72万の人口を抱えておりまして、大消費地でもあるわけでございまして、市民の食に対する安全安心志向によります地場農産物に対する消費者ニーズの高まりなど、本市農業に対する期待は大きなものがあると考えております。このため、今後につきましても、農家や農協などの関係団体とも連携をさせていただきながら、新規就農者の増加によります担い手の確保や、地場農産物のブランド化によります地産地消などをさらに進めることによりまして、立地の優位性を生かしました、将来にわたり持続可能な、特色ある都市農業を目指してまいりたいと考えております。
次に、農産物直売所の役割についてでございます。本年秋に、市内2農協が開設を予定しております農産物直売所につきましては、市民の皆様に安全安心で、新鮮な市内産農産物を提供するための拠点としまして、また都市農業振興の観点からは、市内農産物の販路拡大と地産地消を進めるための拠点としての役割がございまして、さらには生産意欲の向上によります農地の有効利用や、新規就農者の増加などの担い手の確保につながるなど、大きな効果が見込まれるものと期待をしているところでございます。
次に、農産物直売所の施設整備についてでございます。相模原市農協の農産物直売所の整備に伴いまして、市の開発事業基準条例に基づきまして、申請区域の境界から20メートルの区域内の居住者、土地や建物の所有者に対しまして、昨年の12月に事業説明を行っております。また、あわせまして、地元自治会に対しましても広く計画案の周知を行ったところ、おおむね歓迎をされていると伺っております。来場車両への対応についてでございますが、来場者の交通手段は主に車両での来店が予想されておりまして、時間帯によっては車両が集中をすることから、敷地の半分以上を駐車場として整備をするほか、進入退路等につきましても警察と協議を行い、周辺道路への影響のない対応を図っていくと伺っているところでございます。
次に、農家が経営をいたします直売所や市民朝市への影響についてでございます。農家が経営をいたします直売所や市民朝市は、市民が農家と直接触れ合える身近な直売所として、地域住民に長く愛され、利用されてきている経過がございます。このため、地産地消の拠点施設として広域から集客を目指します農協によります農産物直売所とは、共存は可能と考えているところでございます。
次に、農産物直売所の名称、愛称等の募集についてでございます。津久井郡農協の農産物直売所の名称につきましては、既に公募によりまして、「あぐりんず つくい」と決定をされております。また、相模原市農協の農産物直売所の名称の募集につきましては、JAだより、JA相模原市のホームページ、タウン誌等に掲載し、募集のPRを行っていると伺っております。
次に、農産物直売所での情報発信機能についてでございます。農産物直売所につきましては、市内農産物や加工品の販売のみならず、伝統的郷土料理の紹介や、市内外の高校、大学等との連携によります新商品の開発や紹介、観光物産の販売や観光パンフレット等の配架によります観光情報の発信や、地域と連携をいたしましたイベントの開催など、さまざまな情報発信拠点としまして活用を図ると伺っております。市といたしましては、これらが長く市民に愛され、親しまれるものとなりますよう、市内2農協の農産物直売所の事業に対しまして積極的に支援を行ってまいりたいと考えております。
教育委員会に対します御質問に対しましては、教育委員会から御答弁をさせていただきたいと思います。
私からは以上でございます。

P.339 ○議長 中村昌治議長

○中村昌治議長 教育長。

P.339 ◎答弁 岡本実教育長

◎岡本実教育長 教育委員会にかかわる御質問にお答えをいたします。
いじめ対策についてでございますが、いじめ問題の複雑化や深刻化により、学校の教員には子供たち一人一人に対する丁寧な対応が求められております。一方、学校では、事務処理の増加や多様化する要望等へのさまざまな対応が求められておりますことから、子供たちにきめ細やかに支援する時間の確保が難しいとの課題も把握をしております。教育委員会といたしましては、支援教育支援員、理科支援員、図書整理員などの人的支援を初め、e-ネットSAGAMIの活用による事務処理の軽減、各種調査類の精選などに取り組み、教員が子供たち一人一人に向き合う時間を確保するための環境整備に努めてまいります。
以上、お答え申し上げました。

P.339 ○議長 中村昌治議長

○中村昌治議長 22番阿部善博議員。

P.339 ◆質問 22番(阿部善博議員)

◆22番(阿部善博議員) 2問目を質問者席より行わせていただきます。
初めに、相模大野駅周辺のまちづくりについてです。
市長より、開業後の御答弁いただきました。そこで、一番地域の方からも危惧されております周辺地域への影響等について、より具体的にお伺いいたします。伊勢丹、ステーションスクエアだけではなくて、銀座商店街、北口商店会、女子大通り商店街、南新町商店街を初め、近隣スーパーや小売店、人の流れが来るのかということを非常に地域の皆さんが気にしておられます。開業後の状況と市の認識についてお伺いします。
また、回遊性は自然に確保できるものではありませんから、まち歩きを促す看板の設置やマップづくり、まち歩きイベントの開催など具体的な支援策が必要と考えます。お考えをお伺いいたします。
次に、御答弁いただきました県道51号町田厚木のロビーシティ前の交差点のスクランブル交差点廃止についてですが、回遊性の確保からは交差点機能を一部残したほうがよいのではという意見も聞かれます。地域とよく協議してもらいたいという声も聞いております。具体的なスケジュールと考え方についてお伺いいたします。
次に、相模大野駅の利用者についてですけれども、1日平均約12万人ということで、この数字には、一旦ホームに降りて、小田原線と江ノ島線を乗りかえる利用者は含まれていないということであります。こうした一旦電車を降りる方にも働きかけて、ちょっと階段を上がってもらう、そして駅の外まで出てもらう。こうした潜在的な消費者となり得る小田急線の乗客に対する働きかけも有効かと考えますが、小田急電鉄相模大野駅とのさらなる連携について具体的な取り組みがないのか、お考えを伺います。
次に、相模大野駅周辺整備事務所がこの4月でなくなってしまうということなんですけれども、限られた人材、資源を有効に活用するスピード感ある対応と理解できますが、一方で市民の方からは、まだまだ相談したいこと、安心感があって、まだいてほしいという声も聞かれます。しっかりと引き継ぎが行われるのか危惧する声もありますので、対応等についてどうなるのかお伺いします。また、引き継ぎに当たっては、本庁の所管となると思われますが、市民に親しまれている南区役所の中で対応してもらいたいとの声もあります。お考えを伺います。
次に、基幹システムの最適化基本計画については、これから実施計画の策定に入るということですので、システムが業務と合わず、かえって非効率になったりすることのないよう、開発業者からの発想ではなく、仕事を知っている職員の現場から、さらにはサービスを受ける市民の立場から、業務改革と一体のものとして取り組まなければならない、そのように意見しておきます。また、計画に提示されておりますパッケージ利用は、安全性、安定性という面からは無難な方策と考えられますが、根本的な解決になるとは今の段階では思えません。最終的な結果がパッケージ利用となったとしても、丸投げという批判にきちんと応え、業者を使いこなして、要件やビジョンを契約としてまとめ上げなければならないと考えます。そもそも初めから全国標準のパッケージシステムを採用しようとするのではなく、本市の取り組みが全国標準になるくらいの姿勢で臨むようでなければ、取り組み姿勢にまだまだ甘さがあるのではないかと指摘しておきます。
先日も、待ち時間の混雑を知らせてイライラを解消するシステムの議論が大田議員からありました。技術を有効活用するよい議論だなと感じました。しかし、基幹システムの最適化のこの議論におきましては、やはり何でこんなに市民は待たされなければならないのかという根本的な理由を考え、その解消のためにシステムをどう使っていくのか、どう業務を変えていくのかを考えなければならないと思います。これが計画のビジョンであるはずです。実施計画策定に当たっては、こうした点を十分考慮していただきたい、考慮しなければならないと、1点意見しておきます。
次に、農産物直売所開設についてです。
御答弁でもありました、また農産物直売所に期待されている食の安全安心について、具体的な取り組み、支援状況、どのようになるのかお伺いいたします。
次に、直売所開設と運営に関して、御答弁でも触れられておりましたが、農協との具体的な役割分担がどうなっているのか、出荷者である農業従事者への支援をどう考えているのか。特に、出荷者のバーコード発行費は個人負担となるため、出荷のための負担感を増す一因となっていると聞いておりますが、市で支援をしていただきたいという声も聞いております。市としてのお考えをお伺いします。
また、農業支援、食育推進につきましては、暑い夏に畑を耕して、額から汗が落ちる、その畑に落ちた汗、それがしみ込んだ畑でできる野菜を自分も、自分の父も、祖父も、先祖代々ずっとそうやって食べ物をつくってきた。そういう話が、ちょうど私の世代ぐらいからなかなか実感としてわからなくなってきております。だからこそ、こうした直売所を有効に活用して、食や農業の大切さを伝えるよいきっかけにしてもらいたいと、まだ若手の私からも思っております。開設予定の直売所には、市民の声を受けて、食育推進機能を持たせる部屋もあると聞いております。市としての活用策、支援策の内容についてお伺いいたします。
また、農業をやりたいという若手の、若い人、特に二十前後の方がすごく多いと聞いております。一つの支援策として、新規農業参入者のために、本市が誇るSICのような農業版の施設はできないのかという声を多数聞いております。農地は借りることができます。住宅も何とかなります。しかし、農機具を整備したり、収穫物を洗って集荷、出荷するためのまとめ作業を行ったりする作業場というものがなかなかとれない現状と聞いております。新規農業参入のハードルを高くしている一因とのことであります。こうした直売所とも連携し、必要な支援をすることで、担い手確保にも有効であると考えますので、ぜひ検討すべき取り組みであると、私からは1点意見しておきます。
次に、いじめ対策についてです。
いじめに対しては、基本的には子供たちの誰にでも起こり得る問題で、どの子も、いつ、どんな形でその渦中に巻き込まれるかわからないものだと思います。子供たちが自分たちで気づき、考え、行動できる、そうした子供たち自身がいじめを乗り越え、強く、たくましく生きる力を身につける助けも行うべきだと考えますが、お考えを伺います。
また、先ほども取り上げさせていただきました問題の背景にある先生方の多忙化について、先生が忙し過ぎるというお話をある保護者の方々としましたところ、特殊な例かもしれませんが、先生が自分でそんなことを言っているのか、確かに忙しそうに見えるが、一体何が忙しいのかわからないというお話になってしまったことがありました。先生方は、昔から24時間先生で、家に帰っても、何をしていても人生そのものが先生ではないかと、私は思っております。どの先生も残業代がつかないとか、そういうことを言っていることは聞いたこともありませんし、立派な先生ばかりだと思っておりますが、なぜこういう会話になってしまったんだろうかと考えましたところ、やはりそれは先生方が子供のことで忙しいと思われていないんだなということでありました。学校と保護者の信頼関係が崩れてしまう一つの原因にもなっているのではないかと思います。先生方もそうした状況を敏感に感じ取り、ときには離職につながっているようなこともあると聞いております。状況とお考えを伺いまして、2問目を終わります。

P.341 ○議長 中村昌治議長

○中村昌治議長 経済部長。

P.341 ◎答弁 加藤一嘉経済部長

◎加藤一嘉経済部長 阿部議員の御質問にお答え申し上げます。
初めに、相模大野駅周辺地区のまちづくりについてでございます。
3月15日、bono相模大野が開業いたしまして、相模大野駅周辺地区の伊勢丹を初め各商業施設、また街区におきます来街者の増加は顕著な状況と見ているところでございます。こうした中、相模大野駅周辺地区では、議員お尋ねのように、継続的なまちの魅力づくりと、やはり街区内の回遊性の向上が今、求められているところでございます。市では、これまでも本市の中心市街地、商業地として、駅周辺の商店会初め商店会連合会、大型店と連携をいたしまして、そのにぎわいづくり、魅力づくりに取り組んできたところでございます。今後につきましても、やはり個店や商店街などさらなる魅力アップのほか、コリドー街、また相模大野中央公園など、駅周辺の各施設をまちの資源と捉えまして有効活用を図りながら、地域が一体となった新たな魅力あるまちづくりと、そして街区全体の回遊性の向上に取り組んでまいりたいと考えております。
具体的な取り組みにつきましては、引き続き商店会連合会等、地元の商業者の皆様と協議、検討を重ねてまいりますが、既存のイベントとか、お祭りの充実、それから大型店との連携強化、町なかの回遊を促すためのスタンプラリーのイベントとの同時開催などのほか、議員のほうでも提案ございました、まち歩きのためのガイドブックの作成、それからサイン計画の設置のほか、インターネットの活用、それからbono相模大野に新たに設置されましたジェイコムのサテライトスタジオを活用した中で、旬のまちの情報を発信するなど、さまざまなソフト事業の展開が考えられますことから、今後、来街者のニーズを捉えまして、検討を重ねてまいりたいと考えてございます。
また、個店や商店街としての魅力アップ、こちらもまち全体の回遊性につながりますことから、各個店の個性を生かしたお店づくり、接客サービスなど、また商店街区としての仕掛け、そういうものにつきまして相模原商工会議所と連携をし、専門のアドバイザーを派遣する等の支援を取り組んでまいりたいというふうに考えてございます。
次に、さらなる集客に向けました小田急電鉄相模大野駅との連携についてでございます。これまでも、相模大野もんじぇ祭りの実行委員会が祭りの開催に当たりまして、小田急電鉄様にはポスターの駅構内への設置、それから各沿線駅への掲示等をお願いしているところでございます。また、相模大野駅構内につきましては、イベントの直前に構内にもんじぇ特設コーナーを設けさせていただいているほか、小田急電鉄の広報紙、「ODAKYU VOICE」においてイベントの告知の御協力をいただいているところでございます。bono相模大野が開業いたしまして、地域全体のさらなるにぎわいが見込まれる中、小田急電鉄様、または相模大野駅との連携によりまして、鉄道利用者等広域からの集客、それから相模大野の魅力を小田急線の利用者、それから沿線の住民の方に届けてまいりたいと考えているところでございます。
次に、今後のまちづくりの課題の抽出、または評価等についてでございます。今回、ステーションスクエア、伊勢丹では、bono相模大野の開店に合わせまして、売り場のリニューアルが行われており、民間ベースでは、独自の市場調査をもとに新たな顧客の獲得に取り組んでいるところでございます。市といたしましても、bono相模大野の開業後の来街者の動線の変化、または回遊性の実態を把握することは、今後の施策を展開する上でも大変重要であると考えてございます。来年度におきましては、面的な交通量調査、または商業者の景気観の調査を実施いたしまして、bono開業前との比較、町なかの回遊性の広がりなど調査結果を分析し、地元商業者、大型店等の意見をいただきながら、次の事業展開、施策に生かしてまいりたいと考えてございます。
次に、農産物直売所の開設に伴いますところの本市の農業施策についてお答え申し上げます。
初めに、地産地消の推進によります食の安全安心についてでございますが、消費者の農産物に対します安全安心志向の高まりによりまして、消費者と生産者を結びつけます地産地消への関心が高くなってきているところでございます。このため、本市では市内農協、生産者、流通関係者などで構成されます、さがみはら農産物ブランド協議会を設置いたしまして、農業まつりなどのイベントを利用しました地場農産物の消費拡大キャンペーン、または直売所マップの配布などを行いまして、市内農産物のPRに努めているところでございます。今後につきましても、こうした取り組みをさらに進めるとともに、市内の2農協が開設を予定してございます農産物直売所での販売、農民、農家と市民の直接的な交流の場でございます市民朝市の充実などを図り、本市の地産地消、さらなる促進に向けまして取り組んでまいりたいというふうに考えてございます。
次に、直売所の運営に係る市と農協の役割分担についてでございます。農産物の直売所は、本市の農業振興にとりましても大きな効果がありますことから、市ではその建設整備に対しまして農協のほうへ支援を行うほか、整備構想の段階から農産物直売所の機能、規模、それから運営等につきまして、他市の状況などの調査を含めまして、農協とともに検討を重ねてきたところでございます。今後につきましても、直売所の継続的な安定運営に向けまして、市内2農協、生産者及び市で構成いたします農産物直売所運営連絡会の設置や、さがみはら農産物ブランド協議会と連携いたしまして、イベント等の開催、農業情報の発信、新商品の開発などに対しまして支援を行ってまいりたいと考えてございます。
次に、出荷者でございます生産農家への支援についてでございます。現在、2農協におきましては、農産物直売所の出荷を踏まえまして、生産者への耕作指導や、商品化に向けました指導のほか、津久井地域に見られます広範囲に点在します生産者の出荷時の負担軽減のため、集荷体制の構築を図るなど取り組み支援を行っていると伺ってございます。市といたしましても、今後とも直売所運営体制、生産農家の負担軽減などにつきまして、直売所運営連絡会を通じまして、指導、助言を行ってまいりたいと考えております。また、その場に提案されました出荷者の要望等に対しましては、適時適切な対応に努めてまいりたいと考えてございます。
次に、農産物直売所におきます食育についてでございます。市農協が整備いたします直売所には、市内の農業の現状、それから農産物の生産方法、また伝統的な郷土料理の紹介などを行う場として、食育研修室を併設すると承知しております。将来を担う子供たちが農業と食にかかわり、理解を深める食育活動は、本市の都市農業の発展に欠くことのできないものと考えてございます。このため、市といたしましても、農協や県、または市内外の高校、大学などとの連携をいたしまして、この食育研修室などを活用した食育活動を支援してまいりたいと考えているところでございます。
最後になりますが、次に新規農業参入者に対します支援についての御質問でございます。農産物直売所の開設によりまして、やはり新たに本市農業に参入する方の増加が期待されるところでございます。本市にとりましても、持続可能な都市農業の振興を図るという観点から、こうした新規就農者の確保、育成は大変重要であると考えてございます。新規就農者につきましては、初動期の所得を確保し、定着化を図っていく必要がありますことから、県関係機関や市内2農協、農業委員会などと連携を図りながら、農地の利用権設定や販路の開拓、国の制度を活用いたしました農機器の購入、青年就農給付金などによります支援に努めているところでございます。また、市農協におきます営農センターにおきましては、新規就農者を含めました農業者全体に対しての農地の利用集積や農業機器の貸し出し、農業経営の支援や担い手対策につながる営農システム事業など、本市営農活動の拠点施設としてさまざまな事業を展開しております。市も、この営農センターに対しまして支援を行っているところでございます。今後、市といたしましても、こうした営農センターが実施いたします事業への支援を継続するとともに、新規就農者が利用できます農産物の出荷調整施設や、農業用機械の補完施設などの確保につきまして、今後、市内2農協や関係機関、団体と連携を図り、既存農業施設の再利用や国の制度の活用など、効果的な支援策について検討をしてまいりたいと考えているところでございます。
以上、お答え申し上げました。

P.343 ○議長 中村昌治議長

○中村昌治議長 土木部長。

P.343 ◎答弁 古川交末土木部長

◎古川交末土木部長 県道51号町田厚木のロビーシティ前交差点の立体横断施設の整備についてでございますが、平成23年度に立体横断施設と交差点の概略設計を行いまして、本年度は関係機関協議を進めているところでございます。平成25年度は、地形測量、地質調査、予備設計を行う予定でございまして、地域の方々の声をお聞きした中で、平成27年度の工事着手に向け、取り組んでまいりたいと考えております。
以上でございます。

P.343 ○議長 中村昌治議長

○中村昌治議長 まちづくり事業部長。

P.343 ◎答弁 朝倉博史まちづくり事業部長

◎朝倉博史まちづくり事業部長 相模大野駅周辺整備事務所の閉所後の対応についてでございます。駅周辺整備事務所につきましては、再開発組合への支援、あるいは駅周辺のまちづくりなどにつきまして、横断的な役割を果たしてきたものというふうに考えてございます。これまで相模大野駅周辺整備事務所が担ってきました業務につきましては、事業の清算業務を含めまして、まちづくりにつきましても都市整備課が引き継ぐことになります。今後につきましては、土木、経済、まちづくり、また南区役所など、どちらに相談をいただきましても、関連部局の連携を密にいたしまして、地域ニーズを的確に把握しながら、魅力あるまちづくりを進めてまいりたいというふうに考えております。
以上でございます。

P.343 ○議長 中村昌治議長

○中村昌治議長 学校教育部長。

P.343 ◎答弁 小泉和義学校教育部長

◎小泉和義学校教育部長 学校教育にかかわる2点の御質問にお答えいたします。
初めに、いじめ対策についてでございます。子供たち自身の手でいじめ等のさまざまな課題を解決しようとする意識を育てることは、いじめのない学校や社会をつくる上で非常に大切な取り組みであると認識しております。各学校では、いじめや暴力のない学校づくりを目指して、毎年、児童会や生徒会が中心となり、いじめ根絶のためのスローガンを決めたり、挨拶運動を行ったりするなどの取り組みを行っております。教育委員会といたしましては、このような各学校におけるいじめ、暴力防止の取り組みを支援するとともに、平成25年度から新たに設定いたしますいじめ防止月間の取り組みにおいても、子供たちが主体的に参加できる活動について検討を進めてまいります。
次に、年度途中の教員の辞職についてでございます。精神疾患を含めた病気を理由に、年度途中で辞職した教員数につきましては、平成22年度は1名、平成23年度は4名、平成24年度は1名でございました。教育委員会といたしましては、各区に1名ずつの産業医に加え、精神科医2名と保健師2名が各学校を訪問し、健康相談を行うとともに、臨床心理士によるメンタルヘルスの早期相談を行うなど、教職員の健康維持に努めておるところでございます。
以上、お答え申し上げました。

P.344 ○議長 中村昌治議長

○中村昌治議長 22番阿部善博議員。

P.344 ◆質問 22番(阿部善博議員)

◆22番(阿部善博議員) 3問目です。さきの大槻議員と同じく、私もいじめ対策の質問に当たって、自分が本市小学生だったころ、中学生だったころのことを、いま一度思い返してみました。中学校では、1学年500名、12クラス、ちょっと上の先輩のクラスは14クラスありました。大変な時代で、程度の差こそあれ、いじめもたくさんあって、クラス全員で話し合って、みんなで涙して解決したようなこともありましたけれども、自分がいじめられたときの思いや、いじめられてつらい友達、思い出すとやっぱりやっちゃいけないなと思います。いじめはだめだ、いじめをなくそうと、やっぱり心の中から私は言わずにはおられません。教育長も同じ思いだと思いますが、連日の議論では、教育長からのメッセージ、まだまだ足りないんじゃないかなというふうに感じております。議会のほうからも、もっと力強くメッセージを発して、いじめなんてなくして、すばらしい社会をつくる、すばらしい学校をつくる、すばらしい子供たちを育てる、そう決意することを申し上げまして、私の一般質問を終わります。御清聴ありがとうございました。(拍手)

P.344 ○議長 中村昌治議長

○中村昌治議長 休憩いたします。
午前10時57分 休憩
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午前11時15分 開議

P.376 ○議長 中村昌治議長

○中村昌治議長 以上をもって一般質問を終結いたします。
以上をもって本日の日程は全て終了いたしました。
次回の本会議は、3月22日午前9時30分より開くことにいたします。
本日はこれをもって散会いたします。
午後3時03分 散会

 

 

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